個人向け国債固定3年満期で年0.11%(税込)の様に、今では金利だけでは何も増やせない。しかし、定年は身近に迫っているし、待ってはくれない。給料が貰える内に何とかしなければならない。この中で最近力を入れているのが、外貨預金だ。しかしこれもここ最近の円高と政府の無策でまた大損をしている。しかし他への投資はよりリスクが高い。と言う事で今が逆に外貨への投資だろうと、考える事にした。
しかし、これは、外貨をリアルタイムで24時間売り買いできる事が条件となる。これができるのは、ネット銀行しかない。
ネット銀行では、既に「じぶん銀行」に口座を持っており、リアルタイムな外貨預金に使っている。しかしここだけに依存するのはリスクが高い。と言う事で、新たにネット銀行を探した。結果、「住信SBIネット銀行」に決めて、講座開設を申し込んだ。「じぶん銀行」の時には、専用の口座開設の為の書類と身元確認書類を送った気がするが、何とこの住信SBIネット銀行はインターネットだけで口座開設の手続きが全てでき、且つ手元にカードが送られて来た。この時に初めて、「本人限定受取郵便」なる物の存在を知った。
通常速達や受取確認郵便等では、家で家人がいれば、本人でなくとも受け取る事ができる。もちろん郵便局に取りに行ったら、本人の確認書類「免許証等」がいるが・・・。つまり家人がいる住所が重要なのであって、本人である必要はない事になる。マアーふつうはそうだろう。
しかし、今回の「本人限定受取郵便」は違った。まずこの郵便が届いた封書のお知らせを家に届け、そのお知らせと同時に身元保証の書類を持って取りに行くか、再度届けてもらわないとならない。つまり本人を必ず確認して受け取る郵便となっている。しかも郵便局に取りに行った場合には、普通免許証のコピーまでとられた。
これは、ネットだけで一発で口座開設ができ、且つカードを発行して貰える事を考えると、便利さとその本人確認を厳しく行う上では、大変便利だ。いちいち専用の口座申込書を送ってもらう事や、こちらから贈る双方の郵便台等や専用の申込書の印刷代やおいてもらう費用等を考えたらきりがない程無駄た。ネット銀行として徹底的な合理化を行うならこれは素晴らしい事だと思う。
さて、この「住信SBIネット銀行」を調べてみると、実際に使っている方の評価はすこぶる良い様だ。しかもメインバンクとしても。私の考えはネット銀行をメイン銀行とは考えられないが、多くの方がネットバンクをメイン銀行としているようだ。うーん世の中も変わった物だ。これはメインバンクの定義と言うか条件がいりそうだ。私が考えるメインバンクはと言うと
- 会社の給与振り込みができる事。会社の経費精算口座がある事(会社の系列やメインバンクで決定)
第一勧銀 -> 三井銀行 -> 郵貯銀行(郵便局) -> 三井住友銀行(住友銀行) - 住宅購入時の公的資金の扱いができる事(地元となる)
三井銀行 -> 足利銀行 -> 近畿大阪銀行(大阪銀行) - 電気、ガス、水道、新聞、TV、携帯電話、インターネット等の支払いができる事(テンポラリー的)
となろう。実は、昔は上記の1と2で必然的に銀行が決まった。そう私のメイン銀行は1で勝手に決まったが、これは2回の転職で、必然的に変更された。すると上記2のサブ銀行も家を購入、転宅する度にこれも変わった。そして上記の3は、銀行の自動引き落としより、クレジットカードの方がポイントが付く為、こちらがメインとなった。
この流れだけで行くと、メインとサブとそして郵貯銀行(利率が良かった事で大半の方はここを貯金する銀行においていたのではないか?)が通常良く使う銀行ではないか。
そして、これに貯金とは別の投資信託や株の為にネット銀行や投資信託系の銀行が加わる事になった。実際当家はそうだ。銀行や証券会社の垣根が無くなったおかけで、自由な取引が可能となったからだが、それだけに、この投資の為の銀行には、効率性と安全性が求められるが、これはリスク分散で回避するしかない。
と言う事だが、上記の「住信SBIネット銀行」は、上記の1や2そして3の条件も兼ねている事になる。特に3に絡むが、ATMの問題で全国に展開されているセブン銀行やローソンATMが使える事が最大のメリットだろう。しかし私が目を付けたのは、外貨預金だ。
今の「じぶん銀行」はドル、ユーロと豪ドルの3種類のみで、それぞれ対円との取引となる。もちろん手数料は最安の方だ。手数料は片道、ドルが25銭(10銭)、ユーロが25銭(10銭)、豪ドルが50銭(20銭)となっている。
※()の中はキャンペーン中の手数料。この手数料が安い事とリアルタイムでの取引ができる事が最大のメリットだった。
さて、これを「住信SBIネット銀行」で比べると、扱える通貨が8通貨となり、且つ円普通と米ドル普通からの通貨購入ができる事がじぶん銀行より有利な点だ。主要な3つの通貨の手数料をじぶん銀行と比較するとドルが20銭(10銭)、ユーロが20銭(10銭)、豪ドルが50銭(20銭)で、この手数料も「じぶん銀行」より安い。通貨の中で、じぶん銀行では扱えない外貨の内、英ポンド、NZドル、スイスフラン、カナダドルが扱えるのはすごい。これで、円に対して、全世界の通貨が暴落しない限り、リスク分散する事ができる。と言いながら、今の所は米ドルとスイスフランだろう。この結果とこの銀行の使い勝手についてはまた別途掲載する事にしよう。そうじぶん銀行のメリットでもありデメリットでもあるauの携帯でなければ取り扱いができない事が・・・。
※今ではau以外の携帯でも取り扱いできるようだが。
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