この花は,カタバミ。野に咲く小さな花。花言葉は,「輝く心」(本文とあまり関係がありませんが)
あなたは,私にとって,輝く存在でした。可愛かった。(今でこそこの言葉が使えますが)笑顔が,その笑い声が。それを遠くから,見たり聞いたりする時が,ちょっと幸せでした。まだまだ,ちょっとでした。だって高嶺の花ってわかっていたから。
授業中,外を見ている時間が多かったけど。やっぱり,黒板を見てノートしないといけなかったので,黒板を見るふりをして,あなたを見ていたことも。
でも,一番好きなことは,走ること。
授業が終わると,すぐにグランドへ。そして,ゆっくりと身体を走ることのできる状態へもっていく。入念なwarming up。額にうっすらと汗ばむ頃に,走り始める。身体で風を感じ、一体となる。短距離走の空気を突き抜けるのではなく,風に身を委ねるというのか。
走ってるときは,あなたを,えっちゃんを忘れてた。一学期は,夏休みの競技会のために,他のことは,あまり眼中になかった。あの頃は,女の子は,遠くから見てるだけでよかった。まぁ,えっちゃんは,ちょっと特別だったかな。でも,ほんの少しだけ。
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