上海で働く肉まんの徒然草 2

2002年から続く上海での毎日を徒然と書いてます。
中国人に負けず、自分に負けず、
片意地張らず今年も頑張ります♪

踏み出せない一歩

2011年04月20日 | 自分

前のBlogを書いてから1か月近くが過ぎ、
会社に行かない生活始めて既に7週間が過ぎた。
 
妙に元気な日もあってヨガに行ったり、
友人と食事したり、
3月末には相方両親が7度目の上海に遊びに来たので
杭州に行ったりで妙に元気だったり、
4月の連休は友達を家に呼んで食事会したり。

元気になってる!!

そう思ったりもあったけど、
結局何をする元気もなく誰にも会いたくない日もあったり、
ただ毎日朝起きてご飯を食べて、
ひたすら本を読んだり、ボーっと過ごして又寝る・・・

そんな毎日を繰り返していた一か月。

でも3月末【まだ会社に行きたくない】と思っていたのも、

【会社に戻ろうか・・・】

そう思う事もあったり、
気持ち的にはカナリ落ち着いたような気もする。

 

1ヶ月くらい前、
工場長から電話を頂いた。

涙が出るだけで上手く話せなかったけど、
こんな私が会社の役に立ってるっる事を言葉にしてくれたり、
自分の直属の上司からは何も連絡も無くても
外野からでも心配してくれる先輩が居る事がわかって、
嬉しかった。

一緒に働く人との繋がりや人間関係で、
仲間と一緒に頑張ってきた事を色々思い出す。

生きる為の給与や評価云々も大事だけど、
結局自分の仕事のモチベーションは
一緒に頑張れる仲間に出会って何かを一緒に積み上げていく事で、
出会いが大事だった。

辛い事や楽しい事を共に共有出来る人が居なかった、
社内に相談出来る人を作れなかった事で
色んな思いが積み重なって・・・しんどかった。

人間関係においては以前までが恵まれすぎてたのかもしれない。

会社って結構こういうドライな場所。

会社は友達を作る場所ではなく、
仕事して給与もらう場所。
 
そういう割り切りが出来ない自分の考えは子供だ・・・

そう思いながら、
此れからは少しドライに割り切れる気も。

 

病院でもらう請暇単、先週から貰っていない。
(医者的にはもう会社行けるだろうという事だろう)

ただ今の自分に仕事があるのか?
仕事を放棄した自分に戻る場所があるんだろうか?

3月とはまったく違う思いが溢れる。

会社に連絡しないと駄目だと思いながら何度も会社の人へのメールを開くのだが、
何を書いたら良いのか言葉が見つからず、
書いても最後の送信ボタンが押せず、
朝PC前に座って、そのまま何もせず夜になる・・・

同じように毎日PC前で何も出来ない、
腰だけが痛くなる・・・
無駄な1週間が過ぎていた。

色んな事を考えるだけで、
1日何もしなくても時間だけが過ぎていく。

何も無い毎日でも、
朝になれば太陽が昇って夜になれば月が出る。

先日満月に近いお月さまが見えた。
 
その前の月も満月を見た事を思いだし、
自分の時間は止まっていても、
月日だけは過ぎているのを思い出させてくれた満月。

ホンワカ・・・包み込んでくれるような光を放っていた。

 

簡単な事が出来なかったけど今晩メールを送れた。

ほんの些細な事だけど、
先ずは頑張った自分を褒めてあげよう。

良く頑張った!

又明日、
次の一歩が踏み出せるよ、きっと。

日の昇らない明日は無いから。