『黄金の羅針盤』映画「ライラの冒険」の原作です。映画も観ながら。原作も,同時進行で読んでますが。
こんなファンタジーが好きなんよね。でも,この映画を観ようとして,ほんの少しAppleTV を探してたら。アイザック アシモフ原作の映画を見つけてしまったんですよ。
小学生の頃かなぁ。この作家の作品に,はまったのは。何冊も何冊も読みました。昔から,スペースファンタジーが,好きやったんよね。
映画でも小説でも,大部分の作品は,めでたしめでたしで終わるのは,分かってるのに。何故か引き込まれて,主人公の行動,思考に一喜一憂している。
物語の展開は,「起承転結」で進むんですが,この「転」の部分が切ないんだよね。話の筋立ては,この部分が全体を引き締めるんですが,何故かこの部分にくると視聴や読むのを一休みしてしまう。
映画の話で,もうひとつ。
今,世界的に,韓国映画『イカゲーム』がブームらしい。解説によれば,今のこの世の中,努力や能力,あるいは,成果が正当に認められない社会。言葉を変えれば自分の能力が正当に評価されない。
出自や,資金力だけで評価が左右される。あるいは,仕事上の上下関係で,その成果が,横取りされる。失敗は,押しつけられる。
映画の中では,その閉塞感漂う世情で,自分の力だけで生き残りをかける。底辺に生きる人間の願望を描いたからだとか。
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