8月13日、初盆と墓参りを済ませてからアミュプラザの中にある鹿児島ミッテ10で、映画「日本のいちばん長い日」を見てきました。今回この映画を見ようと思ったのは、8月15日の終戦に至るまでの経過に興味があったからでした。
映画は、1945年4月に昭和天皇(本木雅弘)の要請で鈴木貫太郎首相(山崎努)が組閣するにあたって、最も難題な陸軍大臣に昭和天皇の信頼がある阿南大将が選任される。本土決戦を主張する陸軍がクーデターを起こして暴走しないように阿南陸軍大臣が知恵を絞って対応している間に、昭和天皇のご聖断でポツダム宣言の受託が決まり、昭和天皇の玉音放送が録音される。
そんな中で、畑中少佐(松坂桃香)など陸軍将校が偽の命令書を作成してクーデターを起こし、玉音放送の録音盤を奪おうとするが失敗する。阿南陸軍大臣は敗戦の責任と部下が起こしたクーデターの責任をとり自決して終戦を迎える。
8月14日午後から8月15日正午までの玉音放送をめぐる攻防は、日本の歴史にとって最も長い24時間であり、昭和天皇の玉音放送がもし無かったら、戦後の歴史は大きく変ったものになっていたと思われるので、多くの人に映画を見てもらえばと願っています。
入口のポスターを写真に撮ってきたので、添付します。