おお寒い!
まだ本格的な冬はこれからというのに思わず呟いてしまう言葉。ジャンバーの襟元を立てて、これも、また猫背になって胸元を抑え寒風を防ぐ己に
やれやれと思う。
家を出かけるときの気温は低かったが、無風で、スケッチ日和と判断したのだが、あんに相違して冷気に加えて強風にさらされ、このていらく。
己の判断の甘さに反省の心しきりなり。でも今を逃せば、いつまた来れるかわからず・・・・
まだ本格的な冬はこれからというのに思わず呟いてしまう言葉。ジャンバーの襟元を立てて、これも、また猫背になって胸元を抑え寒風を防ぐ己に
やれやれと思う。
家を出かけるときの気温は低かったが、無風で、スケッチ日和と判断したのだが、あんに相違して冷気に加えて強風にさらされ、このていらく。
己の判断の甘さに反省の心しきりなり。でも今を逃せば、いつまた来れるかわからず・・・・
寒々とした高原風景、そこには人工的なものは何も無い。もっとも、後ろを振り返れば少しはあるが、少なくとも視界の中には見当たらない。
でも、多くの人はそのような風景に魅され、己を感動させる何かを求め、山に、海にと出かけて行く・・・・
でも、多くの人はそのような風景に魅され、己を感動させる何かを求め、山に、海にと出かけて行く・・・・
あれほど緑一色だった筑波山麓の景色も、寒々とした冬の色彩に覆われ、強烈な夏の熱気を忘れてしまったかのように、ひっそりと佇んでいる。
面白いもので、盛夏のころは冬が恋しく、寒くなると夏が恋しく、人の想いもくるくると廻りながら年輪を刻んで行く。そして、そんな中から短歌や、俳句や詩やその他諸々の芸術が生まれてくる。人間の逃れようもない短い人生の故に、これが永遠に生きるのであれば芸術なんて生まれてこなかったに違いない。ふとそんな無粋なことも考えることがある。
面白いもので、盛夏のころは冬が恋しく、寒くなると夏が恋しく、人の想いもくるくると廻りながら年輪を刻んで行く。そして、そんな中から短歌や、俳句や詩やその他諸々の芸術が生まれてくる。人間の逃れようもない短い人生の故に、これが永遠に生きるのであれば芸術なんて生まれてこなかったに違いない。ふとそんな無粋なことも考えることがある。