こんにちは
大会も近いということで今日は、早速第2回マジック講座を行いたいと思います
ではでは・・・
酒嚢ギャザリングの!
言われて納得!
マジック講座!!
さて、それでは第1回マジック講座で宿題となった問題の答え合わせから行きましょう。
第1回マジック講座を見てない方は
こちらから移動してくださいね。
では、問題の確認から。以下の問題を出してました。
【パターン5】
業火の精霊で攻撃、相手クリーチャー(先制攻撃、被覆、側面攻撃、トランプル 7/1)でブロック。
このポイントは今回の議題になる「被覆」です。
はっきり言っちゃうと被覆以外は今回の問題に関係のない能力なのです。
では、考えていきましょう。
業火の精霊で攻撃を行います。
相手がクリーチャーでブロックしてきました。
その時業火の精霊の能力発動です(ブロックされたらそのクリーチャーに3点)。
さて、対戦相手は「被覆」を持っていますがこの3点はくらうのでしょうか?
※被覆…このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない
答えを言うとこの3点は与えられます。
結果、業火の精霊の能力でダメージ計算前に相手クリーチャーを破壊する為、業火の精霊には1点も与えられず戦闘は終了します。
はい、そこの君!!
「えっ?呪文や能力の対象にならないのになんでくらうの?」
って、思った??
思ったなら、今回の講義を受ける資格ありです(笑)
「当然くらうに決まってるじゃん」
って、方は解説の間違い部分を見つけるために一応読んでください。
まっ、どっちにしろ読んでねってことですわ(笑)
「被覆」
被覆を持つパーマネントは呪文や能力の対象にならない
今回のポイントは「対象にならない」の部分です。
では、以下の状況をイメージしてください。
(今回は長くなりそうだ・・・)
各状況は、「被覆」を持つクリーチャーに対して呪文を発してます。
適正か不適正かを答えてください。
【パターン1】
被覆を持つクリーチャーに、「ショック」(クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える)をプレイ。
【パターン2】
被覆を持つクリーチャーに、「洗い流し」(あなたが選んだ1色の色のすべてのパーマネントを、オーナーの手札に戻す)をプレイ。
【パターン3】
被覆を持つクリーチャーに、「装備品」を装備させる。
【パターン4】
被覆を持つクリーチャーに、「平和な心」(エンチャントされているクリーチャーは、攻撃したりブロックしたりできない)をプレイ。
【パターン5】
被覆を持つクリーチャーに、「暁輝きの発動者」の能力((8):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするすべてのクリーチャーをタップする)をプレイ。
【パターン6】
被覆を持つクリーチャーに、「無害な突撃」(このターン、攻撃クリーチャーによって与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する)をプレイ。
【パターン7】
被覆を持つクリーチャーに、「焼尽の猛火」(プレイヤー1人と、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。焼尽の猛火はそのプレイヤーに1点、そのクリーチャーに1点のダメージを与える・・・以下略)をプレイ。
まだまだ、考えられる状況は沢山ありそうですがひとまずここまで(笑)
答えあわせをしましょう。
先にも言いましたが今回のポイントは「対象にならない」の部分です。
何を対象にしているかが重要。
あっ!
必ず自分で答えを出してから回答を読んでくださいね。
~解答編~
【パターン1】
不適切。
「ショック」は対象を取りますので、被覆を持つクリーチャーにはプレイできません。
【パターン2】
適切。
クリーチャーを対象に取っていないため、プレイ可能。
敢えて言えば、対象は「全体」。
【パターン3】
不適切。
装備とは「あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、この装備品をそれにつける」こと。
【パターン4】
不適切。
エンチャント(オーラ呪文)は必ず対象を取ります。
対象は、「エンチャント(土地)」のように()内に示されます。
【パターン5】
適切。
プレイヤーを対象としている為、問題ない。
【パターン6】
適切。
対象を取っていない。
敢えて言うなら対象は「攻撃クリーチャー全体」。
【パターン7】
不適切。
対象がクリーチャー。
ちなみに、複数の対象を取る呪文は、プレイする時に必ず適正な対象を選ばなければならない為、「プレイヤーにはダメージを与えられる!」という甘い考えも通じない。
以上が、解答となります!!
「被覆」を理解できたでしょうか?
少し難しく、納得のいかない部分でもあります。
重要なのは、そのパーマネント
“が”、対象になっているかということです。
ジックリ、理解していきましょうね。
では、今回の宿題
今回はある人からの質問を元に作って見ました。
【パターン8】
被覆を持つクリーチャーを唱えたときに、「対抗呪文」(呪文1つを対象とし、それを打ち消す)をプレイ。
さぁ、適正か不適正かをお考え下さい。
答えは、第3回のマジック講座にて