ユーロな日々

blogの更新を終了しました。

欠けていたのはラックだけではない [スイス×チェコ  0-1  euro2008 グループA]

2008年06月08日 | Euro 2008

後半25分のスベルコスの先制ゴールは、スイスにとってアンラッキーな面はあったろう。
跳ね返ったボールはトリッキーで、裏をとられることになった。
しかし天は公平で、その後スイスにもビッグチャンスを与える。
だがボールは2度もポストに嫌われ、スイスは得点を挙げられなかった。
その意味では勝敗はツキが左右したとも言える。
キャプテンのフレイが怪我で交代したことも不運だった。
とはいえ、スイスに欠けていたのはラックだけではないだろう。
熱くなりすぎていて、インテリジェンスが感じられなかった。単調な攻めの繰り返しで、リードした後ディフェンシブになったチェコを脅かすことができなかった。
いくぞ、諦めないぞ、なんとしても追いつくぞ、という熱気は感じられたが、それだけでは事態は打開できない。
両監督とも長い。
むしろクンの方が優秀だと思っていたが、今日はブルックネルの思惑通りにことが進んだ。
グループAも”死のグループ”なだけに、この結果はスイスに重い。
ポルトガルを倒さなければ、決勝リーグには進めない、と思うべきだろう。

[スイス×チェコ  0-1  euro2008 グループA]