樹上に残された柿を。こうゆう構図好きやねん。昔から,言われるんやけど。「写真は,引き算」ってね。狙ったものを際立たせるために背景を単純にする。時には,饒舌もあるでしょうが。狙いを一つに絞る,これが基本では。
この写真の好きなところは,もう一つあります。それはピントが合ってるってところ。ちょっと,トリミングしたのをお見せします。
目に、キャッチライトが入っているでしょう。こんなところもこれが好きな理由でしょうか。
言葉って,写真と同じでは?友だちと,日常的な話は,饒舌でも,話題が飛び交ってもいいのですが。自分の考えや,主張を述べるときは,視点を明確にしないと,説得力がなくなる。余分な修飾語を省く,目的にきっちり照準を定める。
そして,一つの事柄を説明する時には,一番的確な言葉を選ぶ。でも其の言葉と同じような表現をする言葉は他にもあります。其の中で一番適切な言葉を選ぶ。豊富な語彙は,適切な表現を生み出す。直接使われないにしても,使われた表現を補完する。
写真でもそうなんよね。デジタルになってから撮影する枚数なんて,気にすることがなくなったけど。其の中で,一番いいものを選ぶって作業が出てきたのでは。其の作業は,次の撮影の時,いかに画面を切り取るかの感性の研磨になる。写真を選ぶ目が,写真を撮るときの目になる。
訪問ありがとうございます😊。
PS
日本学術会議の任命の問題。見てなかって?もう責任逃れそのもの。見てなくて,総合的に俯瞰的に判断って?それって可能でしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます