著莪猫(ShagaNeko)海を渡る【広州編】

夫の転勤にともない始まった子連れ・猫連れの海外生活。
天津で3年、そして広州へ。
ただいま新しい場所で奮闘中。

Christmas★想い出編 (過去ブログより再掲載)

2006年12月25日 16時32分37秒 | つぶやき
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         ★☆★MerryChristmas★☆★

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子供の頃の想い出・・・1

多分3歳頃の事(幼稚園前だと思います)。
クリスマスイヴの晩、仕事から帰って来た父を玄関で出迎えると長靴のお菓子を持っていました。
一瞬「マズイ・・・」と言う顔をする父と母。
サンタさんがいると信じていた私は「何故パパが持ってるの?」と訊きました。
すると、父の言い訳
「そこの角でサンタさんに会ったんだよ。それでサンタさんは
 今夜は忙しいから…って言って、パパが預かってきたんだ」
でも私はプレゼントよりもサンタさんに会えるほうを楽しみにしていたので
「なんで!?じゃあサンタさん来てくれないの!?
 だったら、そこの角まで会いに行く!!!」
と言い張りました。
両親は「サンタさんはもう行っちゃったから会えないよ」とか「サンタさんのソリはすっごく速いから、もういないよ」とかイロイロ言いましたが、私は後姿だけでも見たいからどうしても角まで行くと言って聞きません。
仕方なく、両親は夜の住宅街を歩いて大通りのある角まで行ってくれました。
でも、やっぱりサンタさんの姿は無く、多分サンタさんが向かったであろう方角の道と空を眺め
「サンタさんのソリって速いねぇ~!」
と納得する私。
そんな私を見て、両親はどんな思いだったのでしょう?
納得されてホッとしてた?それとも面白かった?

帰り道は
「今夜中に世界中をまわるんだから速くて当たり前だよね!」
「サンタさんは大忙しだね!パパに頼んでも許してあげなくちゃ!」
と語り合ったのを覚えています。

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子供の頃の想い出・・・2

幼稚園に入った頃の事。
私は3年保育に行っていたので、多分4歳の頃。
クリスマス前に「サンタさんに何をお願いするの?」と両親に訊かれた私。
当時、TVで宣伝されていたオモチャが欲しかった私はそれを説明しました。
でも商品名を覚えていなくて、イマイチ伝わらない・・・。
困った両親は私をオモチャ屋に連れて行って「どれ?」と訊きます。
でも、ソレが見当たらない・・・見つけられない私。
店員さんに説明しても伝わらない。
疲れちゃった私は説明をやめました。
「パパに解らなくてもイイの。サンタさんには解るから」
両親は「それじゃあサンタさんにも解らないよ~」と言いましたが
「サンタさんには、わ・か・る・の!」
と言い切る私。
両親は困惑したでしょうね(^^;)

結果、25日の朝には欲しかったオモチャとは違うものが枕元に・・・。
「どうだった?欲しい物もらえた?」と不安気な顔の両親。
私は「あ~、サンタさん間違えてる~!」
両親は慌てて「オモチャ屋さんに行ったら交換してくれるんじゃない?」なんて言ってきましたが
「ううん、いいの!サンタさんがコレをくれたんだもん!」
と、意外と上機嫌な私。
この時の両親の気持ちはどんなだったでしょうね(^^)

そして私は「ボールのオモチャって言ったから間違えちゃったんだね」「サンタさんもちゃんと言わないと解らないんだね」と教訓にしたのでした(笑)

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子供の頃の想い出・・・3

幼稚園頃まではともかく、小学校に入ると残念ながらもうサンタさんを信じていなかったように思います。
(オマセな友達に言われてショックを受けたのを覚えています)

でも私の実家では『サンタさんは存在するもの』というスタイルは守られていました。
だからクリスマスにもらえる両親から子供(私と妹)へのプレゼントとサンタさんからのプレゼントとは別物でした。
サンタさんからのプレゼントは24日の夜、寝ている間に枕元に置かれる長靴のお菓子です。
(コレが年々大きくなるw)
それは、私も妹もそれぞれが成人するまで続きました。
翌朝、両親に「ありがとうね」と言うと
「お菓子はサンタさんがくれたんでしょ、私達は知らないわ。
 成人するまでは子供だから、サンタさんが来てるのよ」
と素知らぬ顔で言う母。
だから毎年クリスマスの夜は、起きていても夜中には寝たフリを
していたんです。

それが20歳になって置かれなくなった時、ちょっと寂しかったけれど
ずっと夢を守ろうとしてくれた両親に感謝です。

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