3月21日(土)の朝日新聞のbe on Saturdayの記事からの話です。
伊勢正三氏が書いた『なごり雪』。なんと『かぐや姫』(つまり南こうせつ)と参加する事になり、『神田川』がヒットし、次の曲の為に伊勢氏が書いた曲がこの曲であるとの事。故郷の大分県津久見市を思い浮かべて作詞作曲し、「かぐら姫」のアルバム『三階建ての詩』の収録曲として1974年発表された。19975年にはイルカさんが歌いヒットしたとの事で、この曲を聴くたびに懐かしい思い出に満たされると同時に、懐かしさを覚える。
この曲の由来を知ったのは、この朝日新聞のbe on Saturdayが初めてであり、新鮮な感じを受けた。このブログを見ている方は、おそらく『神田川』や今回の紹介する『なごり雪』の世代だと思うが、なんだか、時代背景を聞くと楽しくもあり、悲しくもある。著作権が問題であるが、下記になごり雪の歌詞を掲載する事にした。別にこれで商売するわけではないの(何の利益にもならないの)で、ジャスラックから文句は来ないと思うが・・・。本ブログを見ている人が懐かしんで歌ってもらえたらいいなと思うが・・・。
汽車を待つ君の横で
ぼくは時計を気にしている
季節はずれの雪が降ってる
「東京で見る雪はこれが最後ね」と
さみしそうに 君がつぶやく
なごり雪も 降る時を知り
ふざけすぎた 季節のあとで
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
動き始めた汽車の窓に 顔をつけて
君は何か 言おうとしている
君の口びるが「さようなら」と動くことが
こわくて 下を向いてた
時が行けば 幼い君も
大人になると 気づかないまま
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
君が去った ホームに残り
落ちてはとける 雪を見ていた
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
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