中国語には、日本語で発音する言葉が一つもないのです。
英語は、完ぺきな発音でなくても、ほとんどが、各国の人の訛りとして通じます。
中国語は、そういうわけにはいきません。
今、日々、生活で中国語を使わなければならない状況で、その都度、使う言葉を教えてもらって、言うのですが
全く通じません。もう一回言います。全く通じません。
中国に来る事が突然だった事もあり、準備が足りなく、アンチョコでしゃべろうとしましたが
よーく分かりました。
そして、すべての人が言います。時間がかかっても、「ピンイン」と「声調」をマスターしてくださいと。
ピンインとは、1958年から中国政府が、推進した、漢字のアルファベット表記です。
もしろん、英語の読み方とは違います。このピンインを覚えれば、中国語の上達は、急激に早くなると、皆から言われます。
声調とは、発音です。1字1字の発音に対して、語尾を上げるのか、下げるのか、
同じ高さの音なのか、一旦下げた語尾を上げるのか、この4種類です。
完ぺきに覚えようとするなら、400種類のピンインと、それに対して、4種類の四声(発音)ですから、1600もの発音を覚えなければなりません。
今回、2ケ月の滞在で、相当苦労したので、素直にこれを覚える事に集中します。
しかし、ありがたいことに、中国滞在では、これ以上ないだろうくらいの、しゃべる機会と、親切に教えてくれる環境があるのです。
これに、感謝して、地道に勉強します。
<Photo> Guam