以前、朝日新聞掲載の蛇蔵&海野凪子『日本人の知らない日本語』の広告についてで掲載したこの書籍を、先日購入した。早速奥様がにほんごきょうしつに持って行った。結果どういう反応があったが興味があったが、日本語の講師か学習者から、全く別の書籍の要望が出たらしい。
つまり、この『日本人の知らない日本語』は、読み物としてはかなり面白いが、実際これを使って日本語を教える教材や、講師へのインセンティブになるかと言うと、目的が違ったと言う事になりそうである。奥様の意見に基づき、私も斜め読みで簡単に全部読んでみたが、確かに内容は面白い。しかしその内容はかなり高度であり、日本人でも殆ど答えられない。従って教材には使えないし、講師への参考とも成らないとの結論に成りそうである。私的にはなかなか面白かったし、実際このような場面の質問を受けた事もあるので、如何に日本語教師が大変か理解できるつもりである。もっとも私達は、ボランティアで教えているので、この書籍をだされた方とは基本的に立場がかなり異なると思う。
上記で述べた様に別の教材の1頁コーピーで、要求があったらしいが、そのコピーを見る限り、かなり著名な漫画家の書籍と思われるが、ネットで調べるも分からず、結局奥様が大阪のジュンク堂に行ってそのコピーで探して貰ったが、結局分からずじまいだった。
変わりに見つけた教材が『ドラえもんの国語おもしろ攻略慣用句びっくりことば辞典』で、ほぼ内容的には同じ内容であり、これを参考書の一つとする事を奥様は考えている様である。値段も760+税とお買い得で、これで日本語の教育ができるのであれば安い買い物となると思う。
しかし、上記コピーで持ってきた教材の著者や題名がわかないのが悔しい。知っている方がいらしたら教えて欲しいと願っている。
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2009年2月20日初版発行 880円+税 |
1995年7月20日初版発行 760円+税 |
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