「そらの物語」について

「そらの物語」について

 

なんだかんだとやっているうちに、もう９月も終わり

「そらの物語」については「９月に再スタート」と言いつつ、未だにごそごそとやっている

何をしているか・・というと「偈」を作っている。　

「偈（げ）」？？？。　これは仏教用語で、「詩」の事を「偈（げ）」といい、普通に用いる「詩」という意味もあるが本来は釈迦が話した事、「教え」などを釈迦自身や弟子たちが「詩」のかたちにして残したもの。

若いころから、いろんな文学作品に親しんできた僕は、仏典を学ぶ機会もけっこうあったせいか、発想の源に仏教の平和思想が強い。仏典のごっつい”ヒューマンな発想”は、現代でもバッチリ通用する。そこらへんの”おぼうさん”が祭式行事でありがた～く語る「仏さまはどうのこうの・・・」というのは、もともと本来の仏教の教えではない。「僧侶」という「職業」の事を言っているのではないんです。

よく昔のマンガとかで「さあ、これから飛び込み自殺でも一丁やっとこうか・・」という人が「なんまんだぶ・・・」ってやる、あれは完全に仏教的発想ではなくて、間違って広まってしまった一つの例。「祈っていれば天国や極楽にイケる」的な。　本来、仏教は、もっと力強い現実変革の思想だし、徹して「人間主義」だし、ましてや生命を粗末にする事なんて説かない。”いかなる境遇の人も、その現実とはかかわりなく、変われる可能性がある、変えていける可能性がある”と説くのが本来の仏教。”環境”ではなく、”相手”でもなく、自分自身が変わる事によって全てを変えていける。そして、その可能性は「無限」にある、と。その詳細については、またいつか細かく細かくこまか～く語るとして・・・・・

「偈（げ）」！！

「そらの物語」を、「偈（げ）バージョン」にするのに夢中になっている。　以前、「長い話なので、初めてここに来て下さった方にも分かりやすいように・・」と、簡単にまとめたコーナーを作ろうか・・・と思って途中までやりかけて、物語本編の方が盛り上がってしまって、「まとめコーナー」はそのまま放置となっていた。その「まとめコーナー」を読み返していて、結構おもしろかったので今また、再熱してきた、というのが、この「そらの物語・偈（げ）バージョン」。

で、この「偈（げ）」という考え方を、３種類に分けてみた。

１・・・「広の偈（こうのげ）」

２・・・「略の偈（りゃくのげ）」

３・・・「要の偈（ようのげ）」

「１」の「広の偈」は、要するに「そらの物語本編そのもの」という事で、「広」げた物語という意味。もうちょっとしたら「４１話」からスタートします。看板の「そらの物語」という文字がビミョ～にリニューアルしてます

で・・・、「２」の「略の偈」は、「省略」した骨組みだけの物語という意味。今、僕の手元にある「携帯電話」とか、「ノート」に書きちらした「元原稿」を含む、「あらすじ」とか「覚書」みたいなものの全部。これは、ちょっと恥ずかしいのでUPしません。これ、あまりおもしろくないんです

そして問題なのは「３」の「要の偈」！！タイトル文字の看板もほぼ出来上がっている。

こんな感じ。　まだ、完成ではありません。「そらの物語・要の偈」という文字の”余白”が気に入らないので、今、ごちゃごちゃやってる最中です

意味は「要点だけ」を取り出したもの。という意味。「抽出（ちゅうしゅつ）」する、とかの意味かな？「生き物たちの物語」をご存じの方はあの調子で行きます（笑）。ご存じでない方も、これが「まとめ」的なものになるので、「「そらの物語」って長くてめんどくせぇ～！！」という方にはもってこいのコーナーになると思います。　カテゴリーも「物語・本編」とは別に設け、一つの記事にだいたい「２～３話分から５～６話分のまとめ」を凝縮していこうと思っています。ただの「まとめ」ではありません。何んといっても「要点だけを抽出」したものを右から左から、上から下からと「偈」のかたちにしていきますので、「物語・本編」を要約したものなのに、また違った味わいになっている、という事（自分で言う）。

この「そらの物語・要の偈」、第一回は「生き物たちのまえがき」～「２話以降のえびすのエピソード」を「偈」にしていきます。それと並行して、本編の「４１話から」もUPしていきますので、”二段構え”でお楽しみ下さいませ～！！というか、やってる僕が楽しんでるだけ（笑）かな？？

「生き物たち」近景（笑）

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