著莪猫(ShagaNeko)海を渡る【広州編】

夫の転勤にともない始まった子連れ・猫連れの海外生活。
天津で3年、そして広州へ。
ただいま新しい場所で奮闘中。

百合の花が咲きました♪

2012年01月30日 16時12分45秒 | 広州日記
先日買ってきた(春節用)百合の花が咲きました。

夫婦が百年一緒にいられるという「百合」。
カサブランカのように強烈な甘い香りの種類ではないけれど、これだけ咲くと玄関からリビングまでやわらかな甘い香りでいっぱいです。
(蕾が10個あったのが、7つ咲き、残りの3つも開きかけています)






今日の午後は日本から持ってきた梅こぶ茶でほっこり♪




なんだか桜餅が食べたくなっちゃいました。
でもこの辺には売ってないよなぁ~。
餡子の入った餅菓子は売ってるから、それにしようかな。
家には餅も餅粉もあるけれど、餡子も小豆も無いのよねぇ。





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広州市内までお出かけ

2012年01月27日 00時00分51秒 | 広州日記
昨日(日付では一昨日)広州市内まで遊びに行ってきました。

私の目的は日本人幼稚園(オイスカ幼稚園)の場所確認だったので、車で通学する際の所要時間も知りたかったしタクシーで移動したかったのですが、ココ花都区はタクシーが少ない~(--;)
(幼稚園に通う場合は一般タクシーを使う気はありませんが、会社契約の白タクは春節休みなので)
春節中という事もあり、待っても待ってもタクシーが見つかりません。
やっと見つけたタクシーは行き先を聞いて、はじめからぼったくり値段を言ってくる始末。
広州のタクシーはタチが悪いとは聞いていたけれど、本当だわ~。
天津でもタチの悪いタクシーはいたけれど、こんなに毎回タチの悪いのに当たるなんて事は無かったもの。
夫が値下げ交渉をするもナンヤカンヤと理由をつけてくるし、はなからメーターで走る気が無いし、面倒になってとりあえず空港(地下鉄の駅がある)まで行ってもらいました。
普段は60元くらいの距離なのに150元で交渉成立ですよ……あり得な~い。
仕方が無いので幼稚園は諦めて、地下鉄で市内のジャスコまで行ってきました。

白雲机場(広州白雲空港)の駅から30分ほどで広州東駅に到着。
そこに直結しているジャスコの中はココが中国だとは思えないくらいでした。
店構えなんかは私が知っている日本のジャスコよりもオシャレだ~♪
(まぁ商品をよくよく見てみるとやっぱり中国だな~とは思うけど^^;)



夫の目的は「味千」のラーメン。
久しぶりに日本の味に近いラーメンを食べました。



建物を出て、隣を見るとそこには「IKEA」。



広州市内に住んでいれば本当に便利そう。
他の奥様がたに「広州は良い所って聞いてるわよ。良いわね~。」って言われる事が何回もあったんだけど、市内に住めればその通りかもな~と思いました。
だけど私たちが住んでいるのは花都区……天津の開発区が天国に思えるところ(--;)
何処に行っても市内は便利で、それから外れると不便なんですよねぇ。


だけど花都の生活も少しは楽しめるようになってきた私たち。
帰りは地下鉄と、今度は空港からバスで花都区まで帰ってきました。
所要時間1時間ちょっと。
花都に着くと、夫はマッサージ屋さんへ。
私と娘は近所の食堂で炒粉chao3-fen3(焼きビーフン)を打包da3-bao1(テイクアウト)してきました。



ココのお店、こちらに来てスグの時から何回か行っているお気に入りで、既に顔を覚えてもらっています。
私が炒粉(米粉mi3-fen3と呼ばれるビーフンを炒めたもの)を注文すると「辛いのは入れないんでしょ?」。
そして私がお金を払ってから「卵、食べる?」と訊いてくるので「うん」とこたえると、目玉焼きをサービスしてくれました。
(しかもビーフンも大盛りにしてくれた^^)


(コレは家に帰ってから皿に移し替えたもの)


不便な事も多いし、まだまだ南方訛りの漢語も聞きとれないけど、それでも少しずつこの土地に慣れていこうと思う気持ちになってきました。





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娘のお友達

2012年01月25日 13時23分31秒 | 
広州に引っ越してきて1ヶ月ちょっと。
少しずつですが顔馴染みになってきたお店もあります。
マンションの門(中国のマンションは敷地が塀や柵で囲まれているので)の前にあるコンビニもその一つ。

そこにいつもいる、ウチの娘より少し大きな女の子。
昨日はお店の前で癇癪玉を鳴らして遊んでいました。
それを見た娘は癇癪玉の音に驚きながらも興味がある様子で、買い物をしている間もジッと見ています。
するとお店の奥さん(女の子のお母さん)が「コレよ」と売られている箱をさして教えてくれました。
小さなマッチ箱ほどの大きさで、中には小さないくつもの癇癪玉。
訊くと1箱5角(約6円)だったので、一つ買ってみました。
その時はスーパーで買い物をした帰りだったので、一旦部屋に帰って荷物を置いたら外に出て遊ぼうと娘に言うと「あの子と一緒に遊びたい」とのこと。
広州に来てから遊び相手もいない娘はその子と友達になりたいようです。
なので荷物を部屋に置いてから再びお店まで出かけました。

私たちがまた顔を出すと
奥さん「どうしたの?」
私「娘が一緒に遊びたいって言ってるの」
すると女の子はニコニコしながら娘の手を引いて癇癪玉の扱い方を教えてくれて、それから二人で道路に向かって投げて遊んでいました。
(道路と言ってもマンション敷地入口の道で時々車が通るだけ。もちろん人や車が来たら投げないように注意のうえ)

女の子は5歳で、うちの娘と同じ学年の中班(幼稚園の年中さん)。
(中国は9月スタートなので)
マンションの隣にある幼稚園に行っているのか訊いたら違うとのことだったけど、帰宅後や休日は両親がいるお店にいるそうです。
娘は女の子に名前を訊いて、自分の名前も言えていたし、お友達になれた♪と嬉しそうにしていました。

 顔は隠していますが、二人とも楽しそうな表情です♪



娘には4月から広州市内の日本人幼稚園を検討中なのですが(小学校に上がる準備を考えると、そろそろ日本人幼稚園のほうが良いと考えて)、せっかく中国にいるのだし、天津では中国人幼稚園で馴染んでいたのだから中国人のお友達もできたら良いな~と思っていたところ。
その女の子もお店で過ごす時間が長いので、遊び相手が欲しかった様子。
お互いに遊び相手が出来ました(^^)





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新年快楽♪xin1-nian2-kuai4-le4

2012年01月24日 23時42分36秒 | 広州日記
前回書いた除夕chu2-xi1(大晦日)の、その後です。

天津では過年guo4-nian2(年越し)は花火の嵐で夕方を過ぎるとテレビの音も聞こえないほどでしたが、ココ広州花都区では静かな年越しでした。
夜9時になっても10時になっても11時になっても、外はシ~~~ン。
0時になると遠くの方で花火が数発上がっているのが見えましたが、あとは何処からか爆竹の音が聞こえてくるだけ。
この3年で爆音で眠れないほどの年越しに慣れてしまった私と娘は、静かな過年を物足りなく感じてしまいました。



それから、年越しに食べる物も違うようです。
天津では大晦日の夜には手作り餃子(水餃子)を食べますが、広州では甘い具が入った揚げ餃子・鶏肉・魚・年糕と呼ばれるお餅を食べるそうです。
これは「鶏ji1」→「吉ji2」(=幸運)、「魚yu2」→「余yu2」(=お金の余裕)、「年羔nian2-gao1」→「年年高升nian2-nian2-gao1-sheng1」(=年年上昇)に繋がるからです。
日本の「昆布」→「喜ぶ」、「黒豆」→「マメに働く」などの語呂合わせと同じ考え方ですね。

我が家も今年は広州スタイルで……と思っていたのですが、夫から「今日は揚げ物とかは要らないな~」の一言で、天津スタイルの水餃子になりました。
でも水餃子を作るのはちょっと大変(餃子の皮というものは売っていませんので、皮から手作りしなくてはならない)なので冷凍餃子で済ませてしまいました(^^;)
三鮮餃子(肉・野菜・卵)・エビ餃子・白身魚餃子の3種類。
冷凍でも充分美味しいけど(お気に入りのメーカーを見つけてある^^)、天津のアイさんが作った餃子が食べたいなぁ~。
(餃子と包子と搾醤面は彼女の手作りが最高♪)



兎にも角にも、4回目の春節を迎えました。
初一chu1-yi1(年明け一日目)は昨日(1/23)だったので一日遅れになっちゃいましたが、
新年好~♪xin1-nian2-hao3





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除夕(大晦日)

2012年01月23日 01時21分50秒 | 広州日記
今日(1/22)は旧暦の除夕(大晦日)でした。
(日付が変わって、もう年が明けちゃったけど^^;)

今頃はマイナスの気温の天津とは違い、広州は寒いと言っても花が豊富です。
だからなのか、広州ではお正月にミカンや花をたくさん飾るそうです。
それで今日は夫の仕事の取引先の人と一緒に花市場に行ってきました。


  カラフルな色付けがされた猫柳

カメラを忘れてしまったので花市場の様子は撮れませんでしたが、小雨の降る市場は建物の中も外も人でいっぱい。
新年を迎える為の準備なので、今日が最終日なのです。

広州の春節は「ミカンの木」を飾るそうです。
蜜柑1は「橘子ju2-zi」と書くのですが俗字で「桔子ju2-zi」とも書きます。
その「桔jie」は「吉利ji2-li4=縁起が良い」に繋がる事から、縁起の良い物とされているのだそうです。
日本だと蜜柑の中に房がいくつもある事から「子孫繁栄」の縁起物ですが、それとはちょっと意味が違うんですね。



それと、春節の花というわけではないのですが「ユリの花」も縁起物なんだそうです。
ユリは中国語でも字が同じで「百合bai3-he2」。
その字から「夫婦が100年一緒にいられる」という意味があるんですって。
だから花の数も重要!
「10」という数字は「一生」を表すのだそうで、10個の花が一番良いらしいです。
反対に「4」と「7」は避ける数字。
「四si4」は「死si3」(→死に別れ)に繋がり、「七qi1」は「気qi4」→「生気sheng1-qi4=怒る」(→喧嘩別れ)に繋がるからです。
それを聞いて、今日出かける前に喧嘩していた夫と私は、思わず苦笑。
10個の花をつけた鉢植えを買ってきました。



日本だと百合といえば白ですが、白は白装束(死んだ人の衣装)という事から、中国では白をあまり好みません。
最近は花嫁衣装に白を着る人が増えたそうですが、以前は白は忌み嫌われ、花嫁は赤いドレスだったそうです。
(今でも衣装屋さんには赤いドレスも多い)
そしてお正月には黄色が好ましいと聞いて(金色の物を飾り「富」を呼ぶ)、黄色にしました。
なので「胡蝶蘭hu2-die2-lan2」も白はさけて、こちらは濃い紫(赤はおめでたい色)に。



これらの鉢植えはどれも大きくて運ぶのもひと苦労です。
だけど花市場の中には運搬を専門とする自転車リヤカーのおじさん達がいて、はじめに買い物して鉢を預けるとその後一緒に来てくれて車まで運んでくれました。(20元)

帰宅後、鉢植えはひとまず玄関に♪




そして今夜は過年guo4-nian2(年越し)なのですが、それは次の日記で……





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