今日は1カ月ぶりに、ドッグトレーナーさんのレッスンがありました
前回のレッスン(初回)でご指導頂いたプログラムをこなし、経過の日記を毎日書くように言われていたので、
ママは毎日頑張ったのですが、パパは・・・?
一応、ノートだけ買ったようです
その日記の内容と、実際のせんちゃんの様子を観察する事から
トレーナーさんのレッスンが始まりました。
前回、「耳掃除やシャンプー時に威嚇するのに、爪切りは平気というのが
とても不思議で、難しいタイプだ」と、おっしゃっていたトレーナーさん。
今日もお会いした時はそんな事をおっしゃっていたのですが、
ママの日記とせんちゃんの様子を見て、ピンときたようでした。
まず、「まだまだ、せんちゃんの要求に応え過ぎている印象です。せんちゃんの態度に出ています」
とご指摘を受けました。
その他、ママの日記や質問に対して、下記の通り、色々と教えて頂きました。
・トレーニング開始~1週間はおとなしかった。
→飼い主の態度が変わったことに気付いたという意。中には気付かない子もいる。
・2週目以降、良い日と悪い日があったり、今まで以上に騒いだり、しつこく要求するようになった気がする。
→せんちゃんの迷い・反発・今までの経験で得た自信の現れ。
反発は、良くなる前によく現れる。
より騒ぐようになったのは、もっと騒げば要求を聞いてくれる可能性があるから(我々の態度が徹底してないから)。
今までの体験(成功例)で、強く要求すれば必ず応えてくれるという自信がある(可能性が0%になれば要求しない)。
しつこさの程度には個体差があるが、せんちゃんはかなりしつこいタイプ。
(我々がプログラムを実施中で、すぐ要求にのらない為、強くしつこく要求し、最終的には思い通りになるので
しつこさがパワーアップしている)。
・我々の態度にメリハリが足りない。
→プログラムに反応しているので、もっとメリハリを出すとより良くなる。
遊ぶ時間に思いっきり遊んであげると、無視の効果がより高まる。
・シャンプー後のタオルドライ時、大騒ぎがエスカレート。タオルドライを止めようか・・・。
→タオルのヒラヒラで興奮してしまう。
特にフレブルは目が大きいので、大きなタオルは目に入って嫌がる事がある。小さなタオルで試してはどうか。
食べるのに時間がかかる、大きくて固めのオヤツ(大好物)を与えると良いかも。
ひどく騒いだからといってタオルドライを止めると、「騒げば願いが叶う」と学習してしまう。
・我々が他の部屋に行ってしまうと要求吠えがひどい。「ウルサイ!」と言うと静かになる。
→「ウルサイ!」と声をかける事は、要求に応えた事になる。騒げば応えてくれると学習してしまう。
・気を惹こうとして、カーテンをかじったりカーペットをめくっては様子を見てくるようになった。
→そのような行動をしたら「ハウス→30分無視」を繰り返すと良い。
オシオキではなく、そういうルールだという意。
・食糞
→ウンチをしたらすぐ、トイレから離れた「一定の場所」でオヤツを与えると良い。
次第に、ウンチをしたらオヤツをくれる場所へ行って待つようになる。
・威嚇
→もしも威嚇をされたら、我々が身を引いて無視をする(身を引くというのは良くない事だが、咬まれる方がもっと良くない)。
言われてみれば、思い当たる事だらけ
例えば、せんちゃんをかまってはいけない時間帯に、
我々が椅子に座っていると、せんちゃんが「遊ぼうよ」と飛びついてきます。
もちろん無視しなくてはいけないので、知らん顔していたのですが、
せんちゃんもそう簡単には諦めないので、甘え声をだしてみたり、吠えてみたり・・・。
それでも無視していると、腕の下から顔を入れてきます(脇から顔が出る感じ)。
はい
もうここで要求に応えた事になるそうです
せんちゃんにとって、それだけで「楽しい
」と思うんだとか
・・・えーっ!そんなのしょっちゅうやってたー
それだけで諦めるせんちゃんではないので、最近はカーテンをかじってはチラッ
カーペットをめくってカリカリ引っ掻いてはチラッ
と見てくるのです
我が家のリビングは横長で窓が大きく、カーテンはオーダーメイドでないと合わないため、
カーテンには神経質な私たち
「ヤメナサイ!ハウス!」と、ついつい声をかけてました・・・。
よく考えたら、せんちゃんペースにどっぷりですよね
あとは吠え声。
最近、マンションの理事会でペットの鳴き声について取り上げられているので、
窓を開けているこの季節は特に注意が必要!
あまり吠えさせておけないため、つい「ウルサイ
」と
叱ってしまう私たち・・・特にママ
一言の「ウルサイ!」で、ピタッと吠え止むのです。
はい
またまた簡単に要求に応えてしまいました
このように、いつの間にか、せんちゃんのペースになる癖がついているのです
些細な事でもワンちゃんは学習するらしいので・・・恐ろしや
あとは、かまってあげる時間と無視する時間が曖昧だという点。
パパは無視が続かないタイプ。
ママは無視できるけれど、かまってあげる時間に声をかける程度で済ましてしまうタイプ。
どちらもダメなんですよね。。。
遊んであげる時は、飼い主主導で「せんちゃ~ん
」と、
思いっきり遊びモードで接してあげて、
「はい、終了!」
と、またまた飼い主主導で無視の時間に切り替え、徹底的に無視。
そうすることで、無視の効果がより一層、上がるそうです
かまってあげる時間の方が短いので、せんちゃんも
「やっとかまってくれた~
」と思うんだとか
次第に、大嫌いなタオルドライの時間が「かまってくれてる
」
と、思うようになるようです。
「無視だなんて可哀相・・・」と思ってしまうかもしれませんが、
犬社会では、遊ぶ時は仲良く遊ぶけれど、そうでない時は、お互いずーっと無視しているそうです
今日のレッスンで、トレーナーさんも
「難しいタイプだと思っていたけれど、今日の様子を見て、分かりました!」
とおっしゃっていました
我々の中途半端な態度で、せんちゃんを混乱させ、より一層エスカレートしてしまうかもしれないので
今日からまた気を引き締めて、頑張ります
犬の思考が分かってくると、なんだか面白いですね
次回のレッスンは1カ月後なので、今度は楽しみながら日記が書けそうです
それまでに、せんちゃんの「オヤツ大好物ランキング」を調査しなくては・・・。
トレーナーさんからの宿題です
「オヤツならいつでもOKでちゅよ」
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