文部科学省の調査結果によると、令和五年度の全国の小、中学校の不登校児童生徒数は約34万6千人、高等学校の不登校生徒数は約6万9人。
小学校で約60人に1人。中学校で約17人に1人。
学校へ行けない子供たちは年々増加しています。
私が通っていた時代は、学校へ行かないという選択肢がなかったので(そういう考えも思い浮かばなかったというのが適切かな)イヤな事があっても、頑張って通っていました。
集団行動が苦手な子だったので、学校も窮屈でしたし何より黙って授業を聞かなければならないというあの時間は苦行でしたね。
子供同士だと遠慮なく思ったことをズケズケ言いますし、繊細な子はツラいですよね。
それにカリキュラムが決められていて自分が学びたいかどうかは全く考慮されていない。
就学前になると通知がきます。
校区の小学校での就学前検診と保護者説明会があるのです。
保育園、幼稚園を終えたら、その先に選択肢がない。
都会であれば私立の小学校も選択肢の一つでしょうが田舎では皆無です。
本人が学びたい場所で学びたいことを学ぶ。
そういう選択肢が増える社会が早く実現していってくれることを願っています。