大学受験総括（おしまい）～この記事をもってブログは終了

行きたい大学へ合格できたことで、

娘は１８歳に大きな禍根を残さずに済んだ。

学歴詐称をしている人たち（先生も含めて）を知っているが、

共通しているのが『１８歳の禍根』だ。

学歴詐称をしなくても立派な大学出身でありながら、

詐称をするのは１８歳に悔いがあるからだろう。

行けたはずの大学

行きたかった大学

ではなく、

行きたかった大学へ行けたことの意義はとても大きいと思う。

さあ、これからは

行きたかった大学で

自ら思い描いた未来へ向かって

ゆっくりとゆっくりと

夢を描きながら

進んでほしいと願っている。

高校受験と違い、私が総括できることは沢山は無い。

この記事をもって、ブログは終了。

拙いブログに目を止めていただいた方々に感謝申し上げます。

大学受験総括②～夢の力

長く苦しい受験勉強を支え続けたのは『夢』の存在。

合格体験記の中でも『辛く苦しい時も夢のためにと頑張れたし、救われた』と記していた。

私たちも　お尻を叩くのではなく、時間があれば歴史的な場所へ出かけ

娘のモチベーションを下げないことに力を注いだ。

小１の担任が国語の教師で漢字の成り立ちを教えてくれたときから、
漢字の成り立ちに興味を示し、探究心が生まれたように思う。
その後、興味は『星』『化石』『神社仏閣』『城』へと移り、
小学校高学年で『考古学』と言う言葉を知ってからは
今まで、その夢が変わることは無かった。

ああ、人の夢って、こんな風に生まれるんだな～と実感し、
色々な興味が繋がって今があるのだと思う。

夢はもしかすると大学生活のなかで、変わるかもしれないが、

大きく変わることは無いだろうと思う。

夢が変わったら、また新しい夢に向かって歩めばいいだけのこと。

先日の入学式で、緊張しながらも、目をキラキラと輝かせている娘を見ていると

とても幸せな気持ちになった。

夢に向かって、まっすぐに歩んでほしい。

大学受験総括（１）～塾へ行かない選択は正しかったのか？

３年間を通して、結局　通塾することはなかった。

幾度となく、「行ってもいいよ」と促したけれど

返事はいつも「行けへん～」だった。

合格体験記の中で、塾へ行かなかった理由を

勉強時間を拘束されたくなかったのと

睡眠時間を削りたくなかったと書いていた。

九時には寝てしまう娘にとって

塾は余りにも帰宅時間が遅すぎた。

そんな塾嫌いの娘でも迷い、不安になった時期があった。

３年になり、クラスメイトがほぼ通塾しはじめたとき、

正直、不安になったと言っていたが、

自分には無理だと諦めたようだ。

塾嫌いの娘を助けてくれたのは

娘曰く

①受験サプリ（現：スタディサプリ）

②Ｚ会（センター向けの添削と阪大向け添削）

この二つだそうだ。

特に①は素晴らしい！！
たった月９８０円でトップレベルの塾の授業を受講出来る。
どの先生も一流講師で大人が見ても実に興味深かった。


学校で入試対策をしてもらえない現実と

入試の範囲まで終わらない現実を

この二つが見事にカバーしてくれた。

塾へ行かない選択が正しかったのか？

未だに　わからないが、

塾に行かなくてもトップレベルの塾の授業を自宅で受講できることは確か。