社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

相田みつを『いのちいっぱい』

顔 仕事は なんでもいい 一生けんめいに 生きている人の 顔は みんな美しい 美しい顔に なりたい みつお

松岡圭祐『特等添乗員αの難事件 IV』『特等添乗員αの難事件 V』

2014-08-16 14:03:43 | 趣味(読書)
少し時間が空いてしまった。長い夏休みがあったのにかかわらず、何もできていない日が続いた。がこの間、読書は相当進んだ。 と言う事で、書籍の紹介をまとめてしておく。 まずは、松岡圭祐氏の『特等添乗員αの難事件 IV』と『特等添乗員αの難事件 V』だ。以前松岡圭佑『特等添乗員αの難事件III』を掲載したがその続きだ。 このシリーズも長くなっているが、相変わらず面白い。サッと読んでしまえる軽い作品だ . . . 本文を読む

東野圭吾『おれは非情勤』

2014-06-21 14:56:08 | 趣味(読書)
この作品は新しいのか古いのか分からない。第一刷が2003年5月25日なので少し古い。いや初出が1997年なのでやはりかなり古い。が大半の東野氏の作品は知っているはずだったが、この作品も知らなかった。奥様がこんな作品あるよと見つけてきた。確かに知らない。 と言う事で読んでみた。いずれも短編集だが、シリーズものだ。主人公は小学校の非常勤講師。彼は色々な理由で休職や退職等の先生の代わりに長くても数ヶ月 . . . 本文を読む

東野圭吾『禁断の魔術 ガリレオ8』

2014-06-21 14:53:44 | 趣味(読書)
東野圭吾『マスカレード・ホテル』の次は、『禁断の魔術』の紹介だ。奥様が見つけてくれたガリレオシリーズの最新作(?)だ。ガリレオシリーズは元々は短編の集まりだが、この作品には、3つの短編と1つの長編が掲載されている。いずれも科学的な謎解きより、その背景にある被害者の哀しく切ない思いが哀しい。涙を誘う真実。その謎解きが素晴らしく悲しい。 書籍 . . . 本文を読む

江上剛『ごっつい奴 浪花の夢の繁盛記』

2014-04-12 13:30:20 | 趣味(読書)
江上剛『円満退社』に続く江上氏の作品の紹介だ。この作家は面白い。また新しい面白い作家を見つけてしまった。この作家にはまりそうだ。 さて今回の作品だが、この作品はあっという間に読んでしまった。そしてこの本を読みながら、いくつかの作品を思い出した。その一つが百田尚樹氏の「海賊とよばれた男 - Wikipedia」だ。しかし更にはるか昔の作品をなぜが思い出した。原作と言うよりTVドラマだ。うろ覚えでし . . . 本文を読む

江上剛『人生に七味あり』

2014-03-07 16:37:56 | 趣味(読書)
今回は初めての作家の作品だ。この作家は今まで知らなかった。また素晴らしい作家を発見した。この新しい作家、と言っても私が感動する作家の事だが・・・、発見する度に、私は本当に日本人に生まれてよかったと思う。そう全く底がない程素晴らし作品と作家に恵まれている。定年まで残り1年+1ヶ月となったが、残りの人生を生きる上で、やはり読書は欠かせない。 この作品は、フィクション(のはず)だが、かなりノンフィクシ . . . 本文を読む

東野圭吾『マスカレード・ホテル』

2014-03-01 01:06:52 | 趣味(読書)
また新しいシリーズになりそうな作品だ。東野氏の作品には、既に、余りにも有名な湯川学の『ガリレオ』シリーズがある。そして『加賀恭一郎』シリーズも。それぞれ映画やドラマにもなっている。 しかし、この作品には新しい主人公が登場する。上記のどのタイプにも属さない警部補新田浩介。 史上稀に見る不可解な事件が発生した。連続殺人事件であることは明白だが、それぞれの被害者には何の繋がりもなく、犯行の手口にも共 . . . 本文を読む

東野圭吾『夜明けの街で』

2014-02-28 21:35:39 | 趣味(読書)
今回は東野氏の少し前の作品だ。元は2007年6月に角川より刊行されている。昔の氏の作品では結構多かったテーマだ。そう不倫の話だ。「不倫する奴なんて馬鹿だ」と思っていた建設会社に勤める渡部。妻と愛する娘がありながら、派遣社員として会社に入社してきた秋葉に惹かれていく・・・ よくある不倫の話だが、少し特異なのは秋葉が、父親の愛人殺害の容疑者とされていた所だろう。この事件と秋葉の生い立ち、そして渡部の . . . 本文を読む

東野圭吾『疾風ロンド』

2014-02-16 16:46:08 | 趣味(読書)
今回の作品『疾風ロンド』は東野氏の最新作だ。しかも文庫本だ。巷ではまただいぶ人気のようだ。と言う事で珍しく発売後間もない新作を手にとって読んだ。確かにあっという間に読み終わった。奥様もあっという間に読み終わった。 が、氏の作品の中では、あまり良い作品とは言えない。珍しく期待はずれだったと思う。最近の作品が余りにも素晴らしかったので・・・。 最もその背景の一つに、この作品がスキーやスノーボードを . . . 本文を読む

百田尚樹『プリズム』

2014-02-15 14:47:36 | 趣味(読書)
昨年『海賊と呼ばれた男』が、大変有名になった。最近知って読んだばかりだ。上下巻の作品だったが、あっという間に読んだ。清々しい歴史小説だった。男のロマン的作品で。ある意味では氏の『永遠の0』と同じ系列だった。がこの作品は2011年10月出版で、百田氏の作品の中ではちょっと変わった作品だ。 一言で言うと、多重人格の男性のその中の一つの人格を愛してしまった女性の話だ。女性を愛してしまいながら、多重人格 . . . 本文を読む

誉田哲也『インビジブルレイン』

2014-02-01 16:18:40 | 趣味(読書)
今回は、新しい作家の作品となる。以前乃南アサ『凍える牙』、乃南アサ『鎖(くさり)』を掲載した。そして女性刑事ものが大変おもしろくて興味を持った。そして見つけていたら、ふと手にとったのが、この誉田氏の『インビジブルレイン』だった。どうもシリーズのようだが、取り敢えず読むことにした。 しんどかった。かなりしんどかった。乃南アサ『凍える牙』、乃南アサ『鎖(くさり)』より更にしんどかった。 このシリー . . . 本文を読む