1678)国道288号線（東日本大震災から29ヶ月）

　猛暑の日々が続く中、夏の節電期間が半分終わりましたが、今のところ深刻な電力不足は起きていません。我が家を振り返ると東日本大震災以降電力消費量は減少傾向にあり、2011年度と2012年度を比べると14％減っていました。更に本年の４～７月は前年比91％でしたが、それは節電より外泊が増えたことが原因ではないかとも思います。



　前回の当店で「栃木県民時代は国道を起点から終点まで走破することに凝った」と申しましたが、写真を振り返ると、栃木県在住だったこともあり、南東北の国道を幾つか走破していました。その中の１つに福島県浪江町～郡山市を結ぶ国道288号線があり、2006（平成18）年５月に走りました。


（山田地区を走る国道288号線　－福島県双葉町 2006/05/06－）

　この頃は現在と異なり、国道という一本の「線」を楽しむ事しか考えていませんでした。写真を振り返っても沿線の名所旧跡はほとんど無く、道路標識や風景、それに琴線に触れた物ばかりでした。もっと寄り道しておけば良かったと思います。


（可愛い熊の看板がお出迎え　－福島県大熊町 2006/05/06－）

　原発事故が起こる５年前の、長閑な風景です。

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