ナノハナ。花言葉は,「快活な愛」良いな,この花言葉。愛って,本来明るくって,天真爛漫なんだよなぁ。
黒板の前に行こうと思って。まぁ,英語は,そんなに嫌いじゃぁなかったし。間違えてもともと。あってりゃぁ儲けもんなんて気楽な気持ちで。えっちゃんの席の横を歩いていくと。
「ねぇ,やってないんでしょ。はい,ノート」
って,綺麗な透き通るような声で。
「おっ,ありがとう」
一瞬,教室中が,静まりかえったような。其の中を,ノートの答えをそのまま黒板に書いて、ノートを返して,席にもどっる時。
「ワァー」
今まで,あっけにとられたように静かな教室中が、拍手と歓声に包まれ。
「お前らなぁ」
先生は,それだけ言うと,黒板に丸を。
なんか俺って,特別なことしたんかいな?困ってるだろうから,いつも遊んでばかりだから,手助けをしてくれたんだろうってぐらいにしか考えてなかった。ごく普通のことのようにしか感じなかった。
まさに,鈍感を絵に描いたような,奥手なやつ。「何か,特別なことが,起きたんかいな?」「普通のことやろ」なんてことすら考えない。窓の外の景色を眺めて,別のこと,今日は,どこへ走りに行こうかなんて,練習の予定を考えてる。
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