from Los Angeles 世界を飛び周る美容人 Season 1

日本を飛び出して Los Agelesで26年、、 美容人、SeyfertUSA 山田 実の日々

器用

2007-04-30 | Weblog
美容師さんて、器用でなければなれないんですよね?ってよく言われます。

美容師さん皆が器用なわけありません。不器用な人(私)も沢山います。

確かに、シャカシャカ、ヘアーカットして、きれいにワインディングを巻いて。。

そりゃぁ、器用に見えるかもしれません。

しかし、その裏には、想像を絶する練習量があります。

努力はうそをつかないとか、努力は天才に勝るとか言いますよね。

メジャーリーガーのイチロー選手も、松井選手も、「努力をする事を苦痛だと思ったことがない。努力をする能力は誰にもまけない」

と言ってます。努力できるのも才能の1つです。

今、「中々うまくいかないなぁ~」と思っている美容師さん。1年、2年のスタンスで判断しないで!自分の美容人生10年、20年で考えましょ!

どんな時でも、どんなお客様に対しても誠意を持って接する毎日が大切です。

こんな日が来るんだ~。こんな思いできるんだ~。って時が必ず来ますよ。約束します。



<Photo> PiaHair Salon Staff 作品

花嫁様

2007-04-27 | Weblog
花嫁様のヘアーメイクが終わりに近づいてきた時

私      「今日は大変幸せでしょう。」

花嫁様    「この先どうなるのかと考えると色々とあるので。。。」

私       「先の事など考えてもしょうがないですよ。今日のこの瞬間を楽しみましょうよ。」

花嫁様    「そうですよねっ!」


あくまでも傾向ですが。。。

結婚式前の新婦様は、思慮深いお顔をされている方が多いようです。

女性は結婚前と結婚後では生活、環境がまったく変わりますからねー。色々と考えますよねー。



<Photo> 無題

フィリピーノ

2007-04-25 | Weblog
世界中どこの国に行っても見かけるのがフィリピン人。

よく働く(2-3つ仕事を持っているのはあたりまえ。)
英語をしゃべる
明るい性格
どんな仕事でもやる

これが、フィリピン人の特に女性の特徴です。

逆にこれだけそろっていれば世界中どこの国でもやっていけるということです。

ハングリー精神旺盛です。そんな言葉も似合わないほど明るい人たちです。

人間どこで満足するかですが、豊かな事は時折人間をだめにしてしまう事もあるようです。

上を見てもきりがなく、下を見てもきりがないといいますが、今の現状を幸せに思い生活している人が豊かな心を持てるのではないでしょうか。

贅沢は敵だぁ~!! 

<Photo> ハリウッド美容専門学校様(九州、柳川)講義風景

サービス

2007-04-23 | Weblog
色々な国で、色々なシチュエーションでサービスを受けます。

悪いサービス。。わかりやすいです。人間性や、モラル、やる気などの問題でしょう。

しかし、それとは種類が違いなんかしっくりこないサービス。いわゆる????なサービス。言っている事がよくわからないサービス。

先日、ハッピーアワーを行っているレストランに行きました。システムがわからなかったので受付の人に尋ねました。

2度聞いてもよくシステムがわかりませんでした。明確でなかったのです。

「感じが悪いわけでもない。けど、言っている事がわからない。。説明がわからない。これって何?」

友人が、、「この人達は、良くも悪くもサービスと言うものを受けたことがない人達なんですよ。」

納得です。

よくないなー。高級だなー。不快だなー。すばらしいなー。など、色々なサービスを受ける事が、提供するサービスに深みを出すんだなーと改めて納得しました。

その後、自分がお客様に反映できるかどうかは、センスの問題になりますが。

マニュアルも大事ですが、体験、経験も必要です。



<Photo> 寝ている熊のような犬

本気度

2007-04-22 | Weblog
外国でビジネスをする時には2つの選択があります。

* お金を使い異文化でビジネスをする

* 時間をかけて本気度をわかってもらい受け入れてもらう

このどちらかしかありません。

残念ながら、お金を使って短期間で外国でビジネスをするのはほとんどの確立で失敗します。

私は、アメリカでビジネスを行ってきて最初の数年一番いわれた言葉は

「どうせ自分の国に帰るんでしょう」

今、新事業立ち上げでいる、Guamの人からも一番言われるのが

「どうせ自分の国に帰るんでしょう」

大切なのは、その国の人にどれだけ本気かを見せる事。そして受け入れてもらえるように努力する事。

いつも我々がアメリカでスタッフを見るときと同じ見方を今、自分がされています。

今、Guamで長期住んで本気度見せてます。

日々、地元の人の接し方が変わってくるのがわかります。

まだまだ、これからです。

<Photo> 無題


日本人です!!その2

2007-04-20 | Weblog
先日、日本人の花嫁様のヘアーメイクを楽しく談笑しながら行っていた途中で花嫁様のお母様が様子を見にいらした。

ドアがノックされてお母様が部屋に入って一瞬、変な間があったことは間違いない。

その次の瞬間、私の顔を見て

母親    「ハ、ハ、ハロー、ハロー、」

花嫁様   「お母さん、この方日本人よ!」

母親    「何言ってんのこの人は日本人じゃないよ。ハローハロー」

花嫁様   「今まで、日本語でしゃべってたのよ!」

私     「日本人です。日本語で大丈夫ですよ。」

既に修正不可能な面白い会話になっちゃってます。

母親    「あらっ。。。まぁ~。。。」

何が、あらっ、、まぁ~、、なんでしょうか。

その後、花嫁様がこの雰囲気を変えようとして、はしゃいでくれました。

いい人でした。

幸せになってください。


<Photo> 無題

ゴシップ

2007-04-19 | Weblog
私は、美容師になる前から、サービス業に携わっていました。

サービス業暦、26年くらいになります。

サービス業での、絶対のタブーは、うわさ話。

自分が聞いたお客様、スタッフの話を口外しない事

弊社のLA, SanDiegoの美容室、またオフィス内での決まり事。お客様のゴシップ、スタッフのゴシップ話は禁止。

確かにゴシップ話が横行している美容室もあります。そんなサロンは空気がよどんでます。曇ってます。流行っていません。間違いなく。

「だってぇ~、お客様からそんな話題振られたらどうしようもできないし」

次から次へと振ってくるゴシップに対して、知らぬ存ぜぬを通して、すかさず話をそらせばいいんです。

そうすると、3-4回再来すると、そのお客様は全くゴシップ話をしなくなります。

私たち美容師は、明るく楽しく元気になれる話題だけ、提供していればいいんです。

愚痴を言いたい人の言う事は黙って聞いて差し上げればいいんです。

ゴシップを話し出したら、話題をそらせばいいんです。

これが、お客様、スタッフ同士と長く楽しく付き合えるコツです。


<Photo> Redondo Beach、California

日本人、その2

2007-04-19 | Weblog
アメリカ人が知っている最も有名な日本映画は、「七人の侍」です。

1954年に公開されてから既に、53年経っています。

アメリカ人に一番知られている日本人俳優は三船敏郎です。

その間、沢山の俳優が日本からHollyWood映画に挑戦しましたが、認知されている人は皆無です。

しかし、とうとう数十年ぶりにHooyWoodの映画業界に認められた人が出てました。

その人は、渡辺 謙

ギャラ、待遇、知名度、まさにHollyWoodで一流です。これは大変な事です。

完全に認知されました。

これから先、長い間、アメリカ人の間で日本人俳優って言えば 「Ken Watanabe」と言われる事でしょう。


<Photo> PiaHairSalon, HairStylist

浅草と秋葉原、その3

2007-04-17 | Weblog
外人が好む、日本! 番外編

外人用の日本観光ツアーで、一番時間をとるスケジュールになっているのが京都。

浅草、秋葉原、京都。その間、新幹線で富士山を見る。(マウント フジィー!!)

これが定番です。

なぜ、外人、特にアメリカ人が京都を好むか。シンプルです。自分の国アメリカには歴史がないから。

第2次世界大戦時に、アメリカ軍が、京都だけは攻めるな、残しておかなければならない所だ。と言いました。

アメリカ人の大きなコンプレックスは、自分の国に歴史がない。まだ建国200年です。

建造物だけの事だけではないでしょう。歴史は国や場所に深みを出します。ストーリーを持っています。

私は、個人的には歴史のある場所が大好きです。

日本、ヨーロッパ、アジア、歩いているだけで、立っているだけで幸せな気分になります。

アメリカ国内旅行は全くしません。魅力を感じないから。

自分の国に歴史があることを誇りに思います。


<Photo> Guam P.I.C 内 セントラグーナチャペル

えっ!!その3

2007-04-13 | Weblog
えっ!!と、いうような出来事がまたまた起こりました。

今回の出来事は、中々タフな出来事でした。

そこは、そんなに大きくない、20件ほどのお店が入っているショッピングモール。

お店をはさんで、真ん中の通りには、皆がくつろぐテーブルと椅子が置いてあります。

そこでは、食事をしたり、本を読んだり、コンピューターを開いたりと誰もが楽しめる多目的なスペースです。

その日は、そのショッピングモールは賑わっており、ほとんどのテーブルが埋まってました。

私は、その中の1つのテーブルで、コンピューターで仕事をしていました。

アジアのある国の人という言い方をしておきます。根拠のない強気な人達が比較的多い国の人です。


その女性が、私のところに来て。。。


その女性  「ここは従業員専用の席なので、あそこの端っこの席に移動してくれますか」

私      「 ......」

その女性  「私たちはここでお昼を食べるんです。どいてもらえますか」

私      「私は、いつもここを利用していますがそんな事言われた事ないし、ここは誰もが利用できる場所で、

       従業員専用の席などないと思うのですが。」

その女性 「そんな事どうでもいい。とにかく、あなたはあそこの端っこの席に移ってください。」

私      -我慢の限界!!- 

       「今から、ここをマネージメントをしている所に電話して確認します。もしここが従業員専用の席だとしたら、

        あなたに謝って他の席に移動します。しかし、そうでないとしたら、あなたが勤めているお店のオーナーと、

       ここのマネジメント会社と話をして、あなたに対してしかるべき処置をとってもらいますけど

       それでよろしいですね。」


その人は、放送禁止用語の英単語で罵倒しながらどこかへ行ってしまいました。

いやー、困ったものです。


<Photo> Beach