前回のブログにて書いた「歌謡曲と洋楽との融合」が最も最適化した曲。それがこのシングル:ミステリーウーマン。
ピアノのイントロが力強く、リズムとドラムも強めでアップビート感も加わり前作のシングル:熱風からのハード路線が踏襲されている。
バスドラムとシンバルの楽譜割もイイ!メリハリ効いてるね。
ただしバンド的な音は比較的弱く作られてあり、土臭いロック感は薄く、女性コーラスとシンセサイザーのユーロビート的な音と構成でダンスサウンドになり、ちょうどいいロックアイドル曲となっている。
マイナー調な曲調は、既に石川秀美という歌手の持ち味でもあるが、このあたりから「マイナー調+ハード」な曲も石川秀美の技となってゆく。いわゆるアイドル楽曲から、ボーカリスト曲となっていくだけにロック系からのIdolIconでもある石川秀美。
♪Bonjovi:Runaway
さて、この曲と合わせて聴いていただきたいのが、元曲の「Bonjovi/Runaway」。
Bonjoviは1984年頃に本国アメリカで人気爆発、更に日本でも大流行でした。アメリカでは産業ロックの時代でもあり、彼らのバンドは現在でも健在、人気を誇り続々と有名なバンドが出てきました。
というか80年代前半て音楽においてもまだまだ白人主義社会でロック勢力は強かったけどね。まだまだアンダーグラウンド人気視されてたと思われる黒人音楽。
そこからマイケルジャクソン~80年代後半のブラックコンテンポラリー~90年代のR&Bな黒人音楽がメジャーになって現在に至る。
CDやレコードなどの音楽物において、邦楽の売上枚数だけでなく、洋楽の売上枚数が成長し続け、その要因に日本に入ってきた当時のアメリカ音楽と、人気だった欧州ポップバンドとかが盛んでした。
その背後には日本経済も上昇し、バブル経済崩壊など、音楽情勢と世界の経済情勢ってつながってることが分かります。
曲はイントロはほとんど同じで、歌唱メロディもサビとかは似てるというか、同じなとこがあるが、まったく同じではなく、ほんと似たようなもの。パクリの女王という異名を持つ石川秀美でもあるんだけど、先述の歌謡曲と洋楽との融合になるわけで、元曲をすごく上手に作り変えたと言える。
カバーソングとしてよりも、サンプリングに使って(悪くいうとパクッて)、曲にしたのは今回はとても成功です。
大映ドラマ的イントロwは・・・同ドラマのヒロインや主題歌歌手にも、やはり歌われシングルリリースされている。
♪伊藤かずえ:Runaway1985/09/21
♪麻倉 未稀:Runaway1986/05/21
こちらは未だ聴いた事がないので、どうとも語れませんが、いつか聴いてみたいと思ってます。
他歌手でもそうですが、洋楽のカバーほど歌唱力がある人が歌わないと、ほんとヒドイもんです。それについてはほとんどの批評家も同意見である。
ミステリーウマン:石川秀美、に戻しましょう。
歌唱力においても、もう十分上手です。アイドルというより歌手的。特に1番の♪せめてラストはクールに決めてみせてぇえええの♪てぇえええのとこ。
これは石川秀美以外歌えないでしょう。実にイイ歌声。
振り付けもテキパキとしていて、デビュー当時のもっさい動きはなくなり、運動神経の良さとリズム感、そしてダンス的その動き。
英語の歌詞部分もカツゼツよく、この歌においては強さがハッキリと表現されていて、重すぎず軽すぎない「ミステリーウーマン」で展開される世界観=女性像がうまく表現できてる。
衣装も白のタイトミニや、シャープな動きを助長させる衣装だったと思います。珍しくイイ衣装と、髪もロングレイヤーで、石川秀美の美貌も最強。キレイかつクールななお姉さん!
何か番組で新年に歌ってた時に着物姿で歌っていて、それはさすがに振りはあまりなかった。
ただ彼女のアイドル性から行くと、アイドル時代においてはもっとアイドルらしい曲の方がビッグヒットにつながったのではないだろうか?と思う点がこのシングル曲だけではないが多々ある。
ヒット曲を連発する実力、人気があるのに、ビッグヒットがない点についてよく語られるのも石川秀美の特徴にあるのだが、
「分かりやすいメジャー調+アップテンポ」路線で攻めたらビッグヒットにつながったのでは?と思われる。
シングル売上傾向を見ても、4thシングル~5thシングルあたりって、人気=時代と合わさってこの手の曲がアイドルとしてはピークポジション。その理由の一環には、やはり誰もが望む、石川秀美像的楽曲だった。
だが、シングルとしてこの望まれた楽曲は16thシングルでやっと出たものの、既にアイドルというよりボーカリスト歌唱力の石川秀美となっていて、ビッグヒットにはなっていない。
とまぁ、数多くのアイドルの楽曲方向性と対照させると、この結果が出てくる。
ロックを歌うアイドルとしては本田美奈子という存在もありますが、彼女の声は重くないのでロックし過ぎても違和感があり、筒美京平あたりとのロック歌謡が合致性が一番良かったと思われる。
楽曲だけが濃厚でも歌声質が非常に重要。同じような点から早見優とロックもちょっと違和感があり、石川秀美に近い声は河合奈保子が最適。
もちろん石川秀美のアイドル性は賛否両論なく100点満点!な声がほとんだ。まぁ、でも、どのシングルにおいても石川秀美しか歌えない曲ばかり。
それだけにビッグヒットが惜しまれる逸材だったという証であろう。
ま、大衆に媚びない玄人受けのする楽曲でボーカリストとしての石川秀美が好きな俺からすると「石川秀美の道」は100点満点!
というわけでこの「ミステリーウーマン」は自分にとっては衝撃の一作であり、ここから石川秀美ファンになった。さようなら中森明菜:少女A~十戒(1984)と、お別れをしてと。
曲のカッコよさ、機敏な動きの石川秀美に魅了され、初秀美レコード購買でした。小学6年生でした。テレビ見てて冬に買ったから、きっと発売時期からしばらくたってからだと思うけど。
これね、今聴いても好きですよ。元曲よりもイイ!俺は土臭いロックはちょっとバタ臭くダサク感じるので、あまり好きではなくMetal系かHavyRock系の方が好きです。
ただカラオケではここまでウマク歌えません。サビでもういっちょ!力強く歌えてこその名曲。
ピアノのイントロが力強く、リズムとドラムも強めでアップビート感も加わり前作のシングル:熱風からのハード路線が踏襲されている。
バスドラムとシンバルの楽譜割もイイ!メリハリ効いてるね。
ただしバンド的な音は比較的弱く作られてあり、土臭いロック感は薄く、女性コーラスとシンセサイザーのユーロビート的な音と構成でダンスサウンドになり、ちょうどいいロックアイドル曲となっている。
マイナー調な曲調は、既に石川秀美という歌手の持ち味でもあるが、このあたりから「マイナー調+ハード」な曲も石川秀美の技となってゆく。いわゆるアイドル楽曲から、ボーカリスト曲となっていくだけにロック系からのIdolIconでもある石川秀美。
♪Bonjovi:Runaway
さて、この曲と合わせて聴いていただきたいのが、元曲の「Bonjovi/Runaway」。
Bonjoviは1984年頃に本国アメリカで人気爆発、更に日本でも大流行でした。アメリカでは産業ロックの時代でもあり、彼らのバンドは現在でも健在、人気を誇り続々と有名なバンドが出てきました。
というか80年代前半て音楽においてもまだまだ白人主義社会でロック勢力は強かったけどね。まだまだアンダーグラウンド人気視されてたと思われる黒人音楽。
そこからマイケルジャクソン~80年代後半のブラックコンテンポラリー~90年代のR&Bな黒人音楽がメジャーになって現在に至る。
CDやレコードなどの音楽物において、邦楽の売上枚数だけでなく、洋楽の売上枚数が成長し続け、その要因に日本に入ってきた当時のアメリカ音楽と、人気だった欧州ポップバンドとかが盛んでした。
その背後には日本経済も上昇し、バブル経済崩壊など、音楽情勢と世界の経済情勢ってつながってることが分かります。
曲はイントロはほとんど同じで、歌唱メロディもサビとかは似てるというか、同じなとこがあるが、まったく同じではなく、ほんと似たようなもの。パクリの女王という異名を持つ石川秀美でもあるんだけど、先述の歌謡曲と洋楽との融合になるわけで、元曲をすごく上手に作り変えたと言える。
カバーソングとしてよりも、サンプリングに使って(悪くいうとパクッて)、曲にしたのは今回はとても成功です。
大映ドラマ的イントロwは・・・同ドラマのヒロインや主題歌歌手にも、やはり歌われシングルリリースされている。
♪伊藤かずえ:Runaway1985/09/21
♪麻倉 未稀:Runaway1986/05/21
こちらは未だ聴いた事がないので、どうとも語れませんが、いつか聴いてみたいと思ってます。
他歌手でもそうですが、洋楽のカバーほど歌唱力がある人が歌わないと、ほんとヒドイもんです。それについてはほとんどの批評家も同意見である。
ミステリーウマン:石川秀美、に戻しましょう。
歌唱力においても、もう十分上手です。アイドルというより歌手的。特に1番の♪せめてラストはクールに決めてみせてぇえええの♪てぇえええのとこ。
これは石川秀美以外歌えないでしょう。実にイイ歌声。
振り付けもテキパキとしていて、デビュー当時のもっさい動きはなくなり、運動神経の良さとリズム感、そしてダンス的その動き。
英語の歌詞部分もカツゼツよく、この歌においては強さがハッキリと表現されていて、重すぎず軽すぎない「ミステリーウーマン」で展開される世界観=女性像がうまく表現できてる。
衣装も白のタイトミニや、シャープな動きを助長させる衣装だったと思います。珍しくイイ衣装と、髪もロングレイヤーで、石川秀美の美貌も最強。キレイかつクールななお姉さん!
何か番組で新年に歌ってた時に着物姿で歌っていて、それはさすがに振りはあまりなかった。
ただ彼女のアイドル性から行くと、アイドル時代においてはもっとアイドルらしい曲の方がビッグヒットにつながったのではないだろうか?と思う点がこのシングル曲だけではないが多々ある。
ヒット曲を連発する実力、人気があるのに、ビッグヒットがない点についてよく語られるのも石川秀美の特徴にあるのだが、
「分かりやすいメジャー調+アップテンポ」路線で攻めたらビッグヒットにつながったのでは?と思われる。
シングル売上傾向を見ても、4thシングル~5thシングルあたりって、人気=時代と合わさってこの手の曲がアイドルとしてはピークポジション。その理由の一環には、やはり誰もが望む、石川秀美像的楽曲だった。
だが、シングルとしてこの望まれた楽曲は16thシングルでやっと出たものの、既にアイドルというよりボーカリスト歌唱力の石川秀美となっていて、ビッグヒットにはなっていない。
とまぁ、数多くのアイドルの楽曲方向性と対照させると、この結果が出てくる。
ロックを歌うアイドルとしては本田美奈子という存在もありますが、彼女の声は重くないのでロックし過ぎても違和感があり、筒美京平あたりとのロック歌謡が合致性が一番良かったと思われる。
楽曲だけが濃厚でも歌声質が非常に重要。同じような点から早見優とロックもちょっと違和感があり、石川秀美に近い声は河合奈保子が最適。
もちろん石川秀美のアイドル性は賛否両論なく100点満点!な声がほとんだ。まぁ、でも、どのシングルにおいても石川秀美しか歌えない曲ばかり。
それだけにビッグヒットが惜しまれる逸材だったという証であろう。
ま、大衆に媚びない玄人受けのする楽曲でボーカリストとしての石川秀美が好きな俺からすると「石川秀美の道」は100点満点!
というわけでこの「ミステリーウーマン」は自分にとっては衝撃の一作であり、ここから石川秀美ファンになった。さようなら中森明菜:少女A~十戒(1984)と、お別れをしてと。
曲のカッコよさ、機敏な動きの石川秀美に魅了され、初秀美レコード購買でした。小学6年生でした。テレビ見てて冬に買ったから、きっと発売時期からしばらくたってからだと思うけど。
これね、今聴いても好きですよ。元曲よりもイイ!俺は土臭いロックはちょっとバタ臭くダサク感じるので、あまり好きではなくMetal系かHavyRock系の方が好きです。
ただカラオケではここまでウマク歌えません。サビでもういっちょ!力強く歌えてこその名曲。
「パクリの女王」か・・・そういえば「もっと接近しましょう」なんかもそうでしたよね。
けど、個人的には衣装や振付け含めて好きな曲なんで全然気になりません(笑)。