YOMIURI ONLINE 読売新聞のガラケー出荷、スマホを上回る…国内メーカーによると
電子情報技術産業協会(JEITA)などが11日発表した国内メーカーによる1月の携帯電話の出荷台数は、前年同月と比べて8・5%増の201万5000台となり、2か月ぶりに前年実績を上回った。
集計対象には米アップルのiPhone(アイフォーン)や韓国サムスンのギャラクシーなど海外メーカーの製品は含まれていないが、国産に限れば従来タイプのいわゆる「ガラケー」の好調が目立つ。 スマホが0・5%増の92万4000台だったのに対し、ガラケーは16・4%増の109万1000台で、5か月連続で前年を上回った。出荷台数の割合は、ガラケーが54・2%、スマホが45・8%だった。 JEITAによると、「スマホは通信費が高いため、従来型の携帯電話に戻す動きも出ている」という。 (2014年3月12日07時36分 読売新聞) |
この記事を読んで瞬間、この記事の意味はなんだろうか?と思った。ネットで検索するとほぼ同じような記事が他の媒体からも掲載されていた。つまり読売新聞だけではないと言う事になる。
私的にはこの記事の意味や目的が分からない。統計データとして、電子情報技術産業協会(JEITA)が発表している数字は事実だ。しかしそれは真実を伝えてはいない。上記でも、「iPhoneやギャラクシー等の海外メーカーは含まれていないが、国産に限れば」との注記があるが、それでも、これは意味を成さない。そうこれは詐欺と同じ手法だからだ。
2013年の国内携帯電話の総出荷台数、前年比10.2%減の3929万台のリンクにもあるように、2013年のメーカー別出荷台数シェアは、Appleが前年に続いて1位。出荷台数は1277万台(前年比25.3%増)でシェア32.5%(前年比9.2ポイント増)となっている。つまり32.5%のシェアを持つAppleのiphoneを除いての分析や評価等は意味を成さない事になる。
これがわかっていながらなぜこのような事をメディアが報道するのだろうか?基本詐欺の手法と同じなのだが。
つまり、嘘でも良いので、日本のメーカーに携帯端末市場で頑張って欲しいと言うメセージと解釈したい・・・
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