MBC開局60周年記念、マチュピチュ「発見」100年、「インカ帝国展」が9月10日~10月23日まで、鹿児島県歴史資料センター「黎明館」で開催中ですが、私は10月4日に見てきました。
今回の展示はインカ帝国前の歴史からインカ帝国が滅んだあとの歴史までを、資料、パネル、写真、映像などを使って、整理して展示されており、最後はマチュピチュを3Dで再現してありました。
第1章・・・帝国の始まりとその本質・・・南米・最大にして最後の文明といわれる「インカ帝国」の人々の暮らし(起源・歴史・美術や生活)をひもといて、生活に必要な土器などを展示して紹介されていました。
第2章・・・帝国の統治・・・南北4000キロにも及ぶ広大な大地をインカの人々がどのように治め、隆盛を極めたかを、インカ道、情報の伝達手段、地域にあった統治方法などさまざまな角度から統治方法について説明されていました。
第3章・・・滅びるインカ、よみがえるインカ・・・スペインに征服される過程や征服された後の歴史などが紹介されていましたが、スペイン統治時代にもインカの暮らしは、脈々と受け継がれ、祭りなどで再現されている写真なども展示されていました。
第4章・・・マチュピチュへの旅・・・1911年歴史家ハイラム・ヒンガムが古いインカの道を探検し到達した山の上の遺跡「マチュピチュ」を3Dスカイビューシアターで散策しているような体験ができました。
「マチュピチュ」へは5年前に旅行に行く計画をしましたが、私が高血圧の治療を受けているため医師に相談したところ、高山病の恐れがあり、医療体制も整っていないので医師の許可が出ず断念したので、今回の「インカ帝国展」で3Dスカイビューシアターで散策する体験をして良かったと思っています。
写真撮影はできないので、資料を写真に写したものを添付しました。
会場の入り口
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