皆様、お久しぶりです。
お正月の言い訳日記以来です。
年末にも書き残しておきたい事がたくさんあって、年が明けてしまっているのにクリスマス日記とか書く気満々なのですが、その前に……。
年明け早々、我が家に大変な事が起こりました。
我が家の家族の一員、ウーたんの体調不良です。
いつもは私と娘が寝ているベッドで一緒に寝ているウーたんですが、2日の夜は夫と寝ていました。
こういう時、大抵は夜中になってニャーニャー鳴いて部屋を移動してくるのですが、その日は朝まで来ませんでした。
思えばこの時から元気が無かったのかもしれません。
朝になって夫から「昨夜何度も吐きそうにゲーゲーなってたよ」と聞きましたが、その時は毛玉が出ないのかな?くらいにしか思っていなかったのです。
なので3日はとくに何もせず、私たち家族もいつも通りに過ごしていました。
ところが4日になっても元気が無く、キャットフードを全然食べていません。
そして時々ゲッゲッと苦しそうにしています。
なので昼間に私が草を取ってきて与えましたが(毛玉が原因の場合はそれを吐くために草を欲しがるので)、見向きもせず。
抱き上げると不機嫌そうに「ウゥ~」と唸っているし、食べていないので背中はガリガリになってしまっています。
さすがにコレはおかしいと思い、翌5日(土曜日)に動物病院へ行く事にしました。
この日、近くに住む中国人のKさん(動物病院へ行く時にお願いすると、いつも一緒に行ってくれるんです)は仕事があるからという事で来れませんでしたが、電話で通訳の対応をしてくれました。
検査などを受けKさんに通訳してもらうと、ウーたんは膵臓炎とのこと。
膵炎は、膵臓から分泌する消化酵素が多く出てしまう事によって膵臓が自己融解してしまうのだそうです。
レントゲンを撮ると、ウーたんの膵臓は通常の半分以下になってしまっていました。
(胸骨の骨折はこの時に判明……歳なのにベッドから飛び降りたので折れたみたいです)
また、進行すると多臓器不全症となることもあるそうで、その疑いも非常に濃かったようです。
膵臓炎の時は消化酵素の分泌や働きを抑えたいので絶食が必要なのだそうでですが(ウーたんが食べなくなった理由も食後に負担を感じていたからかも)、ウーたんの身体は既にガリガリ。
検査の後、治療をするかどうかを病院の先生が訊いてきましたが、治療しなければ早ければ3日、長くても2週間の命と診断されました。
しかも治療をしても助かる見込みは30%とまで言われ……。
それを聞いて私はその場で号泣。
つい先日までいつも通り元気だったウーたん。
諦めがつくはずがありません。
即、治療を受ける事にしました。
ウーたんは16歳半のお婆ちゃん猫ですが、最近の家猫(とくに室内飼い)の子は長生きする子が多く、20歳以上の子も結構いるようです。
(猫の死因のトップは交通事故という事と、外に出ないことで病気になりにくい事などから)
16歳という年齢は、人間の年齢にすると80歳前後という説から90歳越えという説まで様々のようですが、中国の動物病院に貼ってあった年齢対応票では75歳くらい。
「これも寿命なのかな……」と思う反面「寿命にはまだ早い!」という気持ちも強くあるのです。
それに猫は昔から「飼い主が決めた寿命を守る」と言います。
だから私はウーたんに対して「化け猫になっても良いから長生きして」と言い聞かせてきました。
世の中には30歳以上まで生きた猫もいるんです。
それに比べたら16歳なんてまだまだ半分!
絶対に元気なまま一緒に日本に帰りたい……。
それから毎日病院通い。
娘の幼稚園が始まってからは、娘を幼稚園に送り届けた足で病院へ。
病院の場所は、私たちが住む区から行くと幼稚園がある区の向こう側……。
帰りはウーたんを引き取ってから幼稚園に向かい、娘と一緒に帰宅という毎日です。
(日によっては病院のほうが遅くなってしまい、幼稚園のお迎えの後で病院に行き、それから帰宅という大周りをしなくてはならない日も)
家に帰ってからは今まで以上にウーたんの介護が必要。
ウーたんは4歳の頃に事故に遭い、それ以来ずっと下半身麻痺(自己排泄等ができない)の要介護猫なのです。
(中国に連れてくる事については迷いましたが、不自由な身体のウーたんが私に見捨てられたと感じてしまうのは避けたく、置いてくるよりは私が看る事を選びました)
この病気になってからは鼻からチューブを入れて流動食です。
毎日猫缶をミキサーにかけ裏ごしして、鼻から注入。
おまけにオムツまで必要になってしまって(腹筋の問題で自己排泄できなかっただけなので、今まではオムツの必要はありませんでした)マミーポコの女の子用Sサイズが大活躍中。
娘が生まれるずっと前、ウーたんで子育ての練習をしたような私ですが(3時間おきのミルクとか)、今はウーたんで介護の練習をしているみたい。
いろんな意味で私のほうがウーたんにお世話になりっぱなしです。
一時は本当に危ない状態だったウーたんですが、今は小康状態を保っています。
寝たきりになるかも……と思っていたのが、たまに起きて家の中を歩き回っているし、気に入らない事があればニャーニャー文句を言うようになりました。
文句が言えるだけ元気という事で良い事♪
そんな姿を見て夫は「お、余命3日が元気になったなぁ」と笑っています。
こんな事を言って笑っていられるようになれて、本当に良かった。
年齢を考えると元のようにというのはなかなか難しいようですが(人間だって歳をとってからの病気は治りにくいし)、それでも生き延びてくれたことが嬉しいです。
思えば、事故に遭った時にも安楽死を勧められるほどの状態だったのを生き延びたウーたん。
その後も下半身麻痺で10年も生きられないと言われていたけど、既に16歳半のウーたん。
今回だって、治療しても助かる見込みが30%と言われたって生き延びた!
本当に私が言い聞かせたように長生きして欲しいです。
今こんな状況なのと、家のPCが本当に寿命のようなのとで(←こっちは諦めてます^^;)、なかなか日記の更新などが思うようにいきません。
でも書きたいことは山ほどあるし、少しずつ少しずつ進めていきたいと思います。
お正月の言い訳日記以来です。
年末にも書き残しておきたい事がたくさんあって、年が明けてしまっているのにクリスマス日記とか書く気満々なのですが、その前に……。
年明け早々、我が家に大変な事が起こりました。
我が家の家族の一員、ウーたんの体調不良です。
いつもは私と娘が寝ているベッドで一緒に寝ているウーたんですが、2日の夜は夫と寝ていました。
こういう時、大抵は夜中になってニャーニャー鳴いて部屋を移動してくるのですが、その日は朝まで来ませんでした。
思えばこの時から元気が無かったのかもしれません。
朝になって夫から「昨夜何度も吐きそうにゲーゲーなってたよ」と聞きましたが、その時は毛玉が出ないのかな?くらいにしか思っていなかったのです。
なので3日はとくに何もせず、私たち家族もいつも通りに過ごしていました。
ところが4日になっても元気が無く、キャットフードを全然食べていません。
そして時々ゲッゲッと苦しそうにしています。
なので昼間に私が草を取ってきて与えましたが(毛玉が原因の場合はそれを吐くために草を欲しがるので)、見向きもせず。
抱き上げると不機嫌そうに「ウゥ~」と唸っているし、食べていないので背中はガリガリになってしまっています。
さすがにコレはおかしいと思い、翌5日(土曜日)に動物病院へ行く事にしました。
この日、近くに住む中国人のKさん(動物病院へ行く時にお願いすると、いつも一緒に行ってくれるんです)は仕事があるからという事で来れませんでしたが、電話で通訳の対応をしてくれました。
検査などを受けKさんに通訳してもらうと、ウーたんは膵臓炎とのこと。
膵炎は、膵臓から分泌する消化酵素が多く出てしまう事によって膵臓が自己融解してしまうのだそうです。
レントゲンを撮ると、ウーたんの膵臓は通常の半分以下になってしまっていました。
(胸骨の骨折はこの時に判明……歳なのにベッドから飛び降りたので折れたみたいです)
また、進行すると多臓器不全症となることもあるそうで、その疑いも非常に濃かったようです。
膵臓炎の時は消化酵素の分泌や働きを抑えたいので絶食が必要なのだそうでですが(ウーたんが食べなくなった理由も食後に負担を感じていたからかも)、ウーたんの身体は既にガリガリ。
検査の後、治療をするかどうかを病院の先生が訊いてきましたが、治療しなければ早ければ3日、長くても2週間の命と診断されました。
しかも治療をしても助かる見込みは30%とまで言われ……。
それを聞いて私はその場で号泣。
つい先日までいつも通り元気だったウーたん。
諦めがつくはずがありません。
即、治療を受ける事にしました。
ウーたんは16歳半のお婆ちゃん猫ですが、最近の家猫(とくに室内飼い)の子は長生きする子が多く、20歳以上の子も結構いるようです。
(猫の死因のトップは交通事故という事と、外に出ないことで病気になりにくい事などから)
16歳という年齢は、人間の年齢にすると80歳前後という説から90歳越えという説まで様々のようですが、中国の動物病院に貼ってあった年齢対応票では75歳くらい。
「これも寿命なのかな……」と思う反面「寿命にはまだ早い!」という気持ちも強くあるのです。
それに猫は昔から「飼い主が決めた寿命を守る」と言います。
だから私はウーたんに対して「化け猫になっても良いから長生きして」と言い聞かせてきました。
世の中には30歳以上まで生きた猫もいるんです。
それに比べたら16歳なんてまだまだ半分!
絶対に元気なまま一緒に日本に帰りたい……。
それから毎日病院通い。
娘の幼稚園が始まってからは、娘を幼稚園に送り届けた足で病院へ。
病院の場所は、私たちが住む区から行くと幼稚園がある区の向こう側……。
帰りはウーたんを引き取ってから幼稚園に向かい、娘と一緒に帰宅という毎日です。
(日によっては病院のほうが遅くなってしまい、幼稚園のお迎えの後で病院に行き、それから帰宅という大周りをしなくてはならない日も)
家に帰ってからは今まで以上にウーたんの介護が必要。
ウーたんは4歳の頃に事故に遭い、それ以来ずっと下半身麻痺(自己排泄等ができない)の要介護猫なのです。
(中国に連れてくる事については迷いましたが、不自由な身体のウーたんが私に見捨てられたと感じてしまうのは避けたく、置いてくるよりは私が看る事を選びました)
この病気になってからは鼻からチューブを入れて流動食です。
毎日猫缶をミキサーにかけ裏ごしして、鼻から注入。
おまけにオムツまで必要になってしまって(腹筋の問題で自己排泄できなかっただけなので、今まではオムツの必要はありませんでした)マミーポコの女の子用Sサイズが大活躍中。
娘が生まれるずっと前、ウーたんで子育ての練習をしたような私ですが(3時間おきのミルクとか)、今はウーたんで介護の練習をしているみたい。
いろんな意味で私のほうがウーたんにお世話になりっぱなしです。
一時は本当に危ない状態だったウーたんですが、今は小康状態を保っています。
寝たきりになるかも……と思っていたのが、たまに起きて家の中を歩き回っているし、気に入らない事があればニャーニャー文句を言うようになりました。
文句が言えるだけ元気という事で良い事♪
そんな姿を見て夫は「お、余命3日が元気になったなぁ」と笑っています。
こんな事を言って笑っていられるようになれて、本当に良かった。
年齢を考えると元のようにというのはなかなか難しいようですが(人間だって歳をとってからの病気は治りにくいし)、それでも生き延びてくれたことが嬉しいです。
思えば、事故に遭った時にも安楽死を勧められるほどの状態だったのを生き延びたウーたん。
その後も下半身麻痺で10年も生きられないと言われていたけど、既に16歳半のウーたん。
今回だって、治療しても助かる見込みが30%と言われたって生き延びた!
本当に私が言い聞かせたように長生きして欲しいです。
今こんな状況なのと、家のPCが本当に寿命のようなのとで(←こっちは諦めてます^^;)、なかなか日記の更新などが思うようにいきません。
でも書きたいことは山ほどあるし、少しずつ少しずつ進めていきたいと思います。