これだけ気候が良ければ、きっと東山動植物園は人混みで大変だろうと想像して、散歩のプロの私は、東山公園駅で降りても右(動植物園)には行かず、少し進んでから左(くらしの森)に曲がりました。
ここは、何回か紹介していますが、東山総合公園の一画としての「くらしの森」です。今日も、山里の家から森に入りました。知る人ぞ少ない、貴重な場所です。(^-^)
途中、松の花が咲いていましたが、裸子植物ですから花らしくは見えません。でも、なんとなく可愛い。
森に入ると、タラの芽がありましたが、たぶん既に地元の人達に採集されていたようで、今は、先端の芽しか残っていません。
多分、先端の芽だけは来年のために残しておくのでしょう。
ちょっと残っていたタラの芽を一つ取り、歩きながらかじりました。ほろ苦い味が、とても新鮮な気分にさせてくれます。アクも、私は嫌いじゃない。(^-^)
青空ランチは、ウグイスの鳴き声に囲まれた、こんな草原。タンポポの花が、いっぱい。
そして、今はまだ、モンシロチョウが珍しく感じます。そのうちに、モンシロチョウでは振り向きもしない季節が、もうすぐ、やってくるでしょうね。
ウグイスの声は、ひっきりなしに四方八方から聞こえます。かなりの数のウグイスが居ると思われます。
ホーホケキョという代表的な鳴き声から、ウグイスの谷渡りと言われる チッチッチッチーーケキョケキョという鳴き声や、愛を語り合う鳴き声まで様々。
それらを、ずーーーーーっと聴きながらの青空ランチ。なんという贅沢な一瞬でしょうか。(^-^)
スマホの録音アプリで3分間ほど録音しまして、後で聞きましたら、よく録れていました。
こんな景色が、周りにあります。
その後、林に入ると、竹藪からウグイスの声が至近距離で聞こえてきまして、目を凝らしてみると2羽がじゃれ合っていました。
なんとか、その写真を撮りましたが、笹の枝が多くて見えにくいですね。2羽いるんですよ。
もう一枚。
ウグイスって、色が地味だからホントに見つけにくい。カワセミのような色でもしてくれていれば、写真を撮りやすいのに。
この時、ウグイスには3メートルくらいの距離でした。それでも、逃げて行かないんですね。人を恐れないのか、愛を語るのに夢中なのか知りません。
いずれにしましても、こんなに沢山のウグイスの声に囲まれて過ごして、竹藪のウグイスたちを至近距離で見られたなんて、私の人生で初でした。
もう、あした、死んでもいい。 と思ったほどです。(^-^)