社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

お金に関わる処理は迅速に(お客様にも強力会社にも迷惑を掛けない様に!コンプライアンス以前の問題だ)

2011-02-11 07:36:16 | 会社の仕事

若い頃、営業の仕事をしていた。そして何らかの事情で、お客様に大変迷惑を掛けてしまった。私からコンピュータシステムを購入して下さり、お金を支払うと言って下さったのに・・・。何か理由があったのだが今となっては思い出せない。しかしおそらく何らかのミスを犯し、正式に請求書を発行する事ができなかったと思う。そして遅れに遅れ、やっとの事で処理できた。おそらく処理が遅れた事で、社内的にまずくなり、お客様にウソを言いながら逃げ回っていた気がする。全く若気の至りだ。

そして、以降お金に絡む処理は、最大に注意して、請求も支払いも迅速に処理する様にしている。以降おかげさまで、私が直接関係する仕事上でお金に関わるトラブルは起きていなかった。最も最初の会社から転職後、営業関係の仕事はしていないが・・・。

さて東京の単身赴任時代の話だが、このお金に関わる処理で問題が発生した。私の上司でもあった部長が、部下にさせた仕事で外注先への支払いの処理をほったらかしていた。何と総額数千万円の話だ。部下が処理できる範囲も超え、もちろん権限もなく、どうして良いかも分からず、私に泣きついてきた。

その部長は、既に人事異動で他の部署に移っており、どうしようもなかった。余りにも無責任で部長と言う職位の認識がない。しかし今となっては遅い。と言うかそれまで処理できなかったのだから、追跡して依頼しても先に進まないだろうし、既に仕事が終わっている分を早急に支払い処理しなければ、まずい。また迷惑を掛ける。法的にもまずい。

すぐに、その外注先へその部下と飛んで行って、社長へ挨拶と現状を聞き、早急に支払う額を決めると同時に後の処理を決めて来た。そして、その方法を数日頭で思案し、知り合いの他の部署の企画担当にも相談し、当社(親会社)の経理とも相談し、処理と決済方法を決断した。当時の部署の会議で上司に相談し、且つ会議でも事の現状と、誰の責任かを明確にし(つまり元部長)、決済をとって処理した。

これも最後はひやひや物だった。しかしこれで事が全て終わった訳ではなかった。その仕事の青果物をしてのハンディデータロガーが山の様に納入され、これを無償で世界中の顧客に配布する事となったのだが・・・。

この装置を開発する事もその後の処理も全て、部下の担当者がやっていたが、その開発決済から物の処理まで結局私が判断する事となった。

余りにも情けない状況だった事と、私の処理した内容の検証も含めて、その後の内部監査で、全て監査の方に話しした。当時の部長に問題があった事、そしてその後部長クラスの決裁者が日本にいない状況が多かった為に、私が処理した事、そしてその成果物は販促品として、無償で世界中に配布する事、その在庫管理は毎年報告する事と・・・。処理の内容を把握された監査の方が後日、部門への報告をして下さったが、大事には至らず、ホットした。

その後、今度は他部門から来た部長クラスの飛んでもない事件が発生するが、それは今回は触れない事にする。

要は、お金に関する処理の大切さを仕事として考えると、大変重要な事なのだが、それを思った以上に認識できていない方も多いと言う事だ。一部上場の部長クラスでも。何ともさびしいと言うか、悲しくなってくる。当社でも最近はコンプライアンスを最重視しているので問題ないとは思うが・・・。最後は役職と言うより個人の意識の問題なのだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿