羽鳥音のテキトーな航海

艦これ他アニメイベントへの参加、登山、キャンプ等を趣味に持つ羽鳥音のテキトーなやつ。

三人の冒険記 総集編…

2008-02-03 15:04:59 | インポート
-友達とボクのお話-

三人の冒険記 番外編です。

三人はゴールした。しかしこの場所からまだ別荘に移動しなければならない。
その移動中にみんなとこの冒険での出来事を話した。
精神的に開放されたボクは、心ここにあらず。という状態だった。

よく分からなかった。自分が今何をやっているのか。
意識が朦朧としていた。 前にいる人達はどんどん先に行ってしまう。


気がついたら雪山に突っ込んでいた。

ボク:「…」

正気に戻り、追いかけようとしたが…もうみんなの姿がなかった。

しかも道は分かれ道。もちろんボクは別荘の場所を知らない。

ボク:「やばいな…でも…」

冷静だった。

ボク:「チャリが停めてある場所…そこが別荘だ」

まあ確かにチャリで来るヤツなんていない。

しかしそこは広い。

行けども行けども、チャリは見当たらない。

次に考えた。

ボク:「そうか、足跡と轍をたどっていけばいい」

チャリの轍なんてあの二人以外は有り得ない。

跡を見つけ、その道をたどった。

ボク:「こんなとこで迷子か…」

その轍と足跡は途中で消えていた。尋常じゃないほど雪が降ってきたからだ。

ボク:「うわー最悪…」

もう、疲れた…


一方、別荘では(後日聞いた)


友人:「本当によく着いたな」

リョー:「ほんと辛かったて」

オック:「めちゃ寒かった」

などの話をして別荘に入っていった。らしい…


別荘の中にて…

ハセ:「一先ず風呂沸かそう」

オック:「早く温まりたい」

そういってのほほんのしていると、最後に友人ターが別荘に帰ってきた。らしい…ちなみにハセとはこの別荘に招いてくれた張本人である。つまりは持ち主だ。

ハセ:「お、ターが帰って来た」

ター:「おー、中温かい」

ここで、ハセが気付いた。らしい…

ハセ:「あれ、シンは?」

ようやく気付いてくれた。らしい…

リョー:「!そういやシンは?!」

ハセ:「ター、シン連れて来てないの?」

ター:「え…え?だって」

ハセ:「ヤバいてー!シンは場所知らんのやぞ!」

リョー:「ター頼むて!」

ハセ:「はよ探しにいかな!」

そして別荘を出た。らしい…



一方、ボク。

メールがきたが、手がかじかんで動かない。

どの道行っても、何も見当たらない。

ボク:「ここどこだ…?」

さ迷っていると、友達がきてくれた。

友人:「大丈夫か?!」

そのまま別荘へ運ばれた…

最後の最後まで、何があるか分からない。
もう、こんな経験はしたくない…と思った。


後日談…

リョーは残念ながら、時計は当たらなかったらしい。

あと、ボク達の中で名ゼリフになったオックーの「もう少し、もう少しって!もう少しは一回でいいって!」との言葉に、オックーはひどく反省していたらしく、それについて謝られたのはつい最近のことである。

番外編… 終わり