最近、院内ではカラスの話がブームです。
今年の2月のある夜の事、12時も過ぎた頃でしょうか、私の自宅の周りに数百羽のカラスが集まり大集会を始めました。兎に角うるさくて眠れない。
カラス会議は明け方まで続き、朝にはカラスたちは消えていましたが、屋根から駐車場まで辺り一面が糞で真っ白になっていました
普通、カラスは夜になれば山のねぐらに帰って寝るものと思っていたので、この謎の深夜会議が何だったのか事典やネットで調べたのですが分からずじまい。
で、先日 鳥の調査をしている患者さんのMさんが来院されたので それについて尋ねたところ、やはり非常に珍しい行動だそうです。
カラスはとても知能が高い鳥で、「あそこに行けばエサがある」とか「あの場所は危険だ」とか仲間内で情報交換をしたり、会議を開いたりもするのだとか。
しかし一晩中、民家の屋根でカーカー会議というのは珍しい行動で・・・恐らくその日、カラス達の中で何かがあったのでしょうが・・・?
Mさんからはカラスについて非常に興味深いお話を色々伺いました。拾ったコインで自販機から餌を買うカラスとか(笑)
そしてカラスについて詳しく書かれた本も貸していただきました 『ワタリガラスの謎』
まだ少ししか読んでいないのですが、まるで小説のように面白いです カラス博士になれるかな