フレンチブルドッグ せんちゃん&まるぴぃのブログ

先代犬せんちゃんと新入りまるぴぃのブログ。
せんちゃんの生前に書けなかった事と、まるぴぃとの日々を綴っていきます。

食べ物を吐いたら要注意!?

2020-09-30 00:17:32 | せんちゃん病気・病院

せんちゃんの手術日から

1ヶ月が経ちました。

 

もう1ヶ月も経つのか

 

お空へいってしまった途端

やる事が減ってしまい

お掃除をしても邪魔されないし

インターホンがなっても吠え声でもみ消されない。

冷蔵庫を開けても覗きに来ないし。。。

 

実に淋しくなりました

 

日を重ねる毎にこの状況にも慣れてきて、

今は、せんちゃんがこの家に居たのかと

不思議にも思います。

 

11年以上一緒にいたのに

たった1ヶ月で実感が薄れるなんて

 

あ~せんちゃんを抱きしめて

ナデナデしたい

 

そういえば、

先代犬クロがお世話になった獣医さん。

多くの方に頼られる熱血先生で、

クロも命を救って頂いた恩人なのですが、

よく、素人でも分かりやすいような

キーワードを教えてくれました。

 

その中のひとつ、

「吐いた時、胃液を吐いてケロッとしていたら良いけれど、

食べ物を吐いた時は、たとえケロッとしていても

絶対におかしいので必ず受診してね」

というお言葉。

 

つい最近、ふと思い出しました。

 

せんちゃんの記録を遡ると

5月末くらいから嘔吐の頻度が増えてます。

よくよく考えてみると、

昔から特に原因が思い当たらないのに

時々、食べ物を吐いていた。

 

フレブルは吐きやすい?

胃腸炎?

と、勝手に思いこんでいたけれど、

もしかしたら、

慢性膵炎の症状だったのかもしれない。

 

やはりあの獣医さんが言っていたことは

核心を突いたお言葉だったんだと

今さらながら思いました。

 

時すでに遅し。。。

 

パペットのカバコちゃん。

 

 

 

せんちゃんは

無抵抗で食べられるタイプね

 

仲良し風な写真。

(本当はライバルでした

 

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極めて稀な犬の膵臓癌

2020-09-26 23:48:38 | せんちゃん病気・病院

「ボク、天使になったので

自由自在に移動できるんでしゅよ。」

 

こんな顔してずっと監視されていそうな

今日この頃です

 

せんちゃんの事が落ち着いてきた矢先、

ママのスマートウォッチが壊れました

 

裏蓋が外れてしまい、

戻そうにも戻りません

電池が消耗して膨らんでしまったのでしょうか。

 

実は一足先にパパのスマートウォッチも

同様の状態になりました。

 

FossilのHPで調べてみたところ、

使用開始から2年間は保証されるようです。

 

2018年12月から使用し始めたので

早速、問い合わせしてみたのですが、

なんとFossilのコールセンターが

コロナで休業中

 

28日から再開するようなので

それまで待ちましょう

 

 

せんちゃんが罹患した膵臓癌について

ちょっと調べてみたのですが、

データも少なく、極めて稀らしいです

 

あるサイトから引用させて頂くと。。。

「膵臓に癌が発生した場合にはそのほとんどは

悪性度の強い腺癌です。

犬ではほとんどが腺房細胞や膵管上皮から発生する癌です。

老齢のイヌでは、しばしば肝臓や隣接リンハ節、

大綱、腸間膜、さらに肺への転移が起こります。」

 

赤い文字の部分、

せんちゃんに当てはまってます

 

CTの結果、膀胱より上部のリンパ節が

全て腫れていると言われましたし、

肺にも転移かもしれない像が認められました。

 

症状についても引用させて頂くと、

「初期症状はとくに症状は認められませんが、

腫瘍は急速に増殖して十二指腸や膵臓、腹膜に広がり、

短期間で肺などへ転移を起こします

抑うつ、食欲不振、発熱、嘔吐、黄疸、腹部不快感を示し、

触診により腹部に腫瘤が確認されます。

また、膵臓の外分泌不全を起こしたときには

脂肪便や下痢便を排泄し、

癌が肝臓へ転移した場合は黄疸、

肺へ転移した場合は呼吸困難や発熱を示します。」

 

初期症状が無く、進行がとても早い為、

嘔吐下痢で気付いた時は全身に転移している。

 

ブログに全て書いてきた訳ではないですが、

遡ると5月後半から謎の嘔吐下痢を

起こしていたようです。

 

今思えば、

お散歩から帰ってきた後も

お尻から粘液が止まらなくなったり、

下痢をした後も意に反して

粘液?水?が止まらなくなったり

していました。

 

その頃から症状が出ていると考えると

発症はもっと前という事になりますね

 

せんちゃんの場合、

未分化がんという悪性度の高い厄介なタイプ。

 

がん細胞が分化して成熟する前に転移するので

触診して腫瘤に触れるどころか

画像はもちろん、開腹しても

その姿は無いという

 

原発巣にその姿がないせいか、

嘔吐下痢もたま~に起こる程度。

発熱も黄疸もありませんでした。

 

ドッグフードや野菜チップ、

果物や干し芋などを術前まで食べていましたし、

遊ぶ元気もあったり・・・。

 

転院する前の獣医さんが不思議がっていたのも

今となっては分かります。

 

とても稀らしい

犬の膵臓癌、膵外分泌腺の腫瘍。

このブログがどこかでお役に立てれば幸いです。

 

せんちゃんが残してくれた結果が

獣医学に貢献できたらいいね。

 

おでこが赤いのは

朱肉の色(いたずらしてゴメンネ)。

もうちょっとベタベタしていたかったな

 

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想像を絶する病理検査の結果

2020-09-23 12:43:47 | せんちゃん病気・病院

9月22日(祝)病理検査の結果

 

あれよあれよとせんちゃんの体を蝕み、

かかりつけ医、読影専門医、最先端医療を行なう医師、

どの医師が診ても謎多き病状だった。

 

エコーを撮ってもCTを撮っても

これといった病気に当てはまらない。

 

悪性リンパ腫の節外型では?

色んな病気が混在しているかも?

悪性リンパ腫も肝臓由来の腫瘍も何もかも

当てはまらない。

 

それぞれの先生が迷われていました。

 

もう11歳。いや、まだ11歳。

まだまだせんちゃんと一緒にいたい!

 

確定診断をするには

開腹手術で組織をとる術しかなく、

この弱った体で体力が持つのだろうか?

 

いや、何もしなくても

衰弱が激しくてもちそうに無い。

 

転院先の先生がとても親身に

良く診てくださり、

我々の身になって考えてくださり、

一か八かで手術に挑む勇気が

なぜだか湧いてしまった。

 

一時はその事をとても悔やんだけれど、

せんちゃんは驚きの結果を残してくれた。

 

せんちゃんのイベントの日は

なぜかオール晴れ

 

前回、この景色を見た時は

せんちゃんをお迎えに行った時かな。

まだ希望を持っていたんだよなぁ

 

病院は12時の予約でしたが、

15分も早く着いてしまった

 

でも、すぐ呼んでもらえました。

 

これがせんちゃんの病理検査の結果です。

※以前投稿したのが見ずらかったので再投稿しました(9/24)

→まだ見づらいので再々投稿(11/7)

 

 

なんと、原発巣は肝臓ではなく膵臓。

いわゆる

膵臓がんの疑い。

しかも未分化がん。

 

上皮とは・・・肝臓や腎臓などの臓器のこと。

癌腫とは・・・上皮のがんのこと。

(血管など軟部組織にできるものは肉腫という)

 

おおもとの細胞(幹細胞)が分化して

骨や筋肉、血管、臓器などになる。

 

腫瘍も同じように分化し、

分化度が高いほど良く、

分化度が低いほど悪性度が高い

 

せんちゃんは非常に悪性度の高い

未分化がん

 

病理検査の為に採取した臓器は

著しく病変があった肝臓と空腸リンパ。

 

膵臓は膵炎の形跡はあったものの

比較的きれいだった為、

細胞は採取していない。

 

なぜ膵臓が綺麗なのに

膵臓がんなのか?

 

それは、

未分化がんは悪性度が非常に高く

分化される前に転移してしまう。

つまり、

本来の姿になる前に、先に転移してしまう。

 

肝臓と腸のリンパの腫瘍細胞は同一で浸潤性に増殖。

細胞形態、細胞分布的に膵外分泌腺が原発

考えられるとの見解。

 

膵臓の消化酵素をつくる部分に

かなり似ている細胞だと。。。

 

原発巣(膵臓)の精査をと書いてあり、

病理検査をすれば確定診断されたでしょうけれど

本人はもうお空。

 

初診時に、

悪性リンパ腫にしてはおかしいけれど、

否定もできないとおっしゃっていたのは、

未分化がんだからこそ

そういう見え方をしていたそう。

 

臨床症状的にも経過的にも

まず膵臓原発で間違いないだろうとの事。

 

なんと恐ろしい病魔に襲われてしまったのか

人間でも膵臓がんはワースト1

 

進行も早く発見も難しい。

その中でも最も悪性度の高い

未分化がんだなんて

 

せんちゃんの場合、考えようによっては

慢性膵炎がもともとあり

DNAが傷つけられて発症したかもしれない。

 

慢性膵炎の症状は、

二日酔いみたいな軽い症状なので、

ワンちゃんは元気に振る舞ってしまい、

発見するのはものすご~く難しいのだそう。

 

慢性膵炎があったかどうか

定かではないが、

せんちゃんのような症例は

(慢性膵炎から膵臓がんへ移行したかも)

先生も初めて経験するとおっしゃっていました。

 

症例が少ないというのもあるが、

だいたいは胃腸炎だと思いこみ、

様子をみているうちに

お空へいってしまうから結果が残らない。

 

せんちゃんはたまたましっかりと

検査を受けたので病気が判明した

ということみたいです。

 

フレンチブルドッグは

圧倒的に脳腫瘍が多いそう。

 

せんちゃんの病気にしても脳腫瘍にしても

予防も早期発見も難しい(無理)とのこと。

 

特に、フレンチブルドッグの脳腫瘍は

切除が難しいので、闘病も長くなり

苦しんでしまうらしい。

 

医療の力を借りて延命させるのが

果たして良いのかどうか?

 

大切なのは、

しっかり診断した上で

最善を尽くすことではないか

おっしゃっていました。

 

せんちゃんの病気に抗がん剤を使うなんて

とんでもない話。

癌腫に抗がん剤はほとんど効かず、

副作用に苦しむだけだと。

 

せんちゃんの中で

タイマーがセットされていて

ある時この病気が発症すると

決まっていた。

 

そういうことみたいです。

 

 

せんちゃんの闘病らしき日は

術後の5日。

 

我々が悔やまないような検査結果を残して

闘病期間も短く、手もかからず、

大好きなバギーとドライブをして、

パパに抱っこしてもらいながら逝く。

 

病院で体を綺麗に拭いてもらい、

最後は彼女と一緒にお空へいくなんて

どんだけカッコ良いんだよ~

 

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明日は病理検査の結果を聞きに。。。

2020-09-21 23:18:11 | せんちゃん病気・病院

せんちゃんが身を挺して行なった

病理検査。

明日はその結果を聞きに行きます。

 

本当は先週金曜日に

結果が出ていたのですが、

パパとママの予定を優先したので

遅くなってしまいました。

 

もう急ぎませんし

 

せんちゃんをあっという間に

お空へ連れて行った病魔。

 

聞きたいような

聞きたくないような

複雑な気持ち。

 

なんだか一番緊張します

 

「そんなのどーでもいいでしゅ」

と言ってそうね

 

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天使になってからも人気者

2020-09-19 22:05:12 | 虹の橋

せんちゃんが生きていたら

今朝もこんな光景から始まって

 

オモチャをとっ散らかし

 

 

あそぼ~

と、猛突進してくるんだろうなぁ

 

また生徒さんからお花を頂きました。

5歳になったばかりの女の子。

照れながらくれて。。。

も~可愛いんだから

 

4年生の女の子からは、

こんな可愛らしい立体お手紙と、

 

折り紙で作ったバラの花束

 

先週、

「私はまだ本当のお花を買えるほどのお金は

 持ってないから、折り紙で花束を作って、

 お手紙も書いてあげたいの」

 

と言ってましたが、

こんなステキな物を一生懸命

作ってくれていたと想うと感無量

なんて優しい子なのでしょう。

 

そして今日も小2の生徒さんから

こんなに可愛らしいお花を頂きました

 

プリザーブドフラワーとのことなので

ずっとせんちゃんの側に飾ってあげれるね

 

やはりこの生徒さんのお母様も

せんちゃんが居ない現状を目の当たりにして

涙されておられました

 

バリケンの中で寝ていただけなのに

キミは本当にすごい子だね。

 

レッスン中にせんちゃんの気配を感じると

おっしゃっていましたが、

この生徒さんは可愛らしくてとても上手なので

せんちゃん楽しみに待っていたのかも

 

この写真は昨年の今頃のもの。

こんなに元気そうだったのにね

 

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旅立ちから2週間。まだペットロスです。

2020-09-18 12:05:01 | 虹の橋

せんちゃんがお空へいってから

2週間が経過。

 

あっという間のようで、

だいぶ前の事のようにも感じる。

 

当初の激しい喪失感から

落ち着いた悲しみへ変化し、

今はせんちゃんの声やぬくもり、

この家に居た実感を忘れるのが怖くて

写真や動画ばかり見てしまいます

 

ママは完全にペットロス状態。

自律神経が乱れまくり

急に悲しくなったり

心身ともにグダグダ

 

かかりつけ医が心配して

漢方を処方してくれました。

あとは時間が解決してくれるはず。。。

 

皆さんからお花や温かいコメントを頂き、

まるでぽっかり空いた心の穴を

埋めてくださっているような

優しさを感じます

ありがとうございます

 

写真のモデルになるのが好きだったので

写真はたくさんありますけれど・・・。

 

小1の生徒さんから

「死んじゃったからもう写真増えないね」

と、ドストライクなお言葉

 

子供は正直ですからね

それにしても直球すぎて…。

 

打たれ弱い心にグサリと突き刺さっていたら、

違う生徒さんからお花を頂きました

 

はじめの頃に頂いたお花が枯れてきたところへ

可愛らしいお花を頂いて

せんちゃんずっとお花畑にいられるね

 

せんちゃんの骨壺の右手前にあるオレンジのお花。

先週頂いたのですが、

なぜか全然枯れないんです。

 

せんちゃんの事が大好きで

いつも声をかけてくれていた女の子がくれたので

せんちゃんが特殊パワーで咲かせているのかな?

 

このお花はせんちゃんが旅立ってすぐに

バアバのお友達ご夫妻が贈ってくださったものですが

以前も旦那さま作のステキな版画を頂いたことがあります

 

旦那さまがせんちゃんの事をとても気に入ってくださり

(お会いしたことは無いのですが)

いつか会えると信じていたと。。。

 

そんなにも想ってくださるなんて

せんちゃんってスゴイね!

本当にありがたいです

 

みんなが可愛い可愛いと言ってくれて

こんなナルシストに育ちました

 

だから目の前のネコちゃんにも

気付かないんだよ~

 

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失ってみて気付いたせんちゃんの存在感

2020-09-16 14:18:56 | 虹の橋

せんちゃんが旅立ってから13日。

 

今週も生徒さんからお花を頂いたり

親御さんまでお線香をあげてくださったり。

 

中にはキュウリ1本持ってきて

「はい!せんちゃんに!」

とお供えしてくれた生徒さんも

 

レッスンに行けばせんちゃんがいる!

というイメージが強いようで

もののけの無いリビングを

皆さん淋しそうに眺めています。

 

なかなかピアノに集中できません。

 

改めてせんちゃんって

すごい子だったんだなぁと思います。

 

こんなに心のこもったステキなお手紙も頂き、

感動しまくりです

 

せんちゃんモテモテね

 

昨日の朝、

なかなかベッドから出られず

ダラダラと寝ていたら、

すっごい臭いオナラの臭いで目が覚めました

 

どこかで嗅いだことのあるような。。。

あっ!せんちゃんのオナラ

 

ママが寝ていると、よくベッドに乗ってきて

上下逆さま(ママの顔の前にお尻がくる)で

ピッタリくっついてくることがありました。

 

しばらくすると、

ミチミチミチ・・・

と、オナラが漏れてきて、

「くっさ~~い!せんちゃん!」

と慌てて起きていたんです。

 

きっと起こしにきたんですね

天使になるとそんな事もできるのか

 

2018年11月。

ブログを更新していなかった時期の写真です。

一人でご飯をなかなか食べてくれない子で。。。

 

食べないの?

と聞くと怒り出す

 

後で食べたら?

と言うと、更に怒り出す

 

さんざん怒ったかと思ったら

いきなりムシャムシャ食べ出す

 

実に面倒臭い一面も

今となっては愛おしいです

 

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なかなか書けなかった最後の日の事

2020-09-14 11:57:05 | 虹の橋

早いもので、せんちゃんが旅立ってから

11日が経過しました。

 

この11日間は、後悔や喪失感など、

色んな想いがこみ上げてきて

泣いても泣ききれないほど涙を流しました。

 

せんちゃんにお線香を・・・と、

普段会えない方や生徒さんが来てくださったり

ジイジとバアバがビックリするほど

たくさんのお花を頂いたり。

友人やブログを読んでくださってた皆さんから

心のこもった温かいコメントを頂き、

改めて、皆さんの優しさに感謝いたします。

 

これも、私たちに足りない面を

せんちゃんに教えられた気がします。

 

色んな葛藤がありましたが、

今は気持ちも落ち着き、

せんちゃんの写真を見返せるまでになりました。

 

一昨日、

せんちゃんの病理検査の結果が出たと

病院から電話がありました。

 

すぐに聞きたい気持ちは山々ですが

停滞してしまったお仕事もあるので、

22(祝)に病院へ行く事になりました。

 

どの医師も即答できないくらい

厄介そうな病状の原因は何だったのか、

しっかり聞いてこうと思います。

 

何だか時系列がバラバラになってしまいましたが、

せんちゃんが最後を迎えた日の事を書こうと思います。

 


9月3日(木)最後を迎えた日

 

前日2日(水)の朝から呼吸が浅く

ピーピー鳴るような変な呼吸をしていました。

 

よく、亡くなる前の呼吸の話を聞きますが、

それがどういうものなのか分からず。

もしかしたら、

この浅い呼吸がそうだったのかもしれないです。

 

パパと意見が割れても、

ママ一人で病院へ連れて行く事もできたのに。

おかしいと思った時に駆けつければ

助かったかもしれない。。。

 

一時はその事をとても悔やみましたが、

今思えば、それもせんちゃんの作戦だったのかも。

 

だって、

彼女とお空へいく約束をしていたんだもんね。

 

無くなる前日のブログでは、

なんだか淡い可能性を抱いているような事を

書いていますが、

心の底では、明日まで持たないかもしれないと

嫌な予感がして不安でいっぱいでした。

(それなら病院へ行けばいいのに…)

 

心配で眠る事ができず、

夜中の3時まで起きていました。

 

そういえば、最後にオシッコしたの

いつだっけ??

ずっとしてないような??

 

氷すら食べられなくなったので

朝になったらママ一人で病院へ連れて行こう!

(遅っ!)

それならば少しでも寝なくては。。。

 

せんちゃんがソファの側にいたので

3時にママもソファで寝ました。

 

ふと、気配で目覚めたら3時半。

せんちゃんがテレビの前に移動していました。

バリケンとテーブルの隙間。

まるでママが寝るのを待っていたかのよう。

 

パパがママと入れ替わるように

3時に目覚めたらしく、

その時、せんちゃんは自らの足で歩いて

移動をしていたそうです。

 

次にハッと目覚めたら6時。

せんちゃんが顔でタオルを何回も

持ち上げていました。

こんな動き、今まで見たことがない。

 

寝ぼけていたので

まあタオルがめくれてもいいか。。。

と再び眠ろうとしたのですが、

 

えっ!何いまの動き!!

 

と急に目が覚めて

せんちゃんのお顔の方へいくと

明らかに様子が変でした。

 

目の焦点が合わず、

ヨダレがダラ~ンと糸を引き

お水を飲ませようと口元へもっていくと

ベロを動かすものの、すくえない。

 

これはもうダメだと悟りました。

もうこのまま息を引き取るだろうと。

 

状況が良く分かってないパパに

最後のお別れを・・・と思い、

その場所を譲りましたが、

そのまま30分近く状況が変わらない。

 

パパが病院に電話をし始め、

早朝だったので、救急病院へ連絡を・・・

というアナウンス。

 

一刻を争う状況だったので、

オロオロしながら近所の救急病院を探し

連絡してすぐ出発しました。

(この時まだパパは状況を飲み込めていない)

 

以前の記事に書いたように、

大好きなバギーに乗り駐車場へ。

意識朦朧としながらも、

バギーに乗っていると分かったようで

数回頭を上げたので、ビックリしました。

 

車に乗ってからも数回、頭を上げて

周りを確認するような様子。

 

ここまできても

「もしかしたら脱水なのかも」

と、そう思いたくて祈るような気持ちでした。

 

時間が時間だけに、どの道路も大渋滞。

空いていれば家から15分もあれば着くのに

ものすごく時間がかかりました。

 

これも今思えばせんちゃんの作戦かな。

できるだけ長くドライブしたかったのかも。

 

あと100Mで到着するという時に

せんちゃんが頭を上げて

周りの様子を確認して

スーッと目が上に向かって

意識が無くなり、

病院へ到着と同時に息を引き取った。

 

ずっとそう思っていました。

 

すごいタイミングですが、

最近、ドライブレコーダーを車内も写る

高性能な物に変えたばかり。

 

それに気付いたパパが先日、

画像をチェックしたら

せんちゃん、私たちが思っていた以上に

何回も頭を上げて様子を伺っていて、

病院に着いた時も頭を上げて

周りを見回していました!

 

パパが病院の方を呼びに行っている間も

頭を上げて周りを確認している様子が。。。

 

パパが戻ってきて、せんちゃんを抱っこして

ドライブレコーダーの画面から消える所まで

ちゃんと写っていました。

 

抱っこする瞬間まで生きていて、

診察台に乗った時には心肺停止。

 

もしかしたら、パパに抱っこされて

安心して逝ったのかもしれません。

 

合理主義なせんちゃんらしく、

いいとこ取りして最後を迎えたのかな。

 

病理検査の結果を聞いたら

ブログにUPしようと思います。

ブログにUPしていない赤ちゃんせんちゃん等

探してのせようかな。

 

思い通りにならなくて

鼻を押しつけて ふてくされるせんちゃん。

無言で気持ちを思いっきりアピール。

懐かしいね。

 

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せんちゃんを霊安室へ預けた日のこと

2020-09-10 12:38:38 | 虹の橋

昨日(9/9)は初七日。

ちょうど1週間前の今日は、

せんちゃんが最後を迎えた日です。

 

こんなにも辛くて苦しい日々を過ごしたのは

今まで経験したことがないと言っても

過言ではないくらいでした。

 

この悲しみは決して忘れることはありませんが

悲しみのスタイルは変わってきていると感じます。

 

なんせ彼女を見つけてお空へむかいましたから

私たちがいつまでも悲しんで

足を引っ張っては可哀想ですからね。

 

気持ちが少しずつ落ち着いてきたので

今日は霊安室へ預けた日の事を書こうと思います。

 

9月4日(金)霊安室へ

せんちゃんが息を引き取った後(9/3)、

すぐに斎場を探しました。

 

たまたまご紹介頂いた斎場が

ママが飼っていた先代犬クロと同じ斎場。

しかもコロナの影響でその日は定休日。

 

翌日(9/4)早朝に斎場から

お電話を頂きました。

 

当日に火葬まで出来るとの事でしたが、

ママがどうしても行かなくてはならない

病院の日と重なり、

どう急いでも間に合わないので、

翌日に予約を入れました。

 

これ以上、家に置いておくのは難しいので

この日は霊安室で預かって頂くことにしました。

 

またもやコロナの影響で、

密を避けるために、預けるのも予約制。

 

たまたま空いている時間に予約を入れましたが、

よく考えたら、キャンセルした獣医さんの予約時間と

同じ時間という

 

行く方向もスタイルも変わってしまいましたが、

病院へ行くのと同じ時間に出発。

相変わらずの晴天に

ハイビスカスも満開

 

 

いってきま~す!

 

バギーではないけれどね

 

斎場に到着。

抜けるような快晴ではないか

 

パパが受付をしてくると言うので

せんちゃんと車内で待っていました。

 

せんちゃんは荷台。

いつもの後部座席は空いていました。

 

(写真は違う日に撮ったものです)

 

この席にいつも乗っていたので

後ろを向いて

「せんちゃん、パパどこいったかな」

「もうすぐパパ戻ってくるよ~」

と話しかけていました。

 

体を前に向けると、

目に残った残像が

先代犬クロだったんです

窓の方に向いて座り、

左向きに私の方を振り返って

すごく得意げな顔をしていました。

 

よく亡くなった人を見たという話を聞きますが

そういう話は今まで全く信じていなかったので、

こういう事なのかと初めて体験して分かりました。

 

クロの生まれ変わりがせんちゃんなのか?

それとも自分のテリトリーなので

お世話しにきたのか。。。

 

犬は生まれ変わる事を知っていて

病気になったら肉体を脱ぎ捨てて

前世できなかった事をしたいと思って

生まれ変わる。

という記事を目にしました。

 

せんちゃんとクロは全てが真逆。

毛並みも顔立ちも性格も全て真逆なので、

もしかしたら・・・。

と、妄想していました

 

霊安室にさっさと預けるのではなく

好きなだけ時間をかけて触ったり話しかけたり、

プライベートな時間を頂けるシステムでした。

 

いつもグータラ寝ている子だっただけに

ただ眠っているように見えました。

 

「お線香をあげて下さい」

と言われることに違和感を感じるくらいです。

 

ウンチのついた足も

洗ってあげられなかったね。

 

せんちゃんの後ろ足の裏って

こんな風になっていたのか~。

爪を切っておいて良かった。

 

などなど、色んな事を思いながら

あちこち触って過ごしました。

 

動画を撮ったのでUPします。

何回も直したのですが、

どうしてもお鼻が。。。

 

最後まで笑わしてくれます

 

霊安室に預けた後は、

せんちゃんと出会った場所や

初めて行った公園、

先代犬クロと暮らしていた家の前を通って

帰ってきました。

 

お買い物にも寄りましたが、

早速、駐車場の一番良いスペースが

空いているというミラクル

クロの時もそうだったな~

 

せんちゃんが最後を迎える直前の事も

書き残したいので、

近いうちに書きたいと思います。

 

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お空へ旅立ちました

2020-09-07 02:14:46 | 虹の橋

あまりの喪失感と悲しみに襲われて

一日中食事も忘れ、息も苦しく

ただただ泣いている日々を送っていました。

 

ブログを開けば当然ながら

せんちゃんの写真が出てくる訳で。。。

皆さんからの温かいコメントが

また心に滲みて涙が

 

毎日、色んな事を悔やんでいましたが

コメントを読んで、とても心が救われました。

 

ようやくブログを書ける余裕がでてきたので

まずはお空へいった日の事を書こうと思います。

 

 

9月5日(土)お空へ旅立ちの日

斎場の予約は10時45分。

30分前から手続きや支払いをしました。

今日もお天気は晴れ。

相変わらず運の強い子だね

 

せんちゃんは前日9/4(木)に霊安室へ預けたのですが、

この日に不思議な事が起きました。

この事はまた改めて書こうと思います。

 

せんちゃんは個別火葬、

総桐製のお棺を希望したので、このお棺だね。

 

お棺の他には、ダンボール、台の上

という選択肢もあるようです。

 

こういうお部屋に案内されました。

静かにBGMが流れています。

 

お部屋の入口で、箱の中で眠っているせんちゃんと再開。

係の方の説明を聞きながら、

写真を撮ったり触ったりできます。

 

すごく豪華なお棺にビックリ!

 

こんなにキラキラな枕

スゴイね~!

 

お棺へ入れるのは家族の手で、もしくは係員がやってくれます。

せんちゃんはパパとママ2人で行ないました。

 

頭の方とお尻の方を持って入れるのですが、

硬直していると思いきや、

リラックスしているように柔らかい

 

用意してくださったお花と、

持参したおやつとぬいぐるみを入れてあげました。

 

オモチャが大好きだったので、

いくつか持って行きましたが

唯一許可されたのがボロボロの赤いクマちゃん。

 

せんちゃんはこのクマちゃんと

一緒に我が家へ来ました。

今度はお空へ一緒に行くんだね。

 

関節も柔らかく動いたので、

オテテを持ち上げて握る事もできました。

 

背中を撫でてみたら

冷たいだけで、いつもと同じ感触。

フワフワでした

 

立派なお棺に入り、

可愛くできたものの。。。

やっぱりすごく淋しい

 

急に涙が止まらなくなりました。

 

係の方から

「実は、せんちゃんの前もフレブルだったんです。

女の子ですけれど、11kgあるそうですよ」

 

ええっ フレブルの女の子??

そんな偶然ってあるの?

パパもママもビックリ

 

フレブルが続く事自体、

とても珍しいそうです。

そりゃそうだよね。。。

しかも女の子だよ??

 

そうか~。

そういう事だったのか~。

せんちゃん、なかなかやるねぇ

 

それを聞いて、急に悲しさが

吹っ飛びました

 

係の方から

「私は10分ほど席を外しますので

写真を撮ったり触れたり

ご家族だけでお過ごしください」

と・・・。

本当に密な時間を過ごす事ができました

 

ここで落ち着いた気持ちになったら

最後のお部屋へ移動します。

 

お線香をあげて、お口にお水を含ませてあげて

お棺の蓋をパパとママで閉めます。

 

最後にお顔の蓋も閉めて

お空への旅立ち。

 

3基ある火葬炉の一番右側がフレブルの女の子。

真ん中がせんちゃん。

左側はまだ使われていません。

 

ママが先代犬で経験した時は

ここが一番辛く大号泣した記憶があるのですが、

せんちゃんのお隣にはお空での彼女候補が

 

なんだか近いうちに

再生されるような気持ちになり

前向きにお見送りができました。

 

火葬が終わるまで1時間半くらいかかるので

人間のように「○○家」と書いてある控え室に

案内されました。

 

霊園を散策しても良いと言われましたが

さっきのフレブルの女の子が衝撃的で

パパとずーっと話していました。

 

お骨拾いの時に

「前のフレブルちゃんはどんな模様なんですか?」

とお伺いしたら

「ブチ模様で・・・ダルメシアンのような模様でした」

 

おお~!

これはまさに再生の予感。

早く帰っておいで~

 

それにしても、

せんちゃんの遺骨が

恐竜か

というくらい凄くて

 

ベジタリアンでも

立派な骨に育つんだね。

 

帰りに少しだけ園内を見学してきました。

 

 

 

昔、TVに出ていたラブラドールの

まさおくんのお墓がありました。

 

このお兄さんと

全国を旅していましたよね

 

ここは地域的に紹介された場所ですが、

偶然にもママが独身時代に飼っていた

MIX犬クロくんが旅だった所なんです

 

まだ遺骨を手放す勇気がなく

手元に置いてあるのですが、

こんな自然いっぱいの霊園だったら

せんちゃんと一緒に入れてあげてもいいかな

と思えるようになりました。

 

せんちゃんが姿を変えて帰宅。

次々とお花が届いてビックリです!

 

1度しかお会いしてない方も

涙を流してくれたり、

お会いしたことがないのに

写真のせんちゃんを気に入って

いつか会えると思っていたと、

ショックを受けられている方まで

 

せんちゃんって凄い子だったんだね

パパとママもずーっと大好き

 

今すぐ抱きしめたいくらい会いたい

でも、彼女と一緒にお空へ行ったんだもんね

笑顔で送り出さなきゃね。

 

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