社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

相田みつを『いのちいっぱい』

顔 仕事は なんでもいい 一生けんめいに 生きている人の 顔は みんな美しい 美しい顔に なりたい みつお

池井戸潤『果つる底なき』

2015-06-20 13:53:52 | 趣味(読書)
最近、池井戸氏の作品にはまっている。『BT’63 上下』、『MIST』と続き、今回は『果つる底なき』と言う作品を読んだ。 この作品は、第44回江戸川乱歩賞受賞作品だ。と言う事で、この作品の傾向はある程度予測は付くだろう。 読んだ順番が逆なのだが、やはり、この作品も人が多く殺される。殺されていく中で、真犯人がある程度予測され、大切な人に危険が迫ると言うパターンはこれらの作品での大道だろう。 ま . . . 本文を読む

池井戸潤『MIST』

2015-06-06 11:17:37 | 趣味(読書)
池井戸潤『BT’63 上下』に続き、池井戸氏の作品紹介となる。この作品も奥様が借りてきた書籍だ。帯の紹介を読んで興味がわき、読む事にした。池井戸潤『BT’63 上下』に続き、江戸川乱歩賞作家の路線だ。そうミステリーの探偵(実際は巡査さが)物だ。 この作品でまだ池井戸氏の作品は2作目だが、非常に面白い。且つ文脈と言うか表現が私にあっている。違和感がない。多少時系列が前後する展開を見せるが、最期のど . . . 本文を読む

池井戸潤『BT’63 上下』

2015-06-01 21:07:04 | 趣味(読書)
この作家の作品を初めて読んだ。氏の作品は書籍を読むと言うより、ドラマをTVで見る方が多分多いのだろう。そう言う私も、2014年4月から放送された日本テレビ系の水曜ドラマ『花咲舞が黙ってない』(はなさきまいがだまってない)をとても楽しく見させて貰った。おそらく大半の方はこのドラマより、『半沢直樹』(はんざわなおき)の方を先に見られているだろうが・・・。私は残念ながら、未だこの『半沢直樹』の方は見てい . . . 本文を読む

夏川草介『神様のカルテ』

2015-06-01 19:35:15 | 趣味(読書)
先日ふと手にした本が、この夏川草介氏の『神様のカルテ』だった。映画化され2011年に公開された作品だ。主演が嵐の櫻井翔と宮崎あおいで既に多くの人が目にしたかも知れない。残念ながら私はこの映画も見ていない。その原作の作品がかなり有名になっていたのも知ってはいたが・・・。 主人公は内科医の栗原一止(くりはらいちと)、その細君の山岳写真家の榛名(はるな)。そして栗原の友人の外科医の砂山次郎。病棟主任看 . . . 本文を読む

東邦出版ジャパンクラス編集部『JAPAN CLASS それはオンリーインジャパン』

2015-03-22 19:45:09 | 趣味(読書)
3月21日の朝日新聞の広告にふと目が止まった。外国人から見たニッポンは素敵だ!のタイトル。今までも何冊もの同様な書籍は読んできた。しかしふと右側の内容に思わずなるほどと感心してしまった。 ニッポンの日常風景 児童の一人通学についての外国人のコメント 外国人「こんな小さな子がひとりで電 . . . 本文を読む

東野圭吾『虚ろな十字架』

2014-12-16 22:51:52 | 趣味(読書)
東野圭吾『夢幻花』以来の東野氏の作品だ。最新作かどうかは別にして今年5月25日初版発行だ。従ってごく最近の作品となる。 この作品を読んで、実はかなり心(気?)が重くなった。読み終えた時に、また何とも重いテーマを書かれたモノだと思ったが、この様な形で、刑罰としての「死刑」を扱ったのは珍しい。氏の作品では初めてだと思う。もちろん過去「死刑制度」を扱った多くのフィクションはたくさんあるが・・・。 先 . . . 本文を読む

三橋貴明『日本経済を豊かにする経済学』

2014-08-16 16:32:20 | 趣味(読書)
今回紹介する本は、小説つまりフィクションではなく、実用書だ。しかも日本の経済の話だ。この著者の三橋貴明氏はつい最近知った。氏は経済学者ではないと思うが、話の内容は非常にシンプルで且つ断定的な表現が多いので、逆にわかりやすい。 マスコミ等の記事を読むと、脅しから入る記事も多く見受けられるが、嘘ではないが、正しくはない表現を使うマスコミが多い。またそう言う表現を使った方が、国民の関心をひくからだと思 . . . 本文を読む

東野圭吾『夢幻花』

2014-08-16 15:25:46 | 趣味(読書)
東野氏の最新作かは知らないが、割りと最近の作品だ。『夢幻花(むけんばな)』と言う作品だがやはり氏の作品は面白い。私には一番あっている気がする。とにかく面白い。そしてこの作品も映画になりそうな作品だ。 ネタバレ解説、しまうましたなどでこの『夢幻花(むけんばな)』のあらすじを詳細に(本当に詳細に)解説されているので、参考までに紹介しておく。 もっともあらすじを知ると、読んでも面白くないと思うので、 . . . 本文を読む

江波戸哲夫『定年待合室』

2014-08-16 15:01:44 | 趣味(読書)
定年まで、1年を切った直後に、タイトルの定年に目を惹かれて手にとった作品だ。この作品も私に取って初の作家だったが、なかなか面白い。シリーズ物として続けられそうな作品であり、またドラマにもできそうな作品だ。それぞれ一話完結物として・・・。 この作品の中には、その会社の本業つまり主流の事業からは、外された有能な方が沢山登場するが、いずれも以前の仕事に未練があり、力を発揮したいと思いながら、窓際族的な . . . 本文を読む

江上剛『断固として進め』

2014-08-16 14:39:19 | 趣味(読書)
今回は、江上剛氏の『人生に七味あり』、『ごっつい奴 浪花の夢の繁盛記』につづいての作品だ。この『断固として進め』と言う作品だが、これはフィクションではなく、ノン・フィクションだ。しかも私が昔から愛用していたデジカメのメーカーFUJIFILMそう富士写真フイルムと言う会社の話だ。詳細は私も今まで知らなかったが、最近ではかなり有名な話の様だ。失敗と成功の例として。 2000年当時世界の2大カメラフイ . . . 本文を読む