たまには、こんな事もして居ます。
約20年、室内使用とはいうものの時間の経過とともに傷んで来ました。
クリアのニス仕上げ、ケヤキの木目が気に入って買ったのですが
通常の比較的安価な物なので天板は欅の無垢材ではなく
ツキ板 という きょうぎのような約0.3mmの
ごく薄いカンナで削った物が糊で貼って有ります。
実際の中身はおが屑や紙の細かいものを糊で固めたもの
既に一部の突き板は剥がれ落ち、地が出てしまっているので、
削っても木目は現れる事が無く、
クリアのニスを塗って仕上げるのは不可能・・・・
と言う訳で木目を消して塗りつぶす事にしました。
今回は、凸凹に傷んだところを削り・・・
割れ防止、強度確保の為にグラスウールのメッシュを張り・・・
パテで平滑をつくり・・・
ウレタン塗料で吸い込み止めの下地を作り・・・
仕上げは漆調の材料を使ってみました。
「カシュー」 という商品名で 「人造うるし」とも呼ばれます。
文字通り カシューナッツの殻から採った油を使って出来た塗料です。
少量購入と言う事も有り、一般の建築用塗料よりも
かなり高価な材料。
その分独特のしっとりとした艶が持ち味です。
興味のある方は、ご覧下さい。
カシュー塗料関連サイト → カシュー塗料とは?
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