未来の娘へ送る日記

いつか母になった時に目を止めてくれると嬉しい^^

高校受験総括♪~まとめ⑥

2013年04月28日 10時26分36秒 | 高校入試総括
高校受験を体験し、

異様なからくりも知ることになった。

非常勤講師の情報漏れから、知ることになったこと・・

塾のカウンセリングで知ることになったこと等・・

談合・改ざん・・・(まだまだある)

私たちの時代とはもちろん時代が違うと言ってしまえばそれまでだが、

時代は変わっても受験の主役は子供たち。

学校で正義が通らずして、どこで通るのか?

混沌とした時代に有り、

大人の不正がまかり通るような世の中で

せめて学校は正義が通る場所であってほしいと願ってやまない。

大人の利害によって、子供たちの未来が閉ざされることがありませんように

祈るしかありません。

もしかしたら、私たちの時代にもあったのかもしれない・・。

しかし、少なくとも子供の耳には入ってこなかったのは紛れもない事実だ。

ある担任の言葉

「内申点がなければ、授業にならないんですよ」

実にショッキングな言葉だった。

先日、乙武さんの“だいじょうぶ3組”を観た時のこと。

一番印象的だった言葉は

乙武さんの「昔の先生は威厳があった・・」という一言だった。

そうなんだよね・・。

どんなやんちゃ坊主も先生の足音が聞こえると

静かに着席していた時代が確かにあった。

そう!先生は尊敬に値する人物だった。

今はと言えば、先生は友達と化し・・。

授業参観に行けば、動物園状態のクラスもある。

それでも、ある特定の先生の授業では

学級崩壊は決して起こることはなかった。

先生方も時代とともに

様々な問題を抱え、苦労は耐えないだろうと察します。

それでも、学校は子供たちのもの・・。

未来を背負っていく子供達がのびのびと

学べる場所であってほしいと願っています。

わけのわからぬ受験を終え、

どうにか志望校に合格したけれど・・

どうにも腑に落ちぬ内申制度を今一度見直して欲しい。

個人的にはやはり、府下統一模試を内申の代わりにするのが

最も子供たちに平等だと考えている。


高校受験総括♪~A問題とB問題の存在⑤

2013年04月18日 20時59分23秒 | 高校入試総括
公立高校受験科目の中で、

数学と英語にはA問題B問題が存在する。

学校から、何の説明もなく全く知らず、

塾のカウンセリングを受けて、

初めて知ることになった。

A問題とB問題の難易度は月と鼈

A問題は中学校で習ったことで事足りるようなごく簡単な問題だが、

B問題はそうはいかない。

全てではないけれど、全国の高校入試を調べて、

このAB両問題が存在するのは大阪と愛知のみだったような・・・。

AB問題の存在やその難易度について、

きっちりと進路説明会で教えて欲しい。

どうにも進路説明会は全体的な説明ばかりで、

個別の高校に対する説明は全くなかった。

結局、懇談でも担任もわからぬ様子だったので、

塾への相談を仰ぐしかなかった。

これって、おかしいよね~

基本的に学校の進路指導で事足りないといけないはずだよね。

どうもお粗末だったね。

高校はどうだろうね~??

やっぱり・・塾でカウンセリングを受けないといけないのかな??

多くの親は学校より、塾の進路指導が的確!と言ってるしね・・。

少なくとも、セカンドオピニオン的に塾のカウンセリングは必要かもしれないな・・

私たちの中学時代は学校が受験の補習授業をやっていた時代だったから、

進路に対する学校への信頼度は非常に高かった。

けれど・・・今は・・・(;>_<;)。

中学校を信じた我が家は大変な思いをしてしまったよ^^

やっぱり、塾とは何らかの関わりを持ち続けないと

受験情報を的確に把握できないってことは

この高校受験を通じて、思い知らされた。


高校受験総括♪~私立受験④

2013年04月14日 19時30分00秒 | 高校入試総括
先の記事で

私立高校の受験は1校と書いたが、

数だけを受験したいのなら、

複数受験も可能だ。

①府外の受験日の異なる私立高校を受験する。

 ごく限られた高校しかない。(京都や奈良など・・)


②“1.5次入試”で私立を受験する方法。

 この1.5次入試も初耳だった。

 私立高校の一斉入試発表後、数日後に行われる私立入試のことだ。
 
 個人的にはこれが私立の二次試験?だと認識している。

 しかし、よくよく見ると1.5次入試で受験できる高校は限られている。

 これが何故か?については推して知るべし!



実際、同級生の中で私立受験を複数経験した子供たちは優秀な子供たちで、

塾からの指示が殆どだ。

どうやら、塾の宣伝に使うのが目的らしい??

○○高校○人合格!!とかね^^


まれに個人で力試しで受験する子もいる。


理論上は複数の私立高校を受験できるが、

最後まで、選択肢を残すための受験ではない。

私立受験を複数こなしたいだけなら、

方法はあるのだろうが、

まだ、決断力も未熟な子供たちが最後の最後まで

“行きたい高校”

選択できるような受験制度を個人的には切望している。

これが私立複数受験のメリットだと思う。

複数受験できることで、涙を流す子供も出てくるだろう。

しかし、本来、受験はそういうものだったはずだ。

15歳の子供たちには予想もしなかった酷な結果も待ち受けているだろう。

それでも、高校受験は15歳の子供たちに“歳相応のハードル”として、

その経験はその後の成長を支えていくだろうと思う。




プライドだけのために有名私立を受験し、後悔している子・・。

早く合格の確約を取りたくて、私立専願にしてしまい、後悔している子・・。

高校受験そのものを理解しておらず、私立専願で、

自分のレベル以上の“行きたい高校”を選択したが、

受験日前日に受験科目も面接のあるなしも把握していないし、

ましてや自分の学力すらも把握できていないというお粗末な子・・・。

色々な子供たちの悲しい表情があることも紛れもない事実。

公教育の主役はあくまでも“子供たち”だ。

子供が子供らしい笑顔を失うことがありませんように・・・。

これが、子供を授かった時からの

私の変わらぬ願いだ。

子供たちが自ら思い描いた夢に向かうための

生き生きと学べる場所が学校であってほしいと切に願っている。


高校受験総括♪~塾か自宅学習か?③

2013年04月10日 14時54分06秒 | 高校入試総括
1年生の時の家庭訪問で担任に質問した。

私「塾には行かせたほうがいいでしょうか?」

担任「いつも言うんですけど、塾へ行ってる子と行ってない子の差は勉強時間なんですよ

   特に行かさなければならないということはありません」

そう!この担任の言葉を信じて、塾へは行かさなかった・・・。

三年の1学期に週1で数学だけ行かせただけ・・・。

行かさなかったことを3年の後半になって、どれだけ後悔したことか・・。

塾へ行ってる子と行っていない子の差は勉強時間ではなかった。

【塾へ行くメリット】

①内申点対策をしてくれる。

 特に副教科においては毎年、殆ど同じ問題だそうで、塾は卒塾生の過去問をコピーし、
 内申対策するそうだ。

 そんな馬鹿な!!毎年おんなじ問題を出すなんて!!

②真の学力がわかる

 学校の定期テストや実力テストでは学力はわからない。

 所謂、暗記力??がわかるぐらいかな??

 綿密な模試の結果の評価で確実な志望校に絞れる。

③公立・私立の受験や学校の情報を詳細に把握している。

 一時、通った塾でのカウンセリングを受けなかったら、全くと言っていいほど、
 
 大阪の受験を理解できなかった。

④卒塾旅行がある。

 娘は後半に、この卒塾旅行の件を知り、

 「塾に行っておけばよかった~~~」とほざいていた^^


塾へ行くメリットは多々あるけど、娘には向いていなかったんだよね

塾へ通う子の就寝時間は12時すぎ・・・。

9時から、10時には寝てしまう娘には所詮無理だった・・

結局、情報さえしっかりと把握できるようにカウンセリングを受ければ、

塾へ行こうが行くまいが、あとは本人の頑張り次第ということになるなあ・・。

そこが、難しい・・(゜ν゜)゛ムズカスィネー


高校受験総括♪~専願・併願・単願・推薦②

2013年04月09日 20時17分13秒 | 高校入試総括


大阪の高校受験は次の4種類に分類される。

①専願・・私立のみを受験すること。
    併願者に比べて15点から30点の加算がある・・そうです。

②併願・・私立と公立を受験すること。
    私立を1校受験でき、公立を受験して受かれば、公立入学優先。

③単願・・公立のみを受験すること。

④推薦(私立)
    

今はどの都道府県もこんなふうになっているのかしらね???

私たちの時代は私立は何校でも受験でき、専願はなかった。

私立も公立も合格した場合、どの高校に入学するかは本人次第で、

入学しなければならぬ・・・というような足かせはなかった。

そもそも大阪は私立の受験日が同じで、物理的にも1校しか受けられない。

私立高校は大阪育ちの親御さんに言わせれば、“出来レース”・・・(;>_<;)

学校との懇談で「大丈夫!」と言われれば、合格だということでした。

事前に私立側と学校側で協議が行われ、内定済み?となるそうです。

なんだかつまんないね~

専願・併願制度をなくせば、子供たちの学力も格段に上がるだろうと思われるのに・・・。

結局、よほど行きたい私立高校のある子か?公立に手の届かない子たちの行き着く先が

“専願”ということになろうか??

不思議な受験制度を体験して・・・

これじゃあ~全国学力テストの順位が最下位に限りなく近いはず・・・と納得した次第です^^


高校受験総括♪~内申点と学力の解離①

2013年04月08日 19時01分25秒 | 高校入試総括
二年生の三学期に初めての進路説明会が行われた。

配られた冊子の1ページには

「行ける高校」ではなく、「行きたい高校」へ行きましょう・・・と書かれてあった。

この一文に違和感を覚えたのは私だけではなかった。

「行きたい高校」が勉強をしなくても行けるレベルの高校なら、問題はないが、

そうでない場合は「行きたい高校」に合格するだけの学力をつける必要がある。

現在の学校は校内模試もなければ、校外模試もなく、

個人懇談では定期テストの成績や実力テストの成績で「行ける高校」を提示される。

この定期テストと実力テストが問題である。

定期テストは範囲を勉強すれば、点数は取れるし、

実力テストに至っては実力テストとは名ばかりで

学校から副教材として配布された問題集から殆ど出題される。

すなわち、全くもって個人の学力は反映されない。

三年生になるとぼちぼちと校外模試を受け始める生徒が増える。

ここで初めて自分の真の学力と向かい合うことになり、

内申点対策に躍起になってきた生徒は

学力がついていないことに愕然とする事態となる。

大阪では現在、大阪府統一模試の実施が提案されているが、

是非とも実施して欲しいと願っている。

学校間格差も甚だしく、実力テストの結果の信ぴょう性もない現実からの脱却を強く望んでいる。

内申点と学力の解離に苦悩する子供たちをこれ以上、増やしてはいけない。

結局、中学校の「行きたい高校へ行こう」という言葉は

受験期を体験した親には詭弁にしか聞こえない。

現実は厳しい・・・。

どれほど“行きたい”と願っても

学力が足りなければ諦めるしかないのだから・・・。