7月に地上波アナログ放送が終了し、8月の夏休みも過ぎ、9月に入った。夏ももう終わりとしたいところだが、まだ暑いし、超遅い雨台風12号の被害はあまりにも大きい。
さて9月と言えば、大半の企業の上期決算の月となる。そう販売達成の為に必死になる月と言う事だ。しかし今年は昨年ほど猛暑でもなく、エコポイントもない。地上波アナログ放送も終了した。生産増へは、節電が大きな壁となっている。
と言う事で、9月に入った薄型TVの価格がどうなっているかを気にしてみた。また毎度ながら大手家電量販のチラシ比較だ。ヤマダのチラシに32インチ液晶TVが台数限定5台ながら29,800円と掲載されていた。SHARPのAQUOS LC32E9だ。私が知る限り、今までの最安価格だろう。
既にSHARPは家庭用液晶TVの液晶事業からの撤退を表明している通り、確かにこの値段ではもう企業が利益を上げる事はできないだろう。同様にLED液晶の40インチ以上でも価格破壊が更に進んでいる。新しい差別化されたTVへの価値創造が必要な時がきていると感じた。
しかしそうは言っても現状の商品を売るしかない家電量販とすると、価格を下げても売れるのであれば売ると言う方向らしい。それも仕方がない。そして、これは更なるデフレの進行のような気がする。給料が上がらず、毎年前年より、平均年収が下がり、地価も下がり、物価も下がる。しかし円高は止まらない。新しい内閣には期待したいが・・・。子供たちの世代に負の遺産がどんどんたまっている気がする。
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