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写真は以前母が写した雨引観音さまのスイレンの鉢に映った塔の九輪です。
梅雨の真っただ中で毎日雨が降っていて関東地方でも海沿いは豪雨となっています
大雨での被害がありませんように
来週も梅雨空とのことでしばらくは雨模様です
今日のブログは、母が昨年7月3日に投稿をした記事をアップします
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昨年の今頃 茨城県にある淡水湖で琵琶湖に次いで国内第二位の大きさの
霞ヶ浦とその、ほとりにあります予科練平和記念館を団体さん、
引率のお手伝いで訪れました時のお話です
参加者さんは年配の方がほとんどなので落ち着いた雰囲気で見学することができました
当日は梅雨の最中でしたけど陽も差してとても蒸し暑い日でしたが湖面を渡る風は涼しくて
辺りを散策するには良いお天気でした
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霞ヶ浦の周辺は、ほぼ平地で付近には大きい河川がなく高山もないので水の流入量が少なくて
毎年夏になると大量のアオコが発生して処理に大変な労力が必要とのことです
水深は大きな湖ですけど最大で7m位なので水温が上がり透明度が低いようです
それでも広大な広さですから鯉の養殖やワカサギ漁などで賑わいを見せています
夕暮れ時には筑波山を背景に湖面と夕焼けが見事で知られています
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平地と広い湖ですから 1939年(昭和14年)からは霞ヶ浦に土浦航空隊が発足して、
飛行場があり霞ヶ浦ではカッターボートや水泳の厳しい訓練が行われていました
少年航空兵の増員にあたり、 やがて戦局が急迫してくると多くの若鷲が飛び立ち
全国で飛行予科練習生と称した。およそ24万人の若鷲が飛行予科練習生として入隊し
卒業生の約8割、1万8564名が桜花と散ったとありました
今で言うエリートの青少年が大変厳しい訓練と教育を受けて自身の名誉や欲ではなく
一心に国のため家族のため、己を犠牲にした行為で現在でも行為そのものは戦争ですから
人の思想ではわかりませんが 今でも世界で称賛されています
私が一番印象に残ったのは、特攻隊員の笑顔の写真で、なぜ彼らは笑顔で旅立って行ったのか
機会があれば一度足を運んでみてください、きっとその笑顔の意味が分かります
若い血潮の予科練の 七つボタンは桜に錨 今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦に でかい希望の雲が湧く
途中略で申し訳ありません、 生命惜しまぬ予科練の 意気の翼は勝利の翼
若鷲の歌 作詩は西城八十さんで童謡から軍歌までたくさん作詩されて偉大な方です
今の平和ボケした日本、 平和で良いのでしょうけど今の平和も尊い命の礎があってのことです。
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当日、湖面の遠くには歌詞の中にありますように、 見上げた南の空に大きな雲が湧き上がっていました。
その日は土浦駅から霞ヶ浦を時計回りとは反対回りでほぼ、一周して帰路は海沿いを通り水戸駅まで
マイクロバスでの巡行となりました。 早くコロナ感染が終息しなければ
世の中が疲弊してしまいます、良からぬところを徘徊していると感染は治まりません
第二波の感染拡大が心配されます
日本人なら団結して終息できるように協力しましょう、日本人にしか分からない
大和魂に敵は無い、と若鷲の歌にもありました、 技術は多々、盗めても大和魂や職人魂は盗めませんよね
霞ヶ浦と予科練記念館を訪ねてのお話でした。
写真の飛行機は 「零戦」 と説明書きがありました、
この飛行機で体当たり攻撃したのです、思っていたより小型で驚きました
2枚の写真は当時は滑走路と運動場で一面が現在はたくさんの草花で広々としています
終わりの写真は「少年と平和」のオブジェで少年が霞ヶ浦で魚釣りをしている様子です
拙句 西浦の 霞を超える あかとんぼ
長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※ ※ ※
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アジサイを拡大してみました。
このブログは母が昨年の今日書いたもので内容は一昨年の仕事で出かけた時の話です
今はコロナ感染の第5波の拡大が心配されます
この頃は母のブログを読んで自分も行って
写真を撮ってみたいと言う思いが強くなってきました
時間と都合がつけば遠くでない限り出かけて見ようと思っています
今日もオンライン授業で一日家で過ごします
最後までお読みいただきありがとうございます。 咲