だいぶ草臥れた表紙本を表示していますが、この本はいまから125年前の明治22年に漢文から変換されて出版された西遊記の本です。
現在は孫悟空の名で子供たちに親しまれています。三蔵法師・孫悟空・妙悟浄・八戒とうが活躍する奇想天外な物語といえば、大方のかたは知っておられると思います。そんな本を故郷の土蔵から見つけて、蔵書の一つとしているのですが、これがまた面白く何度読んでも、想像のの世界にあそばせてくれます。題名が絵本西遊記となっていますが、絵本とは名ばかりで表示されている絵は178ページに17枚のみで、絵本と称しています。
でも、面白さは大人をも世間の苦労など忘れさせてくれる内容なので、17枚の絵で十分に絵本の意味をはたしています。現在では珍本の部類に入ると思いますので,つれずれに投稿しようと思います。