ブラジルのサンバの要素の入った欧米の音楽やジャズと融合したボサノバは
良しとしてもブラジル本国の音楽は、敷居が高かった。音の洪水、ぐちゃぐ
ちゃに聞こえたんですね。
その敷居を踏み越えさせてくれたのが1977年の Jorge Ben『Tropical』
ジョルジ・ベンはマシュケ・ナダの作曲者。本国では超大物でしょう。
たくさんのアルバムを出してます。
Jorge Ben - "Chove Chuva"
久しぶりに聞いて、やはり、アレンジ、ドラムス、ベースですね。
サンバも通常、ドラムスはないからジャズ、ロック、R&Bのドラムス主導の
循環リズムに慣れてしまった耳にはとりとめなく聞こえちゃったんでしょう。
『Tropical』にはしっかりドラムスが入ってます。そして北米ソウルの感覚
もふんだんすよ。ここから、ブラジルに慣れていきました。
Jorge Ben - "Mas Que Nada"
マシュケ・ナダを大ヒットさせたセルジオ・メンデスはアメリカン?と感じ
させますが、ベンはしっかり「ブラジリアン」です。
こちらは1978年の Martinho da Vila 『Martinho』
ドラムレスだからだめだったんですが、"Cordas e Correntes" はぶっ飛び
ました。まるでプログレのイントロ、からサンバのリズムのアコギの入りの
かっこいいこと。そしてアフリカ的ドラムも使っている曲も。今日わかった
Martinho da Vila - "Cordas e Correntes"
Martinho da Vila - ”quero quero”
二人とも相当に1970年代ブラジルのアバンギャルドと思います。今聞いても
素晴らしい。今は亡き中村とうよう氏が強く推してたんですね。
良しとしてもブラジル本国の音楽は、敷居が高かった。音の洪水、ぐちゃぐ
ちゃに聞こえたんですね。
その敷居を踏み越えさせてくれたのが1977年の Jorge Ben『Tropical』
ジョルジ・ベンはマシュケ・ナダの作曲者。本国では超大物でしょう。
たくさんのアルバムを出してます。
Jorge Ben - "Chove Chuva"
久しぶりに聞いて、やはり、アレンジ、ドラムス、ベースですね。
サンバも通常、ドラムスはないからジャズ、ロック、R&Bのドラムス主導の
循環リズムに慣れてしまった耳にはとりとめなく聞こえちゃったんでしょう。
『Tropical』にはしっかりドラムスが入ってます。そして北米ソウルの感覚
もふんだんすよ。ここから、ブラジルに慣れていきました。
Jorge Ben - "Mas Que Nada"
マシュケ・ナダを大ヒットさせたセルジオ・メンデスはアメリカン?と感じ
させますが、ベンはしっかり「ブラジリアン」です。
こちらは1978年の Martinho da Vila 『Martinho』
ドラムレスだからだめだったんですが、"Cordas e Correntes" はぶっ飛び
ました。まるでプログレのイントロ、からサンバのリズムのアコギの入りの
かっこいいこと。そしてアフリカ的ドラムも使っている曲も。今日わかった
Martinho da Vila - "Cordas e Correntes"
Martinho da Vila - ”quero quero”
二人とも相当に1970年代ブラジルのアバンギャルドと思います。今聞いても
素晴らしい。今は亡き中村とうよう氏が強く推してたんですね。