ユーロな日々

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さあ、次はイタリアだ [ギリシャ×スペイン 1-2  euro2008 グループD]

2008年06月19日 | Euro 2008
前半のハリステアスの先制ゴールは、ポルトガル大会のギリシャを思い出させた。
セットプレーからのこういうゴールで1点をとり、あとは激しいディフェンスで守りきって勝ち進んでいったのだ。
一瞬の集中力と、走り回り、追い掛け回すしつこさで、相手の息の根を止めた。
スェーデン戦、ロシア戦で、こういうゲーム展開にできていれば、3戦目を前に敗退決定ということもなかったろうに。
スターをならべたサッカー大国を、組織力、運動量、気力で上回ったギリシャが次々に打ち破っていったことが、ポルトガル大会を素晴らしいものにした。日本代表の進むべき方向も示唆してくれた。

ゲームは後半、グイサとデラレッドでスペインが1点を返し、振り出しに戻った。
セスク、シャビアロンソ、アルビオルらスタメンの座を奪いたい選手達は、絶対に負けたくないだろう。
アラゴネスはイニエスタを下げ、サンティカソルラを入れた。もともと彼が先発予定だったらしいが、足を痛めているという。イニエスタはスェーデン戦で、見たことがないような彼にしては珍しいミスを何度もしていたが、今日は復調していた。クウォータファイナルでは大丈夫だろう。

43分、ガルシアがグイサをめがけて放り込み、グイサが見事に決めた。
感激し、泣きそうな顔のグイサ。熱いハートをもった男だ。
そしてゲームセット。最高の形でベスト8に進んだ。
次はイタリアだが、負ける気はしない。
しかしポルトガルとオランダを倒さなければ、優勝はできないのだ。

[ギリシャ×スペイン 1-2 euro2008 グループD]