[ロシア×スェーデン ２－０ euro2008 グループD]

大方の予想は、スェーデンの勝利だったろう。
ぼくもそう思っていた。
それが開始して数分のうちに、ロシアの優勢になった。
スェーデンはロシアのスピードにまったくついていけなかった。
スペインのような早いパス回しで先制ゴールを奪われ、後半追いつくどころか２点目を失うと、スェーデンの選手たちはひどいショックを受けたように見えた。
その後もロシアのシュートが何度ポストをたたいたことか。
今日のスェーデンはディフェンスが崩壊していた。中盤を支配され、最終ラインの４人はロシアの若者に翻弄された。
たのみのイブラヒモビッチの膝は、相当に悪いのだろう。ほとんど走れないようだった。最後まで彼に頼っているようでは、いけないだろう。

スェーデンの選手達は、自分らが負けるわけがないと思っていたろうから、ゲームが始まって、ロシアのスピーディなプレーに圧倒され、２失点してショックを受けてしまった。
思い切った選手交代か、システムの変更か、何かして選手たちのアドレナリンを引き出せなかったものか。
確かにロシアは見違えるような素晴らしいプレーをしたが、スェーデンもこんなプレーしかできないようなチームではないはずだ。ちょっと悔やまれるだろう。
それにしても、ヒディングという男は、やるもんだ。

[ロシア×スェーデン ２－０ euro2008 グループD]