2006）20年後は？（大震災から46ヶ月）

　今月１月17日は、阪神淡路大震災から20年という節目の日です。1995（平成７）年１月17日早朝に発生した最大震度７の大地震では死者６千４百余名、総額10兆円という被害を出しました。

　当時私は20代後半で千葉住まい。揺れを感じず通勤列車も平常に動いていたので、朝の時点では大地震が起きたことを知りませんでした。当時（私の周りでは）まだインターネットやメールは普及しておらず、情報手段はテレビ・新聞でしたので、私が詳細を知ったのは恐らくその日の夜のニュースだったことでしょう。

　しかしながら関西という500キロ以上離れた街での出来事、被害の大きかった一帯に知人がいなかったことや、日常生活にまったく支障が無かったこともあり、震災自体の記憶があまりありません。大震災から２ヶ月後に起こった「地下鉄サリン事件」に上書きされてしまった面もあります。

　その阪神淡路大震災の年に生まれた子が成人となり、当時20代後半だった私は40代後半となりました。生きていれば東日本大震災から20年を迎える頃は還暦も過ぎており、恐らく隠居生活を送っていることでしょう。


（大槌城址から見た大槌の街並み　－大槌町城山 2008/05/10－）

　10年後・・いや１年後の様子ですら想像がつかない昨今ですから、東日本大震災から20年後の被災地や世の中がどうなっているのでしょうか？今の世に想像できないメディアで様々語られているかもしれません。

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