髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

左後ろタイヤ

2022年01月29日 | アクアで走ろう!
最近、スタッドレスタイヤとサマータイヤをいっぺんに買ってしまい、家族から冷ややかな目で見られています…

その「タイヤ」にまつわる話です。

トラックのタイヤが脱輪して、事故につながったニュースが流れたことがありました。

今日のヤフーの記事の中に

「ナゼ、左後輪の脱輪が多いのか?」

というものがありました。

記事を読んでみると、「日本の道路事情が大きく関係しているのではないか?」といった内容でした。

僕はアルファード時代に、初めて「スタッドレスタイヤ」なるものを使いました。

まぁ、ビックリするくらい、雪や氷の上で止まってくれます。
(スピードを抑えて走行するのはもちろんの事です)

元来、DIYなるものが大好きですので、タイヤの交換は自分でやります。

もちろん、ホイールとタイヤを組み上げるなんてことは出来ません。

ホイールとタイヤのセットになっている物を2組持っていて、それを車に取り付けるだけです。

ここで、問題になるのは「どれくらいの強さでナットを絞めればいいのか?」という事だと思います。

昔は、ホイールレンチを足で踏んづけたりしてました。

ところが、これをやるとネジの方に負担がかかりすぎて、最悪の場合、ホイールナットどころか、ボルトの方まで交換という事態になりかねないそうです…

で、必要になるのが「トルクレンチ」なる工具です。

もちろん、僕も持っています。

締め付ける強さを設定し、「カチンッ!」と音が鳴ったら、しっかりと止まっているという、便利な代物です。

ところがですね…

このトルクレンチのおかげで、「しっかりと締め付けた!」と思い込み、「増し締め」なる大切な行為を忘れてしまう方が多いようでして…

タイヤは常に路面からの振動を受けてます。

もちろん、タイヤから受けた振動は、ホイールにも伝わります。

その振動で、ネジが緩むかも知れないんです…

オートバックスでスタッドレスタイヤを買った時、ピットの方から

「100kmを走行した時に、一度増し締めをしてください」

としっかりと言われました。

まぁ、DIYでタイヤ交換してきた僕にとっては「当たり前」の事でして、言われるまでもなく、自分からするつもりでしたので、その店員さんはしっかりした人だなと感心した次第でした。

実際、三保に行く途中で「100km」に達したので、サービスエリアで増し締めをした時、いくつかのナットが少しだけ緩んでいた(絞めたら少しだけナットが動いた)ので、「増し締め」の大切さを改めて実感しました。

スタッドレスタイヤ⇒サマータイヤ、サマータイヤ⇒スタッドレスタイヤといった、タイヤの交換の時、トルクレンチだけに頼って、一度の締め付けで終わらせないで欲しいです。

車は凶器」というのはよく聞く言葉ですが、「タイヤも凶器」になりますので、「増し締め」はしっかりと行って欲しいです。

それだけで、「脱輪」という危険な事故は、かなり防げると思います。

ちなみに、僕が使っているトルクレンチは実売価格で4000円くらいの物です。

4000円で人の命が買えると思えば、安い買い物だと思います。

オートバックスで売ってますので、DIY派の方だけではなく、「増し締め用」として一本お持ちになっておくという事をお勧めします。

それでは、今日もこの辺で…

おやすみなさい。