12月30日の南日本新聞に【中国進む「コロナ独裁」14億人住民組織、スマホで監視】の記事が掲載されていたので紹介します。
【記事の概要】〇中国当局が「原因不明の肺炎」として新型コロナウイルス感染症の発生を初発表してから31日で2年。習近平指導部は「ゼロコロナ」の掛け声の下、住民組織やスマートフォンを通じて14億人を徹底的に監視、管理する体制を築いた。新変異株「オミクロン株」の感染拡大で世界では収束が見通せない中、強権的な共産党一党支配をコロナ禍が加速させている。
〇強硬策、死者が激減 市民に「過度の恐怖」浸透・・政府は感染者ゼロを追求し、ひとたび感染が起きると市民生活に大きな影響をもたらす強硬な対策を発動。だが足元では局地的流行がじわじわと続く。市民に「過度な恐怖」を浸透させたとの指摘もある。・・当局によると、今年の死者は1月の2人だけ。香港、マカオを除いた中国本土でコロナ発生以来累計の死者は4636人だ。発症者は累計約10万人で、この1年で約1万5千人増えた。ワクチン接種は約27億8千万回。ただ接種が進んでも対策は緩まず、インターネット上で疑問や不満の声も上がる。・・「ゼロ」への政治的圧力は強く、西安では感染対策が行き届かなかったとして党組織の責任者ら26人処分された。
以上、記事の一部を紹介しましたが記事をスキャンして添付します。
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