ユーロな日々

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オランダ おまえもか [オランダ×ロシア  1-3  euro2008 順々決勝]

2008年06月22日 | Euro 2008

ゲームが始まると、予想に反してロシアのペースでゲームは展開した。
ロシアは中二日、オランダの主力は2戦目以来一週間ぶり。リズムがでない。
十分すぎる休養をとったことは、ポルトガル同様、失敗だった。
ロシアは中二日だから先にばてるだろうと思われていたが、延長戦にはいってバテたのはオランダだった。
脚がとまってディフェンスが戻れないところを、しとめられた。
そしてトドメになった3失点目は、ファンデルサールの股間を抜くシュート。
彼にはショックだったろう。
結局、後半40分にFKからファンイスティロイがヘッドを決めた得点だけしか上げられなかったのだから、もんくなしの完敗だった。
単調な攻めしかできず、テクニックを駆使しての崩しができなかったのは、ドイツ戦のポルトガルと同じだ。
ロシアはドイツでプレーする選手がひとりだけで、あとはすべてロシア国内リーグの選手だというが、みんな若々しく、スピード、スタミナでオランダを圧倒した、ともいえる。 
スターぞろいのポルトガルとオランダは、本来のテクニックを発揮することができずに敗退した点で似ている。
ポルトガルには精神的な強さがたりず、オランダにはスタミナが足りなかった。
ドイツ、トルコ、ロシアに共通するのは、フィジカルと精神力で相手を上回ったということだろう。

[オランダ×ロシア  1-3  euro2008 順々決勝]