気力

去年、大変身近な人、2人が同じ時期に癌になりました。

目の前で、癌と戦う姿を1年半見ました。まさにそれは戦う姿でした。

壮絶でした。

ものすごい気力でした。

圧巻でした。

泣き言を一度も言いませんでした。

人にすがりませんでした。

闘病生活のときにでも、同じ癌患者を励ましていました。

今では、もちろん油断はできませんが、すっかり元気です。何事もなかったように。。

すごいものを見せてもらいました。

人の悪口言ったり、愚痴を言ったり、文句を言ったり、、、愚かなことです。　元気があれば何でもできます。

病は気からです。間違いありません。

今日も、明日も、元気に、明るく、楽しく、気合い入れていきましょう！


<Photo> Beach Guam

笑。。

純粋に笑えた話です。


Guamの旅行者が利用する、日本人経営のコンビニ。

ヘアーメイクの仕事の前に、仕事に行く格好でおにぎりを買いにそのコンビニに行きました。

運悪く、いかにもこれからビーチに行くぞという旅行者の人たちが並んでました。

列の後ろに並んで待っていたら、レジの日本人女性が。。。列の後ろの私に向かって。。。。


「あんた、ほらっ、先にやってあげるから、こっち来なさい」


えーっ、まずいでしょうと思ったときに、そのレジの女性は並んでいる旅行者の人たちに。。


「あんたたちはこれから遊びに行くんでしょ。この人仕事に行くのよ。仕事に行く人が先！」


旅行者の人たち、なぜか納得して、どうぞどうぞと先に譲ってくれました。


このコンビニは、旅行者に大変人気のある所です。



<Photo> シンガポールヘアーショウ

カラーコーディネイト

初めて会って、7秒間で人のイメージは決まるといいます。


私たちが勉強したカラーコーディネイトは、124色の中からその人に合うベストカラーを見つけるというもの。

最初に、GoldとSilverのどちらが似合うか、から始まります。

最終的に、2時間かけて124色の中から選ばれた自分に合う色に皆さんびっくりします。

自分が好きな色とまったく違うからです。

アメリカの大統領にも、カラーコーディネーターがついています。

その時に国民に何を訴えたいのかによって、ネクタイの色、スーツの色を変えます。

皆さん、自分に似合う色をわかっていても、自分の好きな色の洋服や装飾を買ってしまいます。

やはり、買い物は自己を満足させるもののようです。



<Photo> パーティ風景

ラスベガス

アメリカ、ネバダ州、ラスベガス。LosAngelesから、車で4時間。

数え切れないくらい行きました。

1940年代にギャンブル場ができ、1950年代から発展してきました。

現在、

＊　主要ホテル数　　　　　　７０

＊　その合計客室数　１３４０００

砂漠です。砂漠にできた広大なエンターメントシティです。

ラスベガスと言うと、エンターテイメント、コンベンションなどで有名ですがやはり、ギャンブル場でしょう。

ラスベガスのホテルの根底にあるのは、

「宿泊客であろうと、通行人であろうとできるだけ長い時間カジノで遊んでもらう事」

カジノがラスベガスのホテルビジネスの鍵を握っています。

宿泊客をカジノで遊んでもらうための手段として。。。。

＊　チェックインカウンターから客室までカジノを通らないといけない

＊　レストランは最上階におかず、カジノのある一階に集める　

＊　部屋でゆっくりくつろがないようにベランダは作らない。

＊　カジノ内には時計がない！

＊　カジノ内、いたるところに、ＡＴＭマシンがある。

＊　客室内のテレビは、楽しい映画などを流さない。

＊　客室内にミニバー（冷蔵庫）を置かない。その代わり、カジノ内は飲み物フリー（チップは必要）


職種関係なく、集客をする戦略として参考になる点が沢山あります。




<Photo> PiaHairSalon Staff

美容師の仕事、その４

美容室に来店するお客様で、気分をすっきりしたいから、という目的の方も少なくありません。これは世界万国共通です。

という事は、気分が優れない状態で来店する方が多いと言う事もいえるでしょう。


目がどよ～んとして来店される方。

見るからに疲れている方。


こんな時は、サービス業に従事する私たちの腕の見せ所です。

頂いた時間の中で、そのお客様が望んでいる最高のシチュエーションを提供しなければなりません。


まず、そのお客様が今日どんなサービスを望んでいるか、早急に探します。


ぼーっとしたいのか。。

美容師の楽しいポジティブな話を聞いて気分を盛り立てたい。。。。

お客様のテンションが下がった理由となる話を聞いて差し上げる。。。。

　　　　それを黙って聞くのが効果的か

　　　　または、同調して差し上げるのが効果的か

自分の最近のテンションが下がる話をして、仲間意識を持っていただく。。。。


などなど。


シャンプーは強力な武器です。

リズム良く、強弱をつけて、気持ちを込めて、頭のつぼを的確に狙い定めてシャンプーします。


そして、お客様が望んでいるであろうサービス、接客をテンポ良く、メリハリ,緩急をつけて行います。


最後にお金をお支払い頂くときに、お客様の目がクリアーになっている、笑顔が出ている、胸を張ってさっそうとサロンを後にする、、


そんな時には、心の中で、叫んでます。


「私たちはどんなときでも、ウエルカムですっ！いつでもお待ちしてまっす！」




<Photo> SangDiego DownTown

うれしい事

今回は、プチ自慢と言われようと、自己満足って言われようと、なんと言われようと書かせていただきますっ！


お式が終わり、写真撮影になりました。その間、ビデオでも撮影しています。

私たちヘアーメイクも同行しています。


写真撮影の途中で、ビデオの担当の方が、

「今日の感想をお二人でビデオにどうぞ」

というシーンがあります。


ほとんどの新郎、新婦は

「今日は、こんなきれいな所で、こんなに祝福されて幸せです！」　　　

とか

「いつまでも２人で仲良くやっていきます」　
　　
とか

「～さんに、沢山尽くします！」　　　

とか

「沢山子供作って暖かい家庭を築きます」

とか

などなど。。　　　

大体皆さんがいうパターンは決まっています。

その時には、２人で見つめあって、２人の世界に入ってます。（よっ！ラブラブッ！♪）


いつものように、写真撮影に同行しているときに。。

いつものように、ビデオ担当者が。。


「今日の感想をお２人でビデオにメッセージをお願いします。」


花婿様が。

「～子の事、一生幸せにするよ」


いいね～！よく言った！この先ながいぞー、その言葉忘れるなよー　なんて、心の中でツッコミを入れて一人で喜んでいたとき。。


次に、花嫁様

「今日は、こんなにきれいにヘアーメイクしてもらって本当に幸せです！ヤマダさんありがとうございます。」


えっ？　うそっ！　俺？　名前まで。。

あぁぁぁ～。。。ありがたい。。。うれじい。。。


美容師やっててよかったと思う瞬間です。




<Photo> PiaHairSalon Staff 作

経営者、その３

このブログで、人の名前を出すのは控えていたのですが。。。



　　　　　　Seyfert代表の 長谷川高志。



＊　こんな人、日本で見たこと無い

＊　すべてがアメリカン、メキシカン。日本人じゃあない。
　　（これは決してほめ言葉ではありません）

＊　結構、無茶する
　　（それで、周りが困ることもある。）

＊　言ったことは実現する。ポリシーに太い軸がある。
　　（それで、周りが困ることもある。）

＊　強烈な意志の強さ
　　（それで、周りが困ることもある。）

＊　やさしい人。

＊　いい人。


こんな感じの人です。



<Photo> PiaHairSalonStaff

ブロードライ

日本の美容師さんは、ブロードライの事を、ブローと言います。

ブローなんとか、、という英単語がいくつかあるので、英語圏ではブローの事は、ブロードライと言わないと、通じないので気をつけましょう。


ヘアーカットは、お客様が自分でシャンプー後、乾かして「手入れがしやすーい♪」というような評価を頂くものですが、

ブロードライは、美容室を出る時点で、この美容師さんて上手って思っていただく為の大切な技術です。


私のヘアーカットは手ぐしでOK！

きっちりブロードライをするなんてはやらな～い


なんて言う美容師さんもいる事でしょう。


画家のピカソは、ご存知のようにあのような絵を描きますが、写真を模写をすると、写真より正確に書ける技術があったそうです。

基本的な、、正確な、、技術を知らないと後々苦労する事でしょう。


さて、ブロードライは、、、


髪に艶を出さないといけません

長い時間、崩れる事の無いようにしなければなりません

必要な部分に、必要なカール、又はボリュームが出せなければなりません

お客様に不快な思い（髪を引っ張ったり、ドライヤーが熱かったり）をさせずに仕上げなければなりません

鏡に映るブロードライをしている美容師さんの姿はかっこよくなくてはなりません。



美容師さんはやらなければいけない事が、たーくさん、あります。

あー、いそがしい、いそがしい。



<Photo> クリフサイドビーチ、Guam

英語、その３

英語をうまく話すコツ。。

それは、英語のリズムを真似ること。言葉はリズムでしゃべります。

いくら、立派な英語をしゃべってもリズムが合っていなければ全く通じません。


弊社スタッフに年間250本の映画を見る人がいます。

この人は、それだけいろいろなシチュエーションとリズムの英語を聞いています。これ大事です。上達が早いです。

もう１つは、外国人になりきる事。

ああ言えばこういう。。。こう言えばああいう。。。のパターンが文化の違いから全く異なります。

英語を話す日本人として話をすると、まるで話がかみ合いません。

映画に出てくる、テレビに出てくる自分の好きなスタイルの外国人になりきり、又シチュエーションごとの会話のパターンを覚えましょう。

そこで少しだけ頭を下げたり、照れ隠しであったり日本人テイストをいれます。そうすると自分自身日本人としてのプライドが保てて、

相手も「こいつ自分の国の文化を忘れてないな」と思ってくれて話が弾みます。



－　注意！！－


しかし、1つだけ気をつければならないことがあります。

逆に、日本人と話すときに、外国人のつもりで話してしまう事です。

ジェスチャーであり、やけにわりきった会話をしたり、会話に英単語が出てきたり。。。

こういうのを、外国かぶれといいます。

本人は得意げになってやっていますが、これは本人が思っている以上に周りから見ると滑稽なので十分気をつけてください。



<Photo> Guam Staff 作

日本人です！！その３

ご覧になっている方は、「もうわかったよ、くどい！」と思うことでしょう。

しかし、またまた言われたので報告します。


スーパーマーケットのレジでの事。

レジで働いていた女性が


その女性　　「あなた、フィリピン人ね。私もよ。」

私　　　　　　「いいえ、違います。日本人です。」

その女性　　「じゃあ、フィリピンと日本のハーフ？お父さんとお母さんどちらがフィリピン人なの？」

私　　　　　　「いいえ、違います。日本人です。」

その女性　　「じゃあ、クォーター？」

私　　　　　　「いいえ！違います！オリジナルの日本人です！」

その女性　　「タガログ語（フィリピンの言葉）はしゃべるの？」

私　　　　　　「いいえ！しゃべりません！（人の話聞いてるのかよ！）」

その女性　　「あなたみたいな日本人初めて見たわ。」

私　　　　　　「。。。。。。。。」


こんな事が最近ありました。


<Photo> 無題