先週、口語班で【好き】は動詞か?形容詞か?
授業中に皆で討論したけど、最終的に我も混乱・・・
我の宿題という事で無錫から帰宅後、ネットで調べた。
結果;英語と中国語では【好き】は動詞なのに、日本語では形容動詞
吃驚!!!
I like apples.
「私はりんごが好き。」
like の後では目的語なのに、~が」と主語のようになっている。
英語では、eat, read, see などは動詞(他動詞)で、like も全く同じ動詞(他動詞)。
ほとんどの英語の動詞は日本語にしても動詞だけど、
like は日本語では「好きだ」という形容動詞になってしまう。
へぇ・・・(感動)!
但し、日本語は本当に複雑。
時には【好き】の表現が形容動詞から動詞になる事もある?
like, want, need の後でも、「~を」と訳すことができる。
The young people like new music.
「若い人たちは新しい音楽を好む。」
これは、like, want, need を日本語でも、
「好む」 のように動詞として訳したから。
へぇ・・・ほぉ・・・(またまた感動)!
日本語って本当に難しい言語だと感心しながら、
その奥深さに興味が出てきたり、
【好きは形容動詞】と彼らに答えを伝えた後、
【先生は本当に厳しいですが、私は先生が大好きです。】
こんな内容をメールで貰って一喜一憂している最近の我。
さて、口語班はレベルの差はあれど基礎は出来ていたメンバー達ですが、
去年【あいうえお】も全く知らなかった基礎班幹部達は
最近形容詞や接続詞の活用を勉強して、
自分の感情や表現が少し出来るようになってきた。
こうなれば使う環境さえあればカナリ楽しくなるはずだけど、
彼らが日本語を使える環境は授業以外に無いのが現状。
それでも・・・
【現場で呉さんが日本語使う時もあるんですよ!一生懸命日本語で説明したり。】
【魯さん、時々日本語でメールしてくる事もあるんですよ。】
日本人駐在員から報告を受けたりする事もあって、
そういう時は素直に嬉しく感じる。
無錫は工場だから現場たたき上げみたいな人、
現場で油まみれで仕事してきた人も居るけれど、
事務系には北京大学出身、そんなお利巧さんも居る。
日本語を習ってる幹部にも現場と事務系社員共にいて、
現場たたき上げの子は今まで勉強習慣が無かったようでも、
必死に勉強している様子で蛍光ペンで教科書が真っ赤になっていたり。
(ただ全部真っ赤だと実は蛍光ペン使う意味が余り無いんだけどね・・・実は・・・(笑)
記憶力の良し悪し、勉強方法や効率の違いはあれど、
皆に其々継続して努力して頑張っている。
【頑張る人はカッコ良い♪很帅(カッコいい)!】
見たくれじゃない!肩書じゃない!学歴じゃない!
前向きに前に進める人がかっこ良くて、そういう人が本当のリーダーなんだ!
そう彼らを見て感じる最近、我もそうありたい。
我が彼らに教えているようで、
日々彼らから色んな事を教えて貰ってるって感じる最近。
普通OLがこうして業務の一環で偶々日本語教えるようになって、
色んな事を勉強させてもらえる環境に感謝する日々。
今日は雨の中新幹線で無錫から上海に戻って、女子会晩御飯。
女子が集まるとネタは尽きませんが、
春の匂いもしてきた今日この頃。
気温はまだ寒いけど暦の上だけでなく話題もすこしづつ春色です♪
今日で2月が終了して明日から3月。