趣味のお絵描きなど

写真・お絵描きなどその他

忘れ難き故郷の家

2013-04-07 15:05:02 | 日記
前回投稿したワープロで描いた絵に彩色しました。一寸、この絵について解説しますと、昔、馬と人間が一緒に生活していて、其の関係上
曲り家になっています。画面の中で煙の出ているところが、昔、馬が飼われていた場所で、その後、風呂場に改造され、玄関もガラス戸に変化しました。 水は井戸を利用して(図のような太い木材を利用し、天秤のような構造にして)水をくみ上げて利用していました。
家の裏は樫の樹木で、画面にはありませんが、家の脇には天然記念物になるような、太い楠の木が天を突き上げていました。
正面が母屋で、中間の一寸低くなっているところが、いわゆる火災よけの土蔵(蔵)の入り口で、土蔵の中に入ると、かび臭い匂いが漂い、今も
思い出に残っています。 土蔵の中にはお爺さんの読んだ明治時代の古本が棚にぎっしりと積み重なっており、ちょくちょく入ってそれらの本を字が読めないながらも、眺めたものです。西遊記・地雷也・絵本太閤記・そのた色々ありましたが、今は記憶から消え去ってしまいました。
そのほか、半弓・やり先・火縄銃の銃身(これは非常に重く、家では重いものを動かす時に梃子として使っていました)今思えば懐かしく思い出されてきます。残念ながら、それらの物は現在は時代が変わり、何一つ残ってはいません。全て過去の幻影に、現在残っているのは様変わりした
味も素っ気もない現代風の家にとって変わり、嗚呼という心の中の叫びのみです。 

郷愁

2013-04-07 12:21:21 | 日記
故郷に里帰りのおり、使われていないワープロを見つけ、それを使って思い出の家を描いてみました。
ずいぶんと時間を使い、何とかできましたが、その間、色々な思い出が想起され、夢中でかきました。
何しろ、絵描きのソフトなど、ないので四苦八苦、でも充実した時間でした。