１０月２８日１３時から鹿児島市民文化ホールにおいて【令和４年度 鹿児県地域福祉推進大会】が開催され約６００名が参加しました。
【開会式典】
〇主催者挨拶‥①鹿児島県知事
②鹿児島県社会福祉協議会 鹿児島県共同募金会 会長
〇表彰
①鹿児島県知事表彰
②鹿児島県社会福祉協議会長表彰
③鹿児島県共同募金会会長表彰
〇受賞者代表謝辞
【記念講演】
演題：「みんなが元気になるコミュニティづくり」
講師：鹿児島大学 法文学部 法経社会学科 准教授 金子 満 氏
【閉会】鹿児島県社会福祉協議会副会長
〇表彰式について・・事前に名簿が配布され、各代表が壇上に上がり表彰状が授与された時にその場で起立。受付で事前に引換券が渡され閉会後に賞状を受領。
①鹿児島県知事表彰・・●民生委員・児童委員 １９名 ●訪問介護員１１名 ●相談員 ２名 ●社会福祉施設の職員 ５３名 ●社会福祉事業関係団体の役員 ２名 ●社会福祉事業関係団体の職員 １７名 ●共同募金運動奉仕団体 2団体 ●ボランティア個人 ２名 ●その他の社会福祉功労者 １名
②鹿児島県社会福祉協議会長表彰・・●民生委員・児童委員 35名 ●訪問介護員 14名 ●相談員 3名 ●社会福祉事業施設の長及び職員 133名 ●社会福祉事業関係団体の役職員 59名 ●社会福祉事業関係団体 4団体 ●永年にわたるボランティア個人・団体 １８名・１１団体
③鹿児島県共同募金会会長表彰・・●永年奉仕者 １名 ●優秀な成績をあげた地区・団体 １５地区・団体 ●優秀な成績をあげた共同募金委員会 5委員会
〇中央共同募金会会長感謝状楯・・・●感謝楯 多額の篤志寄付団体 ２団体 ●感謝状 多額の篤志寄付者 ２名 多額の篤志法人 8団体
〇記念講演について・・パワーポイントで行われましたが、パワーポイントの内容が資料に入っていたので見比べながら講演を聞きました。
演題：「みんなが元気になるコミュニティづくり～地域共生社会をめざし て」
講師：鹿児島大学 法文学部 法経社会学科 准教授 金子 満 氏
【講演の概要】・・●少子高齢化社会における人口問題・・人口減少社会を生きていくという明確な意識を持つことが大切 ●右肩上がりの社会モデルの終焉・・機能不全・・どこかでシステムは故障する・Withコロナ時代の到来・・●戦後の人間（国民）形成の特徴・・強固な社会・産業システム→液状会した社会・産業システムなど ●なぜコミュニティ協議会等の自治組織が重要なのか？・・温かく包み込む組織で厳しい現実とうまく付き合うなど ●地域再創生へのアプローチ・・新たなつながりのための学習や活動の展開など ●参加保証型福祉社会の実現・・世代間交流の重要性 ●参加保証型福祉社会の実現のための3つの視点・・①つながりあうことで生まれる組織的活動の意義への着目 ②タスキ理論・遺伝子継承理論 ③協働から響働へ・・相乗効果
●住民一人一人が自らの存在を確認しながら地域社会とつながりながら再構築・再創造の必要性 ●人は立体であるはずなのに影に囚われている私たち・・一面的な視点に囚われている・・立体的他者とつながるための様々な「学習（実践）」・・パズルピース理論の基づいた関係性の創造 ●誰も取り残さない、底が抜けない社会へ・・社会的分断化→団体や組織がパズルピースのようにつながっている社会が理想的
●みんなが元気になる社会を目指して・・自分の中から湧き上がるエネルギーが必要・・〇〇しなければならない→〇〇したいへの転換・・既存の社会活動に対する価値の修正につながる・・意義や価値の問い直し？・・思いを詰め込んだ魂のこもったタスキを次世代に・・活動遺伝子継承理論の例・・新たな実践の意義や意味、価値の再創造・・協働から響働へ・・地域コミュニティとは私たちがそれぞれの役目を担ったシンフォニーを奏でる響働の場・・コミュニティの役員は最高の指揮者であることを自覚する。
以上で講演を終わり大きな拍手が送られました。
開演中の写真撮影は禁止されていたので、開演前の様子とパワーポイント画面が等が資料にありましたので、一部をスキャンして添付します。
看板
開演前の舞台
開演前の客席
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