AAAA快適生活研究所

いろんなことに上手になったり、不便を軽減したりすることをお手伝いする「処」

カナダ研修付添(13)

2013-08-31 11:38:25 | 日記

今日は、午前中に今日から始まったITクラスがありました。この授業では、Adobe社のDreamweaver(訳すと夢紡ぎツール)を使って、自分の作りたいWebページを5回にわたって、演習形式で作成するようです。

予想通り、授業が始まるとすぐにPCが立ち上がらないとか、インターネットにアクセスできないとかひと波乱ありました。講師は主任と補佐の二人いて、いずれもUoAの人ではなく、外部講師のようです。そのため、PC室にもPCにも不慣れのようでした。こういう光景は日本ではちょっと考え辛い光景です。日本人以外と仕事をすると、いつも準備不足に悩まされます。

下の写真は授業が始まったころの授業風景です。

授業が一応無事に終了し、午後は空きだったので、昼休み(?)は学生会館(SUB)でのんびりし、午後はまず報告書類を作ってからダウタウンにでも出かけようかと思っていました。ホテルの部屋に戻ろうとトイレに行き、出てきて、何気なく、電車やバスの時間表を見ていたら、West Edmonton Mall行のバスがすぐに発車することがわかりました。そこで今回一度は行ってみようと思っていたWest Edmonton Mallに行くことにしました。全くの行き当たりばったりで、私の人生そのものです。

West Edmonton Mallは、世界最大級(級がミソですね)と唱っているショッピングモールです。確かに規模の大きい施設で 、お店だけでなく、モールの建物の中に小さな遊園地やアシカショーの施設があり、隣の建物には波の出るプールが併設されていました。お店の様子などは日本にあるショッピングモール(例えば、新潟でいえばイオン南。イオン南の規模はWest Edmonton Mallの1/2~1/3かもしれませんが)と大差ありません。ただ、やたら携帯電話(スマホ)のお店が多かったことが印象的でした。

金曜日の午後だというのに、モールは人であふれていました。明日から3連休なので今日あたりは空いているのかと思ったのですが、様相を裏切られました。

バス停からモールに入るといきなりスケートリンクがありました。氷は本物でした(手を近づけるとひんやりした空気が感じられましたし、氷が削れていましt)。

下の写真は隣の建物のWater Parkですが、遠目(モールからガラス越しに見えました)には東京の八王子にあるサマーランドそっくりでした。

モールの中にチャペルを見つけました。日本のモールとは確実に違うところです。また、Gun Shooting Centerというものも併設されており、中は覗きませんでしたが、射撃ができる場所だと思います。これも日本にはない光景です。

帰りは、Jasper Placeというところを経由して、Edmontonの繁華街に戻りました。Jasper Placeに行くバスが多いのでどんなところかと思ったのですが、小さな乗り継ぎ所でした。

バスには冷房の設備が内容です。その代り(?)昔の新潟のバスにもあったような、バスの天井に換気口がありました。

EdmontonのDowntownに戻って、そこにあるCity Centre(イギリス式の綴り)というモールをちょっと見てきましたが、人影はまばらでした。新潟の古町とイオン南の違いを見ているようです。規模が大きいので人を引き付ける力があるのでしょうが、街中より郊外型施設が賑わっているという構図は同じではないかと思います。

でも3連休はこのモール(City Centre)で買い物と食事を楽しもうと思っています(街中再生に協力。そんな問題があるのかどうか知りませんが)。

明日からの3連休で学生はどこかに行っているようで、寮の周りはいつもより静かです。私の大学の学生も何人かはホストファミリーとキャンプに行くと言っていました。

 


カナダ研修付添(12)

2013-08-30 09:32:26 | 日記

今日は授業がなく、1日中屋外活動(遊び)でした。

午前中は、大学から車(スクールバス)で45分くらいのキャンプサイトで乗馬体験をしました。午後は、そこからさらに45分ほど行った小さな湖でカヌー体験をしました。バンフのルイーズ瑚でもカヌー体験をしましたが、ここでは45分と長時間楽しむことができました。

各イベントはいくつかのグループに分かれて、1つのグループが終わったら次のグループというように直列に体験が行われましたので、待ち時間が長く、その間ボール遊びなどをして楽しみました。学生は退屈だ疲れたといいながら、結構楽しんでいたようです。

オッ、今、ホテルの窓の外をウサギが駆けて行きました。残念ながら写真は撮れませんでした。

ところで話題を戻します。昼食は乗馬体験後、バーベキュー形式で食べたのですが、そこでのステーキは有名だとか。確かにおいしいステーキでした。

帰りのバスの中では寝ていたのですが、エドモントン近くで大渋滞に巻き込まれ、到着がかなり遅れました。

馬に乗るとところまでは、トラックの荷台に乗っていきます。トラックバックライドとホースバックライドです。下の写真は学生が乗馬体験(Horse Back Ride)に出かけるところです。

学生の何人かは乗馬体験が気に入り、日本でもやってみると言ってました。名選手が生まれるといいのですが。

私は、乗馬体験は生まれて初めてです。私が乗った馬はCOLA君、オスでした。COLA君、私をあまり気に入っていないようで、私がたずなを引くと、ひっぱい返されました。また途中何度も草を食べ寄り道をしていました。

カヌー遊びをした湖です。中央付近に島がありました。

帰る途中、バイソンの群れに出会いました。鹿、羊、黒熊、バイソンと今回は多くの動物を見ることができました。私たちはラッキーだとのこと。何の動物にも合わないグループも合うようです。

下の写真はバスのドラバーが、「ビーバーハウス」だと説明してくれたものです(真ん中のマウンド)。水がよどんでいて、ビーバーは居そうもありませんでした。

話題が変わりますが、下の写真は、この建物に併設されている体育館(何とかTuckerさんGymだそうです)の夕方の様子です。何やらエアロビックのようなものをしています。結構大勢の学生が参加しています。有料のものと無料のものがあるようで、下の写真のエアロビックするは有料のようで、入り口付近で学生が料金を徴収していました。学内での支払いはU-PassというNFCのカードでできるようです。便利です。

おとといの火災警報騒ぎの時はドッジボールをしていました。その写真を撮ろうと思って部屋にカメラを撮りに行こうとした矢先に火災警報が発報し、学生も避難したため写真は撮れませんでした。このドッジボール(だと思います)は、複数のボールを使ってやっていたためです。後でホテルのフロントお姉さんに聞いたら、こちらではこれ(複数ボール)が普通だとのことでした。


カナダ研修付添(11)

2013-08-29 10:08:13 | 日記

本日は午前中IDP(英語の授業)の最終試験でした。Lisning、Speaking、Reading、Writingのそれぞれの領域から出題されるとのこと。時間は全体で3時間ほどあります。午後に集まった時に、「できたか」と聞きましたが、いい返事はなく、単位のことだけを心配していました。どうやら出来は良くなかったようです。

午後は、Pixel Blue Collegeというところ(おそらく専門学校)を訪問し、そこで教授していうアニメーションスキル(技術)についての説明を受けました。30分という短い訪問でした。UoA側の意図がよくわかりませんが、英語漬けの中で、外を見るという点を重視しているのでしょうか。ただ、英語も満足にできない、技術もわからない学生ではこれ以上長く居座っても意味がないのかもしれません。

今日は新しく移った大学のGuest Roomについてちょっと説明しておきます。

Guset Roomは、前の部屋と違って、基本的にホテルの部屋です。ベッドメーキングもしてくれますし、バスタブもついています。TVもあります。ただし、冷蔵庫はありません。またクリーニングサービスもありません。ルームサービスもありません。しかし、快適です。昨日こちらの担当の方にお願いして、最終日までこの部屋にい居座ることにしました。楽です。

先ほど述べたように午前中はIDPの最終試験だったので、クラスを回る必要がなく、空き時間に学内を歩き回りました。とにかく広い大学です。途中で動物に会いました。下の写真はカラス位の大きさで、羽などの一部が白くなっています。カラスのアルビーノかと思ったのですが、たくさんいますし、カーカーとは鳴かず、ジュージューのように鳴きます。日本では見かけません。でかい尾長にも見えます。

北米、欧州でよく見かけるリスもいました。着任した次の日にはウサギも見かけました。

今外で火災警報が鳴っています。となりの学生寮です。新しい学生が大学に入学してきて、寮に張ってきているので、いろんなことがあるようです。実は昨夕は、私がいるこの建物で火災警報がなり、外に避難させられました(Evacuationと言います)。避難する場所が指定されています。実は海外での避難はかなりの数の経験あります。1度は本当にホテルの厨房から出火して、しばらく外に出されていました。ホテルのマネジャー(あとっで誰かがそう言ってました)「Evacuation!!」と叫んでホテルのドアをたたいて客を起こしているのが強く記憶に残っています。

 


カナダ研修付添(10)

2013-08-28 10:33:43 | 日記

今日は、午前中はIDP(英語の授業)で、午後は英会話クラブ(授業ではない)がありました。

IDP授業を8つのクラスを回って少しずつ見て(聞いて)いるのですが、私が着任した時に比べれば(たった1週間ですが)、少し英語に慣れてきたように思います。ただ、他の国の学生に比べれば圧倒的に口数が少ないと思います。

私は日本での自分の授業で学生に積極的に発言するように求めているのですが、日本語でもなかなか質問をしません。まして英語となるとほとんどの学生はだんまりになります。国際化が叫ばれていますが、まず質問をする訓練をする必要があると思っています。

英会話クラブは、SUBと呼ばれる学生会館で、英語がネイティブのボランティアの学生1名を中心に4~5名がグループを作って英語での話を楽しみます。1時間半ほどの時間がありますが、授業と違って結構楽しそうにやっています。

授業のような形式ばった場合の質問はだめでも、井戸端会議での質問は大得意のようです。これをつなぐにはどうしたらいいのでしょうかね。下の写真がその光景です。

Alberta大学の学生数は38,000人だそうです。したがって、学生会館もかなりの広さで、結構品数のそろったお店、旅行会社などがあります。私が勤めている大学の学生会館を比べると大違いです(比べることに無理がありますが)。

この学生会館で面白いモノ見つけました。USB Stationと書いてあるテーブルがありました。テーブルの上にUSBとミニUSBの口が出ています。スマホなどの携帯端末を充電するときに使うのだと思います。左方にはACコンセントもあいます。パソコンが使えようにするためのものでしょう。

下の写真は、一見灰皿に見えますが、アルバータ大学では入り口から5m以内は禁煙です。ビル内では喫煙できません。これは、ACコンセントを装備した柱です。パソコン利用への配慮ですね。

以上の2つは私の勤めている大学でもあってもいいものですね。

この大学では、認証がほぼいらない(セキュリティのない)Wi-Fi環境があり、学内のどこからでもインターネットにアクセスできます。しかし、この無線LANは大勢で使うせいか速度が遅く、また時々電波の加減で(あまり強くないところもあります)切れてしまいます。そこで私は、滞在している部屋に有線LANの口があったので、そこに今日本で流行っている「ホテルでWi-Fi」として売っている小型の無線LANルータを持ってきて使っています。セキュリティも十分ですし、速く、安定しています。


カナダ研修付添(9)

2013-08-27 11:12:43 | 日記

今日は午前中IDPと呼ばれる英語の授業、午後は大学から車で10分くらいのところにあるエドモントン砦(Fort Edmonton)公園の見学ツアーでした。

授業中に寝ている学生がいます。そのくせ、ツアーの食事ではもとが取れたかどうか気にしています。どうも私とは価値観が違うようです。正直、やってられません、という気になります。

こちらの先生は寝ている学生は起こしますが、授業中に話したり、何かを食べていたり、教室を出入りしたりしてもあまり注意をしないようです。私のやり方とは正反対です。ちょっと驚かされました。もちろん一般化をしてはいけませんが。

今日のエドモントン砦(Fort Edmonton)公園の見学ツアーは、北海道にある大学から来ている2名の女子学生と一緒でした。彼女らは、付添もなく、単位も取得できないという環境で来ています。つまり、外国に対するハングリーな気持ちがこちらに来させているのだと思います。うちの学生もそのような態度で来てくれれば、授業中に居眠りをするなどということもないと思うのですが。。。。

ホストファミリーに対する不満を聞きます。いわく、お風呂が汚い、お湯が使えない、食事の量が少ない、食事をちゃんと作ってくれない、等々です。一部はその通りなのかもしれませんが、一部は異文化理解が進んでいないということが原因のように思えます。今は、ぶっつけ本番で(つまりこちらに来てから)カルチャーショックを受けさせるという方式をとっています。しかし、日本中のほとんどの人が外国を知らないという私たちの若い時代ならそのようにやるしかなかったと思うのですが、今の時代人的交流が進んでいる、情報が流布しているなど、事前に知識を蓄えておくことは十分可能です。少し、こちらの知識をレクチャー形式で与えておいてから、研修に送り出すという方法を取らなければいけないのではないかと思います。そうしないと、来たがゆえに誤解が広がってしまったという不幸な結果になりかねません。

エドモントン砦(Fort Edmonton)公園は、緯度の高いところにあるにもかかわらず、なぜエドモントンがカナダ5位(アルバータ州2位で州都)の都市であるかを説明する公園です。ビーバーの毛皮などを集積する基地として発達したのでそうです。年代別に街並みが再現されています。詳しくは、次を参考にしてください。私の下手な説明より格段にいいと思います。

http://en.wikipedia.org/wiki/Fort_Edmonton_Park

今日は私が撮った写真は、なしです。