今日は土曜日で休業日。したがって授業もありません。どこからも問題があったという連絡がありませんから全員まあそれなりに過ごしているのでしょう(便りのないのは無事な証拠です)。実は今週は月曜日が労働者の日(Labor Day。米国も同じ呼び方で、確かこの日です)で、休日であるため、週末3連休になります。ホストファミリーによっては、キャンプを計画しているところもあるようです。一つ一つ経験を積んで行ってくれれば、それが国際理解につながると思います。学生はすべて日本を基準に考えます(日本しか知らないのでからあたりまえですが)。日本のやり方と外国のやり方は違うんだということを肌で感じ学んで欲しいと思います。
斯くいう私も、今日自分の見方が固定されているんだという事件(?そんなに大げさではありませんが)に遭遇しました。今滞在しているホテルには、コーヒーは置いてあるのですが紅茶がなく、紅茶が飲みたくなったので近くのスーパーに買いに出かけましした。スーパーの棚をいくら探しても見つからないので、店員に「紅茶はおいてないのか」と聞くと、「いや、置いてある」言って紅茶が置いてある棚のところに私を連れて行って、これがそうだと教えてくれました。その棚は何回か探した棚で、そこで紅茶を見つけることができませんでした。教えられて、見つからない原因がわかりました。原因は、紅茶の包装が日本とは全く異なっていたからです。私は、日東紅茶やBrookbond、Twining等の紅茶の包装で紅茶を探していたのですから見つかるはずがありません。店を出てから一人で苦笑しました。
今日は、Edmonton観光をすることにしました。まずはOld Strathcona。古い街並みを残した歴史的地区なのだそうですが、下の写真にあるような煉瓦作りの建物が多く残されていました。多くはお店です。これが延々と続きます。申し訳ないが、カナダの歴史は120~130年程度です。歴史があるといってもその程度です(悪いと言っているわけではありません)。私にはやたら道幅の広い道(Whyte Avenueと呼ぶそうです)の両側に小汚い店が並んでいるとしか見えませんでした(すみません)。
Old StrathconaはUoAから近く(3㎞くらい)、行は歩いて行きました。帰りはさすがにくたびれたのでバスに乗って大学まで帰ってきました。今日は市内交通であるETSの8月の月間パスの最終日でしたので、それを有効利用しようという意図もありました(ケチな私はこれがなければ帰りも歩いたと思います)。
次に大学駅(University Station)からETS(エドモントンの市バス運営組織)が運営するLRTにのって、州議会の建物に行きました。屋根はドームのようですが、今は工事中で、写真のように残念な状況でした。
下の写真は、州議会の建物の中にあった、Princess Louise Caroline Albertaの像です。このお姫様は、Victoria女王の4女で、湖と、村と州の名前にその名前を残しているのだそうです。
州議会ビルを後にして、LRTでGandin/Government Centerという駅からCoronaという駅まで行って、そこからバスに乗り継いでEdmontonの街中にあるCity CenterというMallで買い物をしました。バスを使った理由は、昨日の夜8時30分から9月2日の終わりまで、街中を通るCorona駅からClairview駅の駅間が工事のため止まっているせいです。ケチのためではありません。しかし、いくら休みの日で影響が少ないからと言って、3日間も(休日中ではあるが)交通機関が止まるというのは日本では考えられないことですよね。
このモールの話は昨日書きました。今日もあまり人が入っておらずゆっくり買い物ができました。このモールの中には、なぜか暖炉があり、本当の火が燃えています。ただし、ガラス張りで直接火に触れることはできません。火はおそらくガスを燃やしているのだと思います。なぜ暖炉があるかは不明です。近づくと温かく感じます。
買い物の後は少し休んで、Corona駅まで歩いて(歩けるほどDowntwonの駅間は近い)行って、パスを有効に使おうと、南のLRTの終点であるCentury Park駅まで行ってみました。Century Park駅の駅前は何もありませんでしたが、1つ前のSouth Gate駅の駅前はかなりの大さのモールがありました(West Edmonton Mallの何分の1ですが。でもいろんなお店がありました)。
下の写真はSouth Gate駅のプラットフォームに書かれていたサインで、傷害者、高齢者、妊娠中の女性はここで待つようにという印で、そこで待つと、障碍者に対応したドアが目の前に来るという仕掛けのようです。障碍者用のドアボタンといい、この印といい、この辺りは日本よりかなり進んでいるように思います。
こちらで不思議なのは、Edmontonは、基本的には車がないと不便な地ですが、LRTには人がたくさん載っています。学生が使っているということもあるのでしょうが、不思議です。調べれば越後線活性化に役立つかもしれません。
おまけです。北米のホテルはやたらに多くの枕をベッドに置いてあるところがあります。このホテルもそうです。クイーンサイズのダブルベッドに枕が5つもあります。また、箪笥の引き出しにはさらに2つしまってあります。どうやって使うのでしょうね。本を読むときなど背中に当てて使用するということもあるのでしょうが、謎です。
今遠くで学生が騒ぐ声が聞こえます。何かイベントがあったのでしょうか。学生が騒ぐのは国境を越えてどこも同じようです。でも昨日は静かだったのですが。
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